題名の通り、感想は此方にお願いします。
以下は記事規約↓
●対象は『書き込み時点の週刊少年ジャンプ最新号で連載されている作品(休載作品含む)』と『最新号に掲載されている読み切り(此方は猶予2週間)』『一番最近の改編で終了した作品(現在の該当は一ノ瀬家の大罪、アイスヘッドギル)』『ジャンプGIGAの最新号掲載作品』です。
●作品感想に限らず、人気投票などの企画についても此方に。
●今まで掲載順速報に書かれていた方も此方にお願いします。予想に絡む場合は別ですが。
●感想の解禁は公式発売日の0時から。ネタバレ禁止。
●あくまでも感想置き場なんで、私の感想以外のコメントにレスをしてはいけません。したら消します。
●他の記事でここのコメントに触れるのもやめて下さい。
●私から自発的に感想コメントに対してレスをする事はありませんが、返信を希望される場合はその旨お書き下さい。レス返しします。
●名無し、名有り、公開範囲などは自由です。
●感想の毀誉褒貶も自由ですが、公開コメントではある程度の節度は守って下さい。過度の感想を書きたいなら公開範囲を管理人のみに。
●連載陣感想を主体とするならば上記作品以外を挙げる、触れるのも可ですが、同じく節度は守って下さい。
●コメント数が一定数に達し次第新たな記事を立てます。
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- 2028/12/29(金) 23:59:59|
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もうそういう季節です。
判断基準としましては、読み切りとして一定水準以上は最低条件、優勝作品はほぼ連載となる金未来杯なので連載となってどうかも支持するしないの基準となります。
あくまでも個人の感想です、何の参考にもなりません。優勝とかまず当たりません。
お気軽にお目通し下さい。
この記事は更新する度に上がります。
【ほうきの狩人/支持しない】
っぽさとこぢんまりの集まり。
まあ、達者です。絵は見辛いなどはなく白黒のバランスもいい。デザインも受け入れやすく最後まで読み進める上で引っ掛かる部分もない。話もハンター稼業をしている主人公がひょんな拾い者をして……というベタ王道ですが、フクロウの性格がやや独特なので独自性も一応出ていますかね。
しかし基本的に世界も画面も演出もこぢんまりとしています。別に世界が広がってないといけないことはないんですが、せっかく空飛ぶ箒を主軸としているのに画面も演出も小さく纏まっているのは余りにも勿体ない。
具体的に書きますと、空という広い行動範囲があるにも関わらず画面構成に箒を中心とした引きの絵がほぼありません。なので普通の箒の速さがどんなものか分からないし付随して羽丸がそれらと比較してどう凄いのか全く表現出来ていません。サラマンダーを突き破ったのも凄いことなのか受け止め辛いから、魅せの場面になりきれていない。引きの絵が無いと速さが感じられないだけでなく空間を表現出来ていませんから、飛び回れている利点を全く活かせていないと思います。
またそれにこれまた付随しますが、演出が上手くいってないお陰で何が凄いとか強いとか早いとか全部「っぽい」止まりになってしまっている。フクロウが凄腕なのも羽丸がじゃじゃ馬高性能なのも言葉止まりで凄腕っぽい高性能っぽいまでしか感じ取れず、魅力に繋がっていません。何せフクロウの腕前を見せた冒頭はほぼ止まっているような絵面でしたし羽丸の性能は明確に「羽丸の」という描き方は全くされてませんから、惹かれようがない。加えるとボスの炎もせいぜい制裁に手下の顔をちょっと焼いただけしかしていないので、サラマンダーが本当に凄い技か分からないしそれを突き破ったことに爽快感が生まれない。サラマンダーは凄い技っぽいだけ、それを破ったのは凄いっぽいだけ。物語としてあんまり面白くありません。
長々書きましたが、詰まるところ絵が上手めの普通の読み切りでした。金未来という舞台を考えると明確に力不足で、支持は当然出来るはずもなく。連載化は出来る題材ではありますがそれだけ、来られても短期打ち切りしか見えません。
【部屋の一族/支持しない】
マジで困った。
結論は先に出ました。ただ当初は物凄く漠然とした感覚的なものなので言葉にしにくかった。
ドロボーと華との心の交流、部屋の一族という謎の存在を生かした話作り、綺麗な締め。まず物語としてはよく出来ていました。特に華の心が溶き解れていくさまが丁寧に描かれていたのが、読み物としての良さに直結していましたね。
ただこういう場合によくある事で、よく出来ていた分連載にはしにくそうです。部屋の一族という存在から話を広げることは可能ですが、殺しも厭わぬ異能力集団という部分しか見えてこないので、何故この集団が警察から警戒されるほどの存在たりえているのかが説明不足。多分能力を使って裏稼業に関わっているなんでしょうが、それならそれとキチンと提示した方が次への広がりをイメージしやすかったり話の続きへの期待に繋がったりしたと思います。こいつらがどういう奴か見えてこないからドロボーの言葉が言葉だけになり、捕まえるからという部分にイマイチ興味が湧かない。
んで上記にそのまま関連してかつ言葉にしにくく何となくこれかなと思った「支持しないになる理由」は、華の心の動きや華との交流をメインにし過ぎて、ドロボーが物語の主役になってないんですよ。読み切りとしてよく出来ているのはあくまでも華が部屋の一族という存在に出会ってあれこれという物語としてであって、ドロボーはいわば脇役やオプション。中心にいない。となるとまず当然華が主人公の話はこれ以上広げようがありませんし、ドロボー主人公の話に興味を持とうとしてもあくまでも脇役止まりで描写が足りないし具体的にどういう展開が待ち受けそうかの提示がない。殺し厭わぬ集団相手としてもバトル展開を期待するような作りにはなってませんし、部屋の一族そのものも謎部分がほぼ出尽くしてそうで沢山出てくる相手としては魅力に欠ける。期待を持ちようがない。ちょっと連載に想像を働かせるのは難しいです。何のジャンルで来そうか分からないことには、連載化したらこんな作品になるんだろうなという支持が難しいんですね。
ドラマってやはりドラマ部分に偏重し過ぎると作品の構成として連載向きじゃなくなるんでしょうか。読み切りとしては面白かったなと言えるんですが、連載という方向は全く見ていない作品になっちゃった感がありました。
【カンヴァステラ/支持しない】
合わん。
基本的にしっかりした作品です。カイガの変人だろう部分と主人公らしい部分は共に強調されていて人物像が曖昧にならず、かつ人助けもし凄さも見せと好きにならせる要素も散りばめてある。絵が実現するという分かりやすさ、しっかりとした勧善懲悪に最終目的と展開や連載のしやすさも満たしていて、金未来向けとしても考えて作られているなと。「画家」が「画家」たる部分が若干曖昧で顕現そのものが人依存なのか筆依存なのか両方なのかハッキリしていません……最終目的が筆なので筆依存にも読めますがじゃあ一般人がそれを持っても拙い割に顕現出来るのか無理なのかなど……が、気にならない人は気になりませんし気にさせない程度には漫画として楽しませてくれています。連載となるなら説明すべきですが。
ただ絵を題材にするにはちと画風がのっぺりしている上、画家の巧拙即ち能力の巧拙が画面から伝わらない程度には画力が題材に追い付いていないか題材を適切に提示出来るほど扱いきれていないかが気になりました。例えばカイガの絵だけ物凄く気合い入れて表現して違いを分かりやすくするみたいな、そういう演出の部分で伝わりやすく凄さを見せてほしかったです。そういったものがないと、能力の巧拙判定が台詞頼みになっちゃって勿体ないです。
あとは……完全に好みの問題か解釈の問題かなんですけど、テアって昔完全に死んでいて今のテアはカイガが絵としてテアそのものを一から描いて生み出したものなんですよね?死ぬ寸前だったテアをカイガの力によって命を繋ぎ止めてるわけじゃないんですよね?それがなんか、主人公としてはちょっと狂気的過ぎないかと思ってしまいました。例えばカイガがその点をキチンと認識していてその上でも伝説の筆を……って緩衝があればまだ許容範囲だったかも知れませんが、その敵にこそいそうな狂気を好かれそうなポイントとして描いてるように見えてしまって、合いませんでした。脇役としてならまだ……だったんですが、主人公としてはどうしても支持するものとして消化しきれませんでした。これ敵だよな?がどうしても抜けなかった……。
作品としてはキチンとしています。優勝してもおかしくないかなと思います。だから完全に好みの問題で支持しないです。狂気と思わなきゃ支持するもありえましたが、思っちゃったらどうしようもありませんでした。
【ZOOKEY!!/支持しない】
いらん勇気。
上手いところから書くと見辛さはない。登場人物も最小限で整理されている。物語も読み切りとして上手くやりつつ連載にも繋げられる。こんな所でしょうか。
ただ粗がかなり目立ちます。まずゾーキーの印象が酷く不安定です。飄々としているのか任務や恩義に忠実なのか定かになっていない。取り敢えず2ページ目までの彼とそれ以降の彼は髪の整い具合を抜きにしても別人にしか思えません。敵ボスもとんでもなさそうな雰囲気を醸し出しながら不死身人間と相対する割に強いわけでもなく残虐性も初っ端以外生きていないので見かけ倒し、性格がある程度一貫してるのはルアくらいでしょうか。あと人質が銃を持っていたりいきなり侵入してきた不死身人間に対して用意されている特製麻酔銃、ルアの正体明かしをしたいがために依頼を無視してルアを連れたままボスに突撃したりなどちょっと展開に合わせ過ぎで無理があるなと。ルアをお飾りにしたくなかったんでしょうが、体がいくらでも再生するしそれを使った武器で直前まで戦ってたのにそれがボロくなった程度で武器が無いんでしょは流石に……。
あとまあ一番気になったのは、アンデラがあるのに不死身体質を生かした不死身改造人間をよくぞ題材に選びましたねと。別に不死身体質はアンデラの特権ではありませんが、比較は不可避。となると本当に何でもありで不死身を戦闘に生かしきり画面も派手なアンディに比べ、首が飛べば死ぬし血を与えないと戦闘に幅がなく不死身を戦闘にあまり生かせていないゾーキーは地味で面白味に欠けて見えてしまいます(ちょうどアンディ復活してきたのは不運ですが)。これで話が面白いとか尖ったところがあるなとか絵力あるなとかあればこれはこれでと差別化して楽しめたんですが、そんなパワーは全体的に感じ取れませんでした。そうなるとちょっとサカモトが過る画面も相まって「劣化版」の印象がどこまでも付きまとっちゃうんですよね。
話は普通、絵も画面もそこまで上手くなく、オリジナリティも感じられないとなるといよいよなんでここにいるんだろと思ってしまいました。飛び抜けた欠点があるわけではないですが、加点要素もない。総じて普通未満が結論になってしまい連載化とかそれ以前としか言いようがありません。
【総評】
ぶっちゃけ近年で最低。
昔過ぎると流石にリアルの感覚が薄れてしまうので金未来全体での総論とまでは出来ませんが、少なくともこのブログを始めてからの中では最低レベルだったと思います。
近頃はこれで金未来を名乗るのかという年度の方が多いんですが、その中でも悪い意味で抜けていました。インパクトが弱い、カタルシスが無い、良くも悪くも尖ってるとかもない、薄味ばっかり、読者を見ていない。厳しい言葉が並びますが、正直に書けばこうなっちゃいます。悪い意味で感想を書きにくい作品が続いていて、本当に記事にすることすら難産でした。ホント、なんで開催無しに出来なかったんでしょう。
1.カンヴァステラ
2.ほうきの狩人
3.部屋の一族
4.ZOOKEY!!
並べたらこうなりますが、本音で書くと、
1.カンヴァステラ
2.ほうきの狩人、部屋の一族、ZOOKEY!!
こうです。
カンヴァステラだけ本誌掲載レベル、部屋は本誌に載るけど良かったねで終わりレベル、ほうきとゾーキーはGIGAに載るレベル。カンヴァステラも図抜けているわけでもなく、多分来年も辛うじて思い出せるけど来なくてもそこまで残念でもないくらい。上の感想では優勝してもと書いていますが振り返るとそこまでだったかな、と思う程度。
どこまで書いてもキツい言葉にしかならないんで、この辺りにしておきます。
- 2023/10/31(火) 14:53:01|
- ジャンプ感想
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タイトルのままです。
感想記事のコメントに書いてもいいんですが、予想メインで混じるので個別記事にしてみます。
●一ノ瀬家の大罪
ここまで計算して話を作ってましたね。
んで思ったんですが、センターがほぼ確定なのを利用してこの話数にセンター持ってきてもらうようにしてた可能性無いですかね。そうなると他と貰うタイミングが結果的にズレた可能性もありますが、考えすぎ?
少なくとも突き抜けが無いのを利用して10話で展開ひっくり返すのは最初から考えていたのでしょう。
●逃げ上手の若君
周年&100話に山場を持ってこようとしてるのだろうなと。逆に言うとそこまで巻頭はないのかもと。
●PPPPPP
ドン編なのか把握しかねる。少なくともあと1話2話では終わりますまい。展開読みとしてはラッキー目覚めてどうなるか。
●大東京鬼嫁伝
終わりには間違いなく向かっていますがこちらも1話2話ではなさそう。
●ギンカとリューナ
ギンカが完全に単独主人公。候補の中では一番終わりから遠い展開してる。
●高校生家族
三年生に向けてガンガン話作りの土台を整えているのか三年生で終わるために整えているのか。
これらを見て思ったんですが、ある程度の周年(とひょっとしたらワンピ巻頭も)を済ませてからそれなりの数を終わらせてきそうに思いました。
加えてのそれなりの数のinがあるかは、枠数をどうするかで変わるでしょうかね。20に戻すならあまり入ってきません。21のままなら3in4inくらいはあるかも。
なんとなく思ったのは10号か11号辺りから暗号イチゴーキ人造人間のセンター消化→14号逃げ若巻頭→2inないし3inの改編→17号or18号ブラクロ映画巻頭→18号or19号マッシュルアニメ開始巻頭って感じのスケジュールです。
根拠はありませんから普通に外れるでしょうが。
書いてて思いましたがマッシュルアニメって未だに放送開始日どころかどこで放送するかも分からないんですね。全国放送じゃないなら巻頭貰えない可能性普通にあって予想に更に影響してしまうんですが。
- 2023/01/31(火) 17:20:50|
- ジャンプ感想
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2022年度に始まった新連載を2023年6・7合併号までの掲載順やセンター獲得話数と共に振り返ってみましょう。
あくまでも、ただの個人的感想推測の書きなぐりですのでご了承ください。
最新4inは補正が切れてないので完全主観です。また人造人間100は同期がこの年度なので加えています。
【あかね噺・現在45話】
(C:2・12・16・18・19・22・29・34・37・42)
(*1 *6 10 *7 *9 *8 11 *7 *8 *9 *4 *6 *8 *8 *7 *6 10 10 *8 *2 *8 *6 11 *4 *4 *1 *8 *3 *7 11 *8 *6 11 *4 *1 *8 *6 *2 10 *3 10 *9 *1 13 *9)
今のところの年度筆頭です。落語&女主人公という難しさを面白さで突破していますね。
あかねが才能も伸びしろもあり不快にならない範囲で感情豊かに切磋琢磨しているのと、何より落語をかなり分かりやすく伝えているのがここまで上手くいっている理由でしょう。この作品で初めて落語の内容を知った方も多いのでは?
あとはあかねに如何に上手くいかせ上手くいかせないかのバランスを崩さないか、読味が一辺倒にならないように出来るかが鍵となるでしょう。
【地球の子・全27話】
(C:2・12)
(*1 *6 10 *7 11 *8 10 11 *7 *9 13 13 15 15 16 17 19 17 17 15 16 17 17 19 17 18 17)
ここまで意味の分からない作品が世に出るとは。
思考の押し付けをひたすら繰り返し特に興味を持たせてくれなかった夫婦のあーでもないこーでもないを延々延々見せられて、何をどうしてアンケに繋がると思ったのか理解出来ません。
ここまで夫婦絶対主義で息子すら舞台装置に成り下げて、何がしたかったのか誰か教えてください。ダントツ年度最下位です。
【すごいスマホ・全23話】
(C:2・10)
(*1 *6 *6 *9 *8 11 11 *9 14 11 12 13 14 16 16 16 15 18 17 18 16 19 18)
割とどうにか出来たと思いますその1。
Qに魅力が足りなかったことはなく、謎も充分あったでしょう。ハッタリ要素もありました。全一郎との対立も構図自体は悪くなかった。
ただずーっと戦う相手とするには全一郎は何でも持ちすぎだったと思います。またハッタリが白ける方向に流れたのも良くないんですよね、ハッタリは一見凄く格好良くないと。
色々足りなかった結果、デスノになれなかったデスゲーム紛いに留まっちゃった感じです。
【ALIENS AREA・全20話】
(C:2・7)
(*1 *6 *8 *6 *8 *9 *9 12 16 17 19 17 16 17 18 17 17 18 16 17)
割とどうにか出来たと思いますその2。
重ね重ね、なーんで暫くの間でも辰巳と写楽のバディ物で進めなかったんでしょう。
格好良いとか凄いとかの部分を預けたはずの写楽を暫く外に置いて五課の仕事と人間を描こうとしたのはかなり悪手でしたし、その興味が離れそうなタイミングで絵が荒れまくったのは……。
頼れつつ謎秘めた先輩写楽とそれに付いていく辰巳って形を崩さず異星人との関わりや五課の仕事を描いていれば、徐々に裾野を広げていけるチャンスは続いたように思います。
いやあ、本当に惜しすぎる。
【ルリドラゴン・現在6話】
(C:2・6)
(*1 *7 *6 10 *6 休 *9 休 休 休 休 休 休 休 休 休 休 休 休 休 休 休 休 休 休 休 休 休 休)
この作品のジャンプ内での評価は結局定まってないんですよね。
売上は凄いんですが、それは若干外側の話。勿論同じだけジャンプ内でも反応良くて順調に連載してれば主力候補に位置付けられてましたとかも有り得ますが。
思い返すとどうにか6話までは掲載してセンターもやらせてとしてみたように見えますから、アンケがキッチリ取れてたのだけは間違いないとは思いますし、今は帰りを気長に待つだけです。気長に待つのは大事ですよ、ビィト然りトリガー然り。
【大東京鬼嫁伝・現在18話】
(C:2・9)
(*1 *4 10 *7 *8 *8 *7 *8 10 11 14 14 20 20 19 18 18 21)
及第点くらいの絵と及第点くらいの話を読みにくさが全力で足引っ張ってた印象です。とにかく読みづらい、読みづらいから作品がちゃんと頭に残らないししっかり読む気にならない。
んでそこからキャラガチャしたりシリアスしたり。作品コンセプト考えたら、あくまでもじんたと愛火のやり取りにスポット当て続けた方が立て直せたと思うんですよね。ヒロイン増やしていい作品では無かったと思います。
【ギンカとリューナ・現在17話】
(C:2・9・13)
(*1 *5 *9 *5 10 *6 11 12 10 10 12 12 14 15 17 22 16)
当初のリューナが頑張りそうとか世界を旅する広大感はどこへやら、特定の目的地でギンカがやりたい放題しています。そんな作品でしたっけ。
序盤から説明放り投げてテンポ優先だったのはともかく、その辻褄合わせを今している感じはちょっとしますし、それを思い切り立ち止まって行ってるので世界が小ぢんまりとした気もします。
当初と今を見比べると別作品みたいな印象すらあります、上手くいくんでしょうか。
【一ノ瀬家の大罪・現在8話】
(C:2)
(*1 *4 *9 *8 12 *5 14 10)
まだ補正が切れてませんから全体評価は見えてませんが、多分最初のアンケは良かっただろうと断言出来ます。そのくらい惹かれる1話でした。
今となっては、一家が記憶喪失である必要性が一切ないので1話倒れの印象があります。翼だけ記憶喪失を切っ掛けにガラリと変わってそれが問題だらけの一家に変化を……でも何一つ変わらなそうな不思議。それどころか翼が記憶喪失の必要も若干弱いくらい。
多分1話で物凄く振りかぶった分の肩透かしを今たっぷり味わっているのでしょう。これからを面白くしてくれればサカモトよろしく印象が変わりそうですが、記憶喪失の必要性ゼロな詩織の話を見ていると不安しかない。
【暗号学園のいろは・現在7話】
(C:2)
(*1 *5 11 *8 12 *8 12)
まさかここまで王道になるとは。暗号を主題にしつつ暗号解読をこちらが一切しなくてもいい作りにしてあるのは極めて親切ですし、話の筋も簡易でこれまた親切。登場人物やら台詞やら分かりにくさは積み上がってるのにそれらが障壁になりにくくしてるのは経験の賜物か。
今は、いろはの凄さを描くようになった反面「つるはし」が電池切れでも問題ない分、凍の存在感が相当弱まっているのをどう補填して貰えるかが気になります。このまんまだと「言っておるだけ」再びになりかねませんが、さて。
【イチゴーキ!操縦中・現在6話】
(C:2)
(*1 *6 10 *7 10 *7)
いやあ、ハッキリ言ってミサオが邪魔。ただひたすらバカでドジなだけってのは笑いの障害にしかなりません。
笑いの起点は全てミサオなのにそのミサオがこいついない方がいいだろってくらいの描き方なのは、あまりに旧時代的だと思います。ジモトの時はその辺のバランスは上手く取れていたと思うんですが、どうしてこうなった。個人的にはそこがどうにかならないことには何をどうしても笑いようがない作品でしかないんですよね。
【人造人間100・現在5話】
(C:2)
(*1 *6 10 12 *8)
どうしても読み切り時に抱いた部分との比較になるんですが、あしびもNo.100も弱くなったなと。
あしびは子供ながらに何かを越えたような達観部分や切れ者感が、No.100は絶対的立場にいる絶対的強者感が、それぞれ弱くなりました。個人的にはあしびには不利な契約なのは承知でいてほしかったし、No.100にはあしびが目の前にいなくてもそこまで変わってほしくなかった。
勿論この弱くなったな部分で話の幅を付けてくれるかも知れませんが。そもそも私がドラマ中心のダーク世界観を期待し過ぎただけかも知れませんし。
※追記
皆様に便乗して不等号を付けてみますと、
あかね>暗号>ルリドラ≒エリエリ>人造人間>一ノ瀬家≧すマホ≧ギンカ>鬼嫁>イチゴーキ>地球
こんな感じになりますかね、若干ルリドラのリアルタイム印象が薄れてあやふやですが。
- 2023/01/21(土) 20:48:54|
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今年も来た。
私の判断基準は、読み切りとしての一定水準以上は最低条件、優勝作品はほぼ連載となる金未来杯なのでその点でどうかも支持するしないの基準となります。
あくまでも個人の感想です、何の参考にもなりません。あんまり当たりません。
お気軽にお目通し下さい。
この記事は更新する度に上がります。
【絵に描いた餅を描いた餅/支持しない】
不完全作品or新連載第一話。
音楽をやりながらも聴覚障碍となった女の子と、その女の子と友達の漫画家志望の女の子の話と言うとざっくりしていますが、出会い起こり、友情の育まれ方、自覚、すれ違い、気付き「は」描き切っています。ドラマとしてしっかり構成されていますし、四宮は等身大ではありながらも嫌味なまでには至らずだからこそ耳が聞こえなくなってからの絶望とそこからの感情のうねりに感情移入しやすい。その四宮と出会ってから一歩また一歩と進み追い抜く小南も卑屈過ぎないため、お互いの関係性を追いやすい。適度にこざっぱりしているので少年漫画のカテゴリにも一応収まってはいるのかなと個人的には思いました。
こんな感じで起承転まではドラマチックに描けていますけど、さて肝心要の結の部分はなんなんでしょう。四宮が小南の漫画を読んだ結果を作中に盛り込むのを放り投げているのは、読み切りとしては不完全ではないでしょうか。
この先を想像するとしたら耳が聞こえなくなっても音楽に改めて向き合うようになった四宮の第二の青春の幕開けでしょうが、あまりに想像に頼りすぎていて2話目というそれなりの尺の結果を見ないと気持ちが落着しません。或いは屋上でトランペットを独り思い切り吹くことにより「やり残したこと」の回収という見方も出来ますが、それと結論付けるのも想像に投げ過ぎていて説明の抜け落ちに思えます。
金未来杯ってのは確かに連載へ繋がる道ではありますが、まずは読み切りの祭典なんですよ。昨年のVROOM!!!と同じ轍を踏んだように思いました。タイトル回収はとりあえず出来ているかも知れませんが、それだけです。そんなのオチにはなりえない。最後のページなんかアニメチックでここから主題歌が流れてきて新番組始まりましたみたいな感覚、なのに2話目は訪れない。演出優先。そんな置いてきぼりの後味を抱かされました。
ちゃんと起承転を描いてるからこそ結の締まらなさが非常に落ち着かない。どの解釈にせよ読み切りとしてはちゃんと描いていないように思えたので、支持しないとします。
あとはまあ、些細なことですが、少年二人や少年少女じゃダメなんですかね。現連載作品を引き合いに出しますが、あかね噺やルリドラゴンほどの「少女が主人公だからこその作品の空気」は無かったように思ったので。
監修がネタバレになったのは仕方なし。
【根暗闇蔵/支持しない】
面白くない。
コメディを謳っていますが、設定等はむしろギャグ寄りまでいっている。なのにシリアスに片足突っ込んだまま進むから読むテンションがかなり分かりにくい。読むテンションはその作品がどういうものなのかの把握とも直結していますから、つまり楽しめないってことです。
根暗のネガティブはコメディの枠を貫通するレベルでぶっ飛んでいます。そこから放たれる恐るべき剣術という点に面白さは……ネガティブ以外コメディとはいえないので見出だせない。トラウマの記憶はコメディギャグに収めるならそんな事で?なくらいでもいいのに、言ってくる相手は完全にギャグ世界的テンプレの割にトラウマは分かりにくいか変に生々しいかの二択で、特に笑えるものになってないんですよ。
で、そんな至って真面目な根暗に任務には真面目なのに半端に下衆い日外ってのがこれまた笑いにくい。変に根暗を笑ったり報酬全取りしようとする様がただのクズにしか見えず笑いに繋がらない。笑える要素は根暗に全振りしてしっかりした相棒兼解説役で良かったんじゃないですかね。
あとはまあ、小さなことですがライザは冒頭の説明では「結果を出して絶大な支持を受ける独り立ちした優秀な大統領候補」なのに中盤の吐露では「旦那の跡は継ぎつつも迷いのある元ファーストレディー」になっている。中盤の車内描写を入れるためにキャラを微妙に変えたように映るのも、個人的にはうーん。実は弱い部分があってとするにはブレが大きいので、旦那の跡を継いだ点を最初にも言っておくとかしておけばいいのに。キャラの部分に疑問符を抱かせるのは、ノイズにしかなっていないので。
とにかく全体的な感想としては、本来コメディ描写はアクセント程度のシリアス護衛アクションにいるべきキャラを無理矢理コメディ世界に立たせてコメディさせてるような違和感があり、作品を楽しませてくれませんでした。コメディって空気が大事なんだなと、つくづく思わせていただきました。
【LIFE LIER FROME HELL/支持しない】
よく出来た読み切り。
荒唐無稽なお見合いに現れた真面目にお見合いする気がなさそうな由人。そんなナンパ男が紡ぐ話は次第に沙羅の希望となり……という少々ベタ寄りの設定ですが話の進め方が上手いのでしょうか、導入以外はキチンと読ませてくれます。二重の不幸とそれを癒す作り話、死を看取った後に判明する作り話が本当だったのでは?から再度出会う二人。と割とスローテンポになりやすい題材ながら転結の流れは怒涛と言え飽きさせません。作り話が実は、もありがちに片足突っ込んではいるんですけどテンポが良いので妙に驚かせてくれる。最後もあえて劇的な出会いにしないのが却って余韻やこちらへの想像の域を残してくれて、気持ちよく終われている。作者さんの力量が読み取れますね。
ただまあうん、これからを描くのがかなり難しいタイプの読み切りですね。いや、ここから二人のあれこれとか更に転生を重ねてとか描けなくはないんですが、二人が再び出会うまでのインパクトが強すぎて後が全部極めて弱くなってしまい連載としてはかなり厳しい、1話がピークの極致みたいになりかねない。前世ものに再構築も……出来なくはないかな程度で別物に近くなる。一つの映画のように出来ている分だけ「その後」が蛇足になっちゃうなあと。強いて言えば由人が作り話を真実と強固に信じているようにし沙羅も生き延びるように改変すればワンチャン、ですかね。それにしても短期連載がせいぜいでしょうか。
まあどうしてもこの感想になります。正直特に話の進め方が上手いなと思わされた分、連載を見据えた作品をまた読みたいですね。
【NEON VAMPIRE/支持しない】
特に新しくは。
NEONというタイトルですが、新しさよりはベタが目立ちます。古のヴァンパイアと比較して現代のヴァンパイア≒新しいヴァンパイアってことなんでしょうが、それもハッキリ言えば手垢がついた部類。変わらず血を吸っている時点で古寄りとすら言えます。ネオン連呼してるのはエバの方だからと言えばそれまでですが。
怪事件がありそれを追う少女がいて、主人公を犯人と誤認するも真犯人は別に居てそこに……ベッタベタです。先の展開が読もうとしなくても見えてきたくらい。ただベタはキチンと描けば王道として確立しますので、欠点とは言えません。
ただ王道を描くには、ちょっと漫画に慣れていない感じが強かったです。キャラクターそれぞれは独り立ちしているものの、それを画面にキチンと描けていたかというと正直足りていない。何よりアクション要素が大事なハイライトなのに動きをほぼ表現出来ていないので著しく勢いに欠ける。止め絵をキメに持ってきた辺り自覚はあるのかもしれませんが、過程も当然大事なので引き込まれない。止め絵もプロイラストレーターだけあってカラーは上手いんですけど、白黒にその上手さが落とし込めているかと……。カラーの真の姿ガミーはスタイリッシュなんですが、白黒だとボッテリしてるのが残念ですね。背景と混ざってしまっています。
設定にしても、ガミーがそこまでの貴族であるならば姿を見たり名前を聞いて全く気付いてないのは妙な違和感がありました。そこはもう一目で恐れおののくくらい偉大なヴァンパイアな方が格好良かったと個人的には思います。王道はどこまでも気持ちよくしてほしいものなので、そこは吹っ切って圧倒的っぷりを表現してほしかったです。
ベタをベタなまま描くのって、実は大変です。カラーの上手さが漫画に現れれば、或いはもっと動きを表現出来るようになれば、ど真ん中ストレートにスタイリッシュアクションを描けるようになるかも知れません。ただ、今はなるかも止まりなので将来に期待しつつも支持しないで。
【恋の曜日の世崎さん/支持しない】
考えれば考えるほど。
日ごとに多種多様な顔を見せる女の子に恋する男の子、その女の子には秘密がありとこれまたベタベタ。タイトルにもなっている世崎さんが言葉に負けず牽かれる存在には描けています。性格どころかどう見ても人格が変わっていますが、これくらい変わったことが視覚的に分かりやすい方が「何かある」が伝わります。魅力として見る部分に強弱が明らかにあるのはまあ、仕方無いか。
最後にベタな危機と脱出、恋の進展をキチンと描きつつこれからを匂わせて終わり。読み切りとしてちゃんとしつつも連載に向けての発展も残した形になりますか。
それに対して主人公がかなーり弱いというかキチンと描けていないというか。割と悲観的なくらいぼっちを強調する割にその様子がハッキリ言って足りないし、ぼっちを強調する意味もない。思春期のそういうの、としてしまえばいいんでしょうが、ぼっちと恋をしないが繋がらないからというか、余計以上が見当たらないような。そもそも星巻が世崎さんにとって「台風を吹き飛ばせるほどの思い」を持つ相手に見せてもらっていないのが違和感。描かれているのは「何故か星巻にはついつい言っちゃう」くらいのもので、気を許すまでは分かるんですが好きになるとか告白を考える相手か?となります。秘密を怖がらなかったから、も正直キッカケ以上ではないし。
んで言葉にしにくい決定的な違和感なんですが、星巻が主人公にも脇役にもなれてない半端さが作品の印象を曲げているなと。ぼっちや恋をしない事をやたら強調はするんですが、あくまでも世崎さん中心で話が進むのでそこが作品のハイライトになるわけではなく。でも脇役というには前にいます、完全に世崎主人公でもない。一瞬面白そうなんですが考えると主に主人公周りで妙なつっかえが起きる。物凄く表現しにくいですがそんな感じ。
連載向けではあります。話もそれなりにキチンとしています。ただ絶妙なバランスの半端さや違和感が拭いきれず。最初は支持するになるかと一瞬思いましたが、考えれば考えるほど支持しないに傾きました。んで結論としては間違いなく支持しないなんですが、その理由の表現が難しい作品ですね。今もちゃんと表現出来ていない気しかしなくて文章に悩んでいます。
悪い所探しか?とも思いましたが、支持しないに引っ張られているのも確か。その手を引いているのがとりあえずざっくり言えば主人公ネックと微妙な描写不足なのは確かなんですが……。
【隣の小副川/支持しない】
悩んだ。
引きこもりのうだうだした日常はありふれていますが、そこに長年生きてる魔法使いという設定がそれなりのアクセントとして機能しています。非常に大したことない事を壮大っぽく言っていたりさりとてやった事はしっかり魔法使いしていて大それていたり、話のメリハリもそれなりに効いていてコメディとしての空気も形作れている。バックボーンはありつつも今を謳歌している細かい描写もあるので、引きこもりというネガティブな割に不快感はなく楽しませてくれました。
ただ、まず絵が最低限レベルにも少し足りてないくらいの頼りなさが気になりました。空気感には合っていますが、迫力が欲しい部分が足りていないのもありますが話のメリハリに比べて「慣れてない」と伝わるくらいの拙さが足を引っ張っています。ちゃんと描いているはずなのに「ただ隣に行くだけ×2」が一瞬伝わらないのが分かりやすいでしょうか。
あと細かい部分は描けていますが、根幹に関わりそうな部分に弛さが出てしまっている。根本的に収入はどうしているのか(野菜が主食なだけでは買い出しは無理)や杖で魔法が使えるのは分かりましたが長年生きてストックがあれっぽっちの理由(例えば使用期限があるとか)が抜けていたり、緩い空気の作品だからこそそういう部分はしっかり作って伝えて純粋に楽しませて欲しかったです。設定などがしっかり作り込まれてこそこの2人の緩さが際立ったでしょうに。
本当に悩みました。ただ来るにしてももう少し漫画家として熟れるなり研鑽してから来て欲しい。魅力はあるんですが、このまま来られても正直困る。そう思うと支持しないとなりました。
読み切りとしても連載のプロトタイプとしても腕は感じられたので、来るにしても願わくば何か一つ挟んで上手くなった上でと思います。今そのまま来ても確実にすぐ終わる。
【総評】
金未来ってその作品そのものを評価する場だと思っています。アンケ葉書を見ても作品そのものの評価しか求められていないので。そして連載化を見据えているというのも今までを見れば明らかです。わざわざ独立企画になってますし。
そう考えると足りてない作品が何故こうも揃ったんだろうなと思ってしまいます。そしてこれは間違いなく面白かった素晴らしかった何度も読み返したくなった、なんて作品も無かったです。何と言いますか、わざわざ金未来という括りにして有力な作品達を集めた感じはしませんでしたね。
順位付けはこんな感じに。
1.隣の小副川
2.LIFE LIER FROME HELL
3.絵に描いた餅を描いた餅
4.恋の曜日の世崎さん
5.NEON VAMPIRE
6.根暗闇蔵
根本的に少年漫画が少なかったように思いました。そもそも盛り上がりや広がりに欠ける作品ばかりだったなあと並べてみると感じてしまいます。
受ければそれがジャンプ漫画、というのはそうなんですが、それならそれでこれはこれで良しとか両手を上げさせて欲しかった。その後を見たいキャラクター、その後を見たいストーリー、そんなのを読みたかったです。
達者な作品は幾つかありましたが、それでも小粒な年度だったなと結論付けてしまいますね。
- 2022/11/05(土) 20:33:58|
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2021年度に始まった新連載を2022年7号までの掲載順やセンター獲得話数と共に振り返ってみましょう。
あくまでも、ただの個人的感想推測垂れ流しですのでご了承ください。
今年もやっぱりゴタゴタ続きでずいぶん前の出来事に感じます。
※アヤシモンしゅごまるドロロンを忘れてましたが、補正中なので完全な感想です。
【逃げ上手の若君・現在46話】
(C:2・10・13・20・23・39)
(*1 *4 10 *8 *4 12 *9 *9 *3 *6 *2 *4 12 *7 *1 *8 *6 *5 12 *6 *4 *8 14 *3 12 14 14 *4 *1 *4 *7 *7 11 10 *7 12 *5 *7 *4 10 休 11 *4 *3 10 12 16)
まあ、2021年度筆頭では。正直歴史物というのを度外視して読んでいます。そのくらいちゃんと単独の物語として成立している。
時行が実在の人物でその他の人物も出来事も実際にいたりモデルがあったりでしょうしこれからも分かってはいるんですが、それでもなお漫画として楽しめています。
なんで歴史物をここまで噛み砕いて提供出来るんでしょ、魔改造なのかすら分からないレベルで落とし込まれてて感服。
【アイテルシー・全21話】
(C:2)
(*1 *6 10 *8 *9 *7 14 12 10 14 20 18 20 17 19 18 20 19 19 16 18)
変人主人公とそれに振り回される……になるはずだったもの。
りさが言うほどぶっとんだ描き方をされてないから上記としては半端、でも推理物として見るには読者への提示は足りないし解決に力業が含まれるしでこちらも半端。
あとはやっぱり右近を殺したのが最大の間違いだったと思います。最初の三人で回して空気を作らないといけなかったのに、放り投げてしまいました。
【WITCH WATCH・現在45話】
(C:2・10・15・19・25・29・33・36)
(*1 *6 10 *8 12 *7 14 *8 *5 11 10 11 *5 10 *7 17 16 16 *9 12 *8 16 10 15 12 14 14 13 *8 15 17 15 12 16 15 *9 15 15 12 *4 15 13 *5 *4 *8)
好きですね。明確な強いツッコミポジション無しでコメディを回せているのは腕でしょうか。
ただストーリーや恋愛の面が前に出ている分、前作と違いいつまでも続くコメディ空間みたいな一種の安心感に欠けているのがやや落ち着きの無さに現れている気はします。
魔女のシリアス部分が解決出来ればもっと純粋に楽しめそうですが、それはそれで今のバランスが崩れそうで怖いんですよね。黒魔女は定期的にであとは基本コメディでどこまでやれるか。
【クーロンズボールパレード・全20話】
(C:2)
(*1 *6 *6 14 12 *9 12 12 13 19 18 19 18 19 19 20 17 18 16 17)
やっぱり球技って試合形式でボールを使わないとダメなんですよ。ちんたら仲間集めしてたりヒエラルキーを微妙にしたり、ダメテンプレを踏襲しきりました。
1話ではちゃんと球技の画面を描いてくれそうだった分、小豆田と龍堂が黒龍山の最後のパーツでした部員揃ってます試合早速やりましょうだと、割と変わったんではと今でも思っています。
内容以前に画面の説得力を放棄したのが最大の難点でした、スポーツ漫画はスポーツやらないと。
【アオのハコ・現在36話】
(C:2・7・18・22・30・35)
(*1 *6 10 12 *7 10 11 *9 *7 *2 *5 *4 *1 *9 *4 *7 16 *6 12 *9 *4 *9 *6 *5 *4 *1 *6 11 *7 *8 *8 13 *9 *4 *6 13)
物凄い事をしていると思います。
ラブコメでもエロコメでもない恋愛漫画でジャンプでここまで人気を得られているって、いつぶりなんだろう。いちごやアイズもエロ要素は強かったですから、本当に相当遡らないと無さそう。
コメもエロも人気に必要だからやるんであって、それなしでここまで面白く出来ているのは本当に拍手ものだと思います。
【アメノフル・全19話】
(C:2)
(*1 *6 10 *9 13 *9 *7 10 12 19 16 17 17 18 18 18 19 18 17)
頭空っぽさが足りなかった印象。
馬鹿を貫き通してドーンドカーンで全て済ませるなり、徹底的に馬鹿馬鹿しく正体がバレなかったりで良かったしそれを期待しました。
ストーリーを変に組み込んで勢いを無くしていいような材料ではなかったと思うんですよね、シリアスにもギャグにもなりきれなかった。
【レッドフード・全18話】
(C:2)
(*1 *6 *8 *4 *8 *8 11 *8 17 18 17 19 16 18 17 18 16 18)
とにかく間延びしていましたね。ベローの成長物語を広い世界を期待したのになんか足踏みするし、組織に入るとかでずっと試験してるし。興味に対して提示してくるものがズレている上に長いんですよ。
最後にネタバラシをしてきましたけど、最初の方から匂わせといて良かったんでは?完全に伏せるにはかなりぶっ飛んだ設定なんで、これをある程度の軸に回しちゃった方が興味も引かれたでしょう。出し惜しみは禁物。
【NERU-武芸道行-・全18話】
(C:2)
(*1 *4 *7 *6 10 *8 11 15 16 18 18 17 17 18 17 17 17 17)
……なんだったんだろ。
強い強いネルの活躍物語とするにはそれは明確には描かれないし、武道高校という舞台を中心にするにはその説明に丁寧さが足りない。
特にネルの活躍がかなり期待外れだった気はしますかね。相当な無双を期待出来そうな導入をしたんですから、最初はガンガン相手を倒したりして気持ち良くしてほしかった。壁に当たるのはその後でいいんですよ。
伸び伸び出来る舞台を手に入れた結果伸び伸び出来ないんでは、面白味に欠けます。
【PPPPPP・現在16話】
(C:2)
(*1 *6 *7 *9 *7 *9 10 *9 11 13 16 18 19 19 16 18)
結構好きです。人間関係自体は上手く描けていますし、感情のやり取りといいますか、音楽を装置として人々のあれこれ自体は楽しめます。
ただ相変わらず、音楽そのものでどう優劣があるのかは伝わってきません。結果だけを見て、ああそうだったんだという感じ。レイジロウの変化自体は描けているんですが、変化後の方が優れているのかはよく分からない。ラッキーに至っては何が人々の琴線に引っ掛かりえるかが言葉以外で分からない。
そこさえどうにかなればなあ。
【アヤシモン・現在8話】
(C:2)
(*1 *5 10 *8 *8 *7 *7 11)
シンプルで分かりやすいのがいいとは思いましたが、主人公のはずのマルオがパーツっぽくなりかけてるような気もする。
とはいえそのマルオの強さの秘密も出てきたり、ようやく鬼王の娘としての存在感や因縁がウララに出てきたり、これからな気もする。
今までが実質何も無かった分、話としてはこれから次第の面が大きいんですよね。話で魅せようとしてる分、ぶっ飛ばしたカッケーには戻れなくなりますがさて。
【守れ!しゅごまる・現在7話】
(C:2)
(*1 *6 10 *6 11 11 *7)
物凄くシンプルなギャグ。
空気がようやく出来てきた感じもいつも通りのギャグジャンル、ただやっぱり強い笑い所は少なめにも思います。もうちょいおかしみの面で突き抜けれそうな気もするんですが、しゅごまるが意外と落ち着いたキャラなのでそこに期待するのは間違ってもいるような。
【ドロンドロロン・現在6話】
(C:2)
(*1 *6 11 *9 *9 *9)
やっぱり顔が固いのが気になる。わざとの域を通り越してる。
そしてやっぱりドラとクサナギが何になれそうなのかがすっぽ抜けしているので、具体的に何を目当てに読めばいいのかがフワッとしています。
目の前に現れたのを倒すだけじゃどうしても追いきれない。因縁の大物すら、今のままではそれの延長なんですよね。
- 2022/01/18(火) 19:52:51|
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徐々に放出。
私の判断基準は、読み切りとして一定水準以上は最低条件とし、優勝作品はほぼ連載となる金未来ですからその点がどうであるかも判断基準となります。
あくまでも個人の感想です、何の参考にもなりません。
一個人の戯れ言としてお気軽にお目通し下さい。
ただ今回は例年と違い、4作品をほぼ一度に読んでいます。なので感想文が若干フラットさには欠けているかも知れません。
取り敢えず、一つ書く度に更新。
【VROOM!!!/支持しない】
世界観はしっかりしていますが。
暴走するAIにより機械が人類を蹂躙する世界、だけでは陳腐の域ですがそこに動力が人間の血液であることを加えることによって機械が人間を襲う必要性や独自性が生まれています。乗り物ではなく機械に寄生としてしまえばバリエーションにもシチュエーションにも困らず幾らでも広げられるのも良い。
また画力がしっかりしているので画面からサイバーパンク的魅力や退廃的世界観が伝わってきているのも良点でしょう。
文明崩壊しているのに流浪して何になるんだって気もしますが、まあこれは若干細かいツッコミになってしまうので横に置いておきます。
ただ難点が二つ、まず主人公周りが弱いですね。
前述の通りの画力なので絵面はちゃんとしていますが、属性的な主人公面が欠けています。特別な力とか強みを持ってそうな外見をしているのに実は何もない、薄い。偶々バイク運転経験がある、はこの世界の中ではかなり強みかも知れませんが読み手には在り来たりが過ぎてどう優れているかが魅力的に伝わりません。カタナと名乗っていて妹にも呼ばせているのは小さな組織のリーダーだから、みたいなのも無くてそこから特別感も演出出来ない。逆に凡百な一般人が偶々人間が使える乗物獣を手にした事による、と見るにはカタナは特別感が出過ぎていてちぐはぐ。てな感じで主人公としてこう、という部分が描ききれていなくて印象として薄くなっている。
加えて終わり方が個人的には酷い。完全な放り出しです。連載のプロトタイプを目指すにしてもまずは読み切りなのですからキチンと完結して欲しい。或いは連載のプロトタイプとして開き直って、完全な連載第一話として構成する。そのどちらも出来ていなかったと思います。
飛行機の追加投入って結構な大ボス登場だと思うので、これを倒すことによって初めてギョロ目のギョロ目だからこその強さが出るか、カタナが主人公である証明が出来るかはしたと思うんです。それをしなかったので、一つ目の難点と繋がりますが主人公としてどちらの魅力も発揮出来ないまま終わってしまいました。結果、しっかりした見た目なのにかなり薄味な読後感。
少年漫画って主人公が何より大事だと思っています。カタナ呼びしかり飛行機しかりそこを欠いているどころか捨てているこれは、世界観がどれだけ魅力的でも連載として多様な味付けが出来そうでもちょっと支持は出来ません。
【人造人間100/支持する】
まあ最初に書いとくと、正直黒執事な既視感は相当ありました。
一家が惨殺されてその生き残りが人外の力と自らの命を糧として復讐の契約をする、その契約した人外が主人公の身の回りを世話している。ぶっちゃけまんまです。他にもあるでしょうが、私は思い切り黒執事を思い出しました。ただこれ、多分復讐の部分や一家惨殺辺りを放り投げても成立はするんですよ。話の土台としては「特別な体を持つ主人公が最強格の人外と命を糧に契約」が重要なので、そこだけ残せばまだ特定の作品との既視感だけは回避出来るかなと。てかしないと……なんでこれを通したんだ?
作品としては妙な魅力があります。好みの問題かも知れませんが、あしびにしてもNo.100にしてもそこまで突飛な外見はしていないのに主人公としてキチンと立っています。説明は過不足無くあり、事件も明らかな人外が関わっているのをちゃんと示していて分かりやすい。かつ事件も気持ち悪く犯人たる人造人間が気持ち良く倒して欲しい相手として描かれていて、それを一方的に殺すNo.100がヒエラルキーとして天辺に立っているのも表現は出来ています。あしびが餌としてという異様な必要性で登場人物として成立させているのも、個人的には面白い。変な表現ですが、ありきたりのパーツを集めてちゃんとオリジナルのオーラを持つ作品を組み上げているといいますか。こういうのが好きってのはあるでしょうけど。
連載にする場合はNo.100の強さを揺るがせては作品の根幹が崩れてしまうので、バトルはアクセントとしつつ依頼なり事件なりで人との関わりや人そのものを描く感じになるのでしょうか。割と難しいですが、まあそこは難易度の問題であって連載にならない程でもない。読み切りとしてもそれはちゃんと出来ていますしね。
最大の難点が削ってしまえる所であるのは不幸中の幸いなのか何なのか。ぶっちゃけこの部分だけで支持しないにする人もかなりいるのでしょうが、私はあんまり気にしません。
好みというのが理由として多々ですが、支持するにしておきます。
【失恋ビギニング/支持しない】
THE読み切り。
観点としては漫画の登場人物をメタ視点に立った側から見つめる感じで、少し前に頻出したものですかね。恋愛漫画の主人公を観察するモブとそれに関わる負けヒロイン、というのは独自性を求めようとして流行った結果独自性が薄くなった設定なんですが、それでも珍しいものです。
んでひょんな事から関わった二人が勝ちヒロインになろうとして、叶わず、そこからもう一展開して新たな関係を築く。と読み切りとして起承転結も成り立っていてキチンと締めてもいますね。勝ちヒロインが勝ちヒロインになろうとしてとかそれに葛藤する主人公とかでもいいんですが、まあ誤差の範囲か。
ただ、設定上仕方ないんですが台詞量が多い。それだけならまだ良いんですが説明的な説明も多いために目が結構滑ります。ある程度台詞を読み飛ばしても理解出来るように作られてはいますが、それでも読みにくさの改善までには至っていない。
また何より金未来としての難点として、この話は完全に終わっています。この話が話として成立しているのはモブと負けヒロインという関係あってこそなので、そこから抜け出してしまうともう味が抜けたただの恋愛物なんです。この二人のその後が気になるかと言われると、なりません。あえて惹かれるヒーローヒロインとしては作られていないのは物語としては大正解で作品としてはプラスなんですが、広がりが断ち切れているのは連載前提としてはこれ以上ない欠点です。
強いて言えばあらゆる失恋とその後を描いたオムニバスとしてなら連載化出来るかも知れませんが、それはこの作品そのものの評価とは何か違うと思うんですよね。
あと本末転倒な意見ですが、モブと負けヒロインにするために恋愛物としての登場人物としても光る物というかインパクトがかなり薄い。この作品に出来るのは全体評価であって個々の点の評価ではない、というのも連載化を想像する妨げになっています。この二人を主軸とした連載に組み上げ直すというのも想像しにくいんです。
そうなると、この作品は支持するのは難しいです。読み切りとしてはそれなりに上手いこと出来ていますが、それは金未来としての評価に非ず。
【SNOW SMILE/支持しない】
評価が難しいけど決定的に足りない。
まず絵が上手いです。雪に覆われた白一色の世界観ながら寂しさを感じさせない適切な密度、人物の上手な描き分けやデザイン、人・物・怪物が意味なく混じらないような画面作り、丁寧です。
話も起承転結はしっかりしつつ世界観から矛盾に引っ掛かるような事もなく、隊が戦える理由もちゃんと納得のいくものを用意出来ている。締めではちゃんと目の前の物事は解決していて、良くまとまっていました。
ただまあこれもなんですが、主人公とそれを構成するものが弱い。
ハンスが良いキャラしてるのは大前提です。脚も義足というのは戦える理由と特徴付けを兼ねていますし、物語を通して中心人物として描かれていて頼りになりそう。一人のキャラとしてはキチンと作られています。
ですが主人公としてはどうでしょう。雪人を倒せる理由は隊の特徴であってハンスならではのものではなく、長く戦える義足もそれだけではどうにも弱い……隊員は皆義手義腕義足のようですから余計に。常に笑顔を心掛けているってのも狂気に片足突っ込んだ描かれ方までされていて、言っちゃ悪いですがそこまでいくとメインサブキャラとしての特徴付けなんですよ。主人公ならもっと気持ち良く安心させる笑いをしてほしい。
例えば冒頭雪人をあっさり倒してみせた点にハンスならではの強い理由があるとか、一段雪人を倒せるのはハンスにしか扱えない武器だからという明確な説明があるとか、そういう分かりやすい作中唯一となる特徴が欲しかった。一段雪人を倒せたのも根性と地道な作業で、過程のインパクトが割と弱め。惜しい所で主人公としては描かれていないんです。
ひょっとしたら特別除雪隊を中心とした描き方をしたかったのかもしれませんが、それなら群雄劇よろしくハンスとモア以外の主要隊員があと2~3人欲しかった。そいつらも要所要所で役割を見せて隊として一段雪人を倒せるんだぞと示すとか。そういうのがどちらもなかったので結果として、中途半端で作品ならではのパンチに欠けてしまったように思います。
すっごく上手い印象もあったので支持するにしても良かったんですが、いざそうしようとすると何か引っ掛かるものがあってこの評価に。多分本当にもう一歩なんですけどね。ただこの一歩を満たそうとすると修正どころじゃなく手を加える必要がありそうだったので、こうなりました。
【ヨド・ヴィーナス/支持しない】
とっちらかって好みじゃない。
キャラ自体はちゃんと立っています。淀は暗い感じと女神らしさがキチンと同居していますし、白城をちゃんと嫌みのない感じに描かれていて求められているイケメンになっている。
話のテンポも良くて意外とスピーディー、説明と見せ場のバランスもなかなか取れています。
しかしまあ、結局の所これはどういう作品なんでしょう。
女神が愛を見つける話なのか堕神退治をメインとするのか。本来は愛を見つける話なんだと思いますが、最終的にペスが退治に難色を示さなかったり締め方がそっちを名目にしていたりとそちらにもフォーカスを合わせた事で分散しちゃった感じがします。
例えばペスの勝手な解釈でもいいですが、堕神退治を二人で頑張れば試練を突破出来そうみたいな落とし所を作ってくれれば両取りとなるんでしょうが、そういう指し示しが無いのでどこに向かいそうなのかをこっちに投げちゃった印象ですね。読み切りな分、余計にあちら側に決めて欲しかった。
あと、淀のキャラの立ち方が設定のせいでどうにもこうにも好感を持ちにくい。女神なのに暗い方暗い方にいこうとしているのは特徴としても面白いし話も転がりそうなんですが、その結果なりそうな堕神の設定が物凄く足を引っ張っています。せいぜい天界に住めなくなり不名誉ですなら堕神上等も面白みなんですが、試練に関係ないのに退治しなきゃならないおぞましい化け物しか出てきてないので「え?あれになりそうなのは気にしないの?マジで?」というかなり大きなマイナスの引っ掛かりが生まれている。愛は気持ち悪いけど堕神にはなりたくないとひたすら葛藤しているならそれはそれでなんですが、なんとかなるの一言だけでは何も払拭出来ていません。
これのせいで、良いキャラのはすが余りに身勝手な印象が付いてしまっています。それはあくまでも周りからの評価なだけにすべきなのに、勿体無い。
キャラも物語もちゃんと描けているんですけどね。それらが良い作品だったに着地しなかったなあと思います。
【総評】
支持するは一つだけ。
ただこれについても好みなのと一気読みをしたからな気がして、そう考えるとどうにも微妙に足りなさがある作品が揃ったなと思います。
あと全体的に主人公に難がある作品が揃いもしましたね。フックが弱かったり既視感が強かったり癖が強すぎたり。キャラの個性と主人公らしい個性はまた違うんだなと再認識しました。上手い作品が並んだ分、余計残念です。
順位付けはこうなります。
1.人造人間100
2.SNOW SMILE
3.VROOM!!!
4.失恋ビギニング
4.ヨド・ヴィーナス
ただ何となくですが、優勝するのはVROOM!!!かSNOW SMILEじゃないかなあと思います。上手い作品となるとこの2つが抜けていたかなと。絵もそれぞれの方向性で達者ですし。
人造人間100が一位なのは好みの面が大き過ぎて、優勝予想としては例年以上に役に立たない気がします。あとは一気読みの影響でしょうか、ほぼ時間を空けずに読んでいるので、VROOM!!!の弱みを満たしていた人造人間100の印象がより強くなってしまった感じも否定出来ません。
その点で、今年はいつも以上に結果が楽しみです。
- 2021/11/13(土) 19:43:19|
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新年おめでとうございます。まだ松の内。
2020年度に始まった新連載を2020年3・4合併号までの掲載順やセンター獲得話数と共に振り返ってみましょう。全体的に前までより短文。後でもう少し書き足すかは気力次第。
あくまでも、ただの個人的感想推測垂れ流しですのでご了承くださいませ。
コロナのごたごたリアルの変化などがあった為か、ジップやってたの2年前くらいに感じます。
【ZIPMAN!!・全17話】
(C:2)
(*1 *6 *9 *7 10 *8 13 14 18 18 19 17 20 19 20 18 18)
個人的には割と期待していました。なのであれ?と思ったのは比較的遅めで、敵がそのまんまの姿で風呂入ってた所です。センスそのものに微妙さは感じていましたが、これがダメ印象の決定打に。
そもそもいがみ合わなくてよい所でいつまでもいがみあっていたり引きの持っていき方がズレていたり、キツく言えば受けないだろうやり方を少しずつ積み重ねつつ派手さに欠ける作品でした。最初から強いヒーローなのにドカーンが足りない。
【AGRAVITY BOYS・現在49話】
(C:2・40)
(*1 *6 *9 *7 12 *7 11 14 16 15 14 18 16 18 15 19 15 19 16 18 19 19 19 14 17 17 21 17 20 14 17 17 18 17 19 17 18 17 18 12 16 19 17 17 16 19 18 20 20)
下ネタやり過ぎクリス可愛いしつこ過ぎ。銀魂やスケットみたいな多種多様を期待したというかそれをすべきだったのに、ずっとずっと同じ事。もっと宇宙開拓とか頑張ってほしかったし4人ならではのワチャワチャを楽しみたかったし、好きだったんだけどなあ。
斜め視点で言うとギリギリ打ち切りラインに勝る実力で凌いだ前半に、完全に運で凌いだ後半って感じです。凌いでいる間もやり口変えずに案の定上がらなかったのは何だったんだろう。
【アンデッドアンラック・現在45話】
(C:2・16・20・29・30・38・43)
(*1 *9 *7 10 10 *8 *9 10 12 11 10 16 16 16 14 12 15 15 12 *7 *9 15 15 11 *8 *9 13 15 11 *9 13 *5 14 *1 10 15 12 *6 *9 16 *8 17 *5 14 13)
意外と人を選びますね。当初はアンディが完全にセクハラ野郎なので、最初から読むほど印象悪く始まるという。
面白いのは面白いんですが、一切ブレーキ踏まずに進めるから状況整理が追い付いてない。用語も要素も沢山出てくるのに作品そのものは落ち着いてくれないから、まさに選ばれし人達で楽しむ作品になりかけているような。ビリーの裏切りなんかまさにそれで、読み返したり読み込む人以外にはどうだったのか。
【マッシュル-MASHLE-・現在44話】
(C:2・12・21・24・27・32・40・44)
(*1 *9 *5 *8 13 *7 14 10 *8 *8 10 11 10 10 *7 *5 14 15 12 12 10 *8 *3 14 *5 12 *7 10 13 15 12 *4 11 *1 14 *7 10 *4 *8 *6 *4 *7 *4 11)
逆に初見さんいらっしゃいませな作品。ただし1話は半分くらい忘れましょう。読み返してもやっぱり相当微妙でした。
分かりやすくぶん殴って終わってくれるのは意外と近頃のジャンプに欠けていた所だと思います。あとはハリーポッターをいい加減オミットすれば……。いや本当、もういらないでしょ。もうマッシュと仲間達でやっていけますって。
【魔女の守人・全19話】
(C:2)
(*1 *7 *5 11 11 12 *8 13 16 17 19 18 20 19 20 18 20 18 18)
ネートミーム的な流行り方はしたようですけど、個人的にはよくそんな楽しみ方出来るなってくらい薄味の部類。
面白くなる要素は結構ありましたし終盤の展開を見る限りやりたい事……魔女と騎士に完全に特化したらなかなか悪くない内容になったと思うんですけど、ルーティンを始めとしていらない描写が多かったし腑に落ちない展開が多すぎた。
まあ、成長過程でしたね。
【森林王者モリキング・現在33話】
(C:2・12)
(*1 *4 *7 *4 11 *4 13 *5 11 *9 *5 10 18 15 14 11 17 19 17 18 17 15 17 18 18 18 18 14 17 18 17 18 17)
いやあ、読み味が変わらない。モリキングはあくまでも虫である、という所に面白味を感じていたので、何事もなく馴染む様は正直何か違いました。他の虫達もあまりに溶け込んでいて、そんな争う必要あるかってくらいだし争わなくても平和に終われそう。
あとはモリキングがより聖人化してから若干いじりにくい所が出てしまって、ネタに窮屈さが生まれちゃった気もします。
【ボーンコレクション・全15話】
(C:2)
(*1 *4 10 *7 *6 10 *8 *6 11 19 18 21 19 18 18)
とっ散らかり過ぎ、この一言に尽きる。好感を持てるキャラクターがいないだけでも読むのは大変なのに、真面目に捉えればいいのか笑って捉えればいいのかぐちゃぐちゃの世界観が繰り広げられるから追うだけで苦痛レベル。
最後なんか本当に何だこれで、正直2020年度でぶっちぎりの最下位です。
【タイムパラドクスゴーストライター・全14話】
(C:2)
(*1 *4 *9 *8 11 *8 *6 14 16 19 20 20 19 16)
な、なんだってーな終盤ではありましたが、それに必要な事柄を考えるとこんな大仰なあれこれはいらなかったになってしまうし、その終盤もなんだこれのオンパレード。
そもそも最初以外禄に否定されない哲平に違和感が凄くて、痛い目を見るべき場面でもそんな事はなく進んでいく。それならそれで、哲平に好感を持たせれば良かったのに。
【あやかしトライアングル・現在26話】
(C:2・14・18・23)
(*1 *4 *8 *9 13 *5 11 *4 10 *9 10 12 13 10 16 12 17 10 14 10 11 14 12 14 15 14)
マイルドなとらぶるかなあ。楽しいし面白いんですけど、所謂性転換の部分におかしみや魅力が薄め。
乱馬っぽくなるから避けたいのかも知れませんが、もっと頻繁に男女が入れ替わった方が面白いかも知れない。
【破壊神マグちゃん・現在25話】
(C:2・16・22)
(*1 *4 10 *6 12 *8 11 *6 12 15 16 16 16 18 15 10 15 15 15 12 *9 *8 *4 13 *7)
最初から独特の世界観を紡いでいたのが花開いた……のでしょうかね。流々とマグの割と近い関係性が周りを巻き込み、癒しがあったりそれでいてキレのいい展開があったり端的に言う萌え系漫画とは一線を画するものになっています。
ホロリとする強いエピソードをアクセントとして上がった気もしますが、こんなポンポンやっていて大丈夫なんだろうか。
【灼熱のニライカナイ・現在24話】
(C:2・10)
(*1 *7 *8 10 13 *8 *8 *6 14 14 15 13 13 16 19 17 13 12 13 15 13 16 17 16)
これまたとっ散らかり。竜宮城に行こうからやっぱり行かないとか、悪い肩透かし。
チャコ関連の中心は中心として進めつつ合間合間に警察の日常ってのはべるぜと同じといえばそうなんですが、その中心と日常の境目がよく分からないから読むテンションが分からない。
【僕とロボコ・現在23話】
(C:2・16)
(*1 *4 *7 *6 *9 13 14 *8 *7 11 *9 12 *7 16 *9 *9 11 *6 *7 11 10 *8 10)
見違えましたねえ。読み切りの頃は笑いより何より不快さが全面に出ていて笑いようがなかったんですけど、お約束を経て変わりましたねえ。
優しいギャグ世界ってのは今の潮流ですけど、それをネタではなくキャラクターで構成しているからいつまでも読んでいられる。
あとはレギュラー陣以外でもしっかり笑いを作れるか。子供が関わらない部分は少し弱い気もするので。
【BURN THE WITCH・全4話】
(C:2・3・4)
(*1 *4 12 *6)
良くできました。
あれこれの時にも書いたんですが、久保先生最大の弱点である風呂敷広げ癖が短期連載という形を取ることで無くなり、後に残るのは魅力的なキャラと世界と作品でした。
次はいつなんでしょ。お待ちしています。
【仄見える少年・現在17話】
(C:2・12)
(*1 *4 *8 *6 *7 *6 11 13 13 17 14 18 20 20 19 18)
個人的な意見なんですけどね、理久が戦うのは何か違う。守られろって訳ではないんですけど、戦うのは伊織に任せてそれ以外で目立たせて欲しかったなあ。
余裕がないからでしょうけど強くなるまでも拙速急ぎ足で、悪く悪く悪く言えば都合良く簡単に強くなっちゃったなと。色々抱えた過程と結果で強くなっただろう伊織が少し可哀想。
当初に比べておどろおどろしさが増したのはいいんですけど、スッキリする部分も薄まりつつあって今度はバトルの魅力を欠き始めそうで怖い。
【高校生家族・現在16話】
(C:2)
(*1 *4 *9 *5 *9 *8 11 16 16 13 18 20 16 15 16 15)
よくなってきたような。ただただ光太郎が可哀想な最初に比べると、比較的傍観的になった事で被害者ポジションからは微妙に外れて笑い易くなりました。
一郎頼みの所がどうしても否めませんが、逆に直接的には家族が出ない回とか出て来て面白かったりしたら更に化けそう。
【ぼくらの血盟・現在15話】
(C:2)
(*1 *4 11 *8 13 11 *8 12 16 19 19 21 19 21 19)
うーん平坦。世界観が重くなったのはいいんですが最初からやってほしかったし、重くなってなお重くない感じがするのはどうにかならないのか。
感情の発露が弱くて悪い意味で淡々としていたりメリハリ薄く、せっかくのカッチョイイ感じが勿体無い。振れ幅があるからこそそういうのは輝くんですけどね、カタルシス不足。
【BUILD KING・現在6話】
(C:2)
(*1 *4 *9 *6 10 *8)
やっぱり主人公周りだけ微妙なのと、トリコの食材が建築になりましたってだけに見えるのは不味いんじゃなかろうか。
トリコのスピンオフですって言われても多少信じますよ。世界観の見せ方が同じなせいかなあ、食材が何より大事から建築が何より大事に変わっただけ。うーん。
【SAKAMOTO DAYS・現在5話】
(C:2)
(*1 *6 *9 *7 11)
後々に残るので同じ事書きますが、引退した身なのにやたら危ないところに首突っ込んだり武器を沢山保管していたり敵を殺したり、元殺し屋の日常ってのが完全に倒れてませんかね。
坂本さんの面白おかしき超人的日常が楽しみたかったんですが、期待からは外れている。
- 2021/01/06(水) 21:16:03|
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秋口に二年振りの到来です。
私の判断基準は、読み切りとして一定水準以上は最低条件として、金未来杯は連載化率の高い企画ですからそこを満たすかも判断基準となります。
あくまでも個人の感想です、何の参考にもなりません。
一個人の戯れ言としてお気軽にお目通し下さい。
この記事は更新の度に上がります。
【レッドフード/支持しない】
読み切りとして面白い。
出来から言えば流石の一言。切り口として人狼に襲われる村、役に立ちたい子供ベローに頼もしそうな大人の村長、やってくるハンターグリムとかなり分かりやすく受け取りやすい。
その上で作劇として人狼の脅威、村の様々な辛い立場、身近な人死にとベローの成長の一歩が過不足なく綺麗に描かれている。偶にある、一流のはずなのに主人公を引き立てるためにつまらないミスで窮地に陥るプロ、みたいなうんざりする展開もなく、ちゃんと強いグリムだから語りも何言ってんだよ感がない。偽装の姿から大きくなるグリムに色々な対人狼武器と漫画としての楽しさもあり、決めの部分はしっかり主人公に務めさせる。
お伽噺的な入り込みやすい世界観は拒絶反応とは無縁ですし、人狼の気味悪さや銃の強さが画面からしっかり伝わる。癖のある絵柄ながら案外読みにくいなんてのもなく、表情もとても良い。特に最後ベローが人狼を撃ち抜く所なんか単一的でない感情が上手く現れている。ベタで王道的ですが完成度はかなり高いですね。
ただうーん、これはこのままだと連載で読みたい作品では無い気もします。読み切りとしては十分十二分に満足出来る出来映えなんですが、連載としてハンターとなっていくベローを見たいかと言うと、なーんか少ーし足りない気がするんですよね。
ベローの意識や気持ちが村を守りたい以上とまでは感じられなかったから?作品としてちゃんと描かれていた分、村の中で世界観がしっかり完結してしまって外にまで想像が向けなくていいから?明確ハッキリしたものはないんですが、そういうかなり細かい積み重なった感覚が、連載で読みたいまでの気持ちに繋がらなかったのかなという気も。
正直川口先生は一度くらいは連載で来てもとは思いますし、連載向けに方向をやや変えて作り直すくらいも出来るとは思うし出来ちゃう作品なんですが、あくまでも金未来の読み切りとしての判断としては支持しないになっちゃうんですよね。個人的な考えですが、読み切り以上を読みたいとならないとどうしても支持するにはしにくいんです。この出来なら連載で来てもいいじゃないとは思いつつ、実際「連載化予備軍」として支持するのかと言われるとするとまで言い切れない。難しい。
【BLADE KID/支持しない】
なんだかベッタリしているなというのが第一印象。
それは独特な絵もそうなんですが、画面もなんだか切り取りの塊と言いますか貼り付けた感じと言いますか、止め絵を連続で見せられているようで一言で表すならば「ベッタリ」です。お陰で個人的に楽しそうに見えない。
んで正直、読んでいても面白い感覚はしなかったんですよ。快進がなんか空回り空元気のように見えたせいでしょうか?勿論そんな筈はないんですが、何だか入り込めませんでした。団子は人格構成において大事なはずなのに、乱発していて軽く見えたせいか邪魔なノイズに思えましたし先生への言葉も説得力に欠けた感じがしてしまった。
何より気になったのは最後、人が複数死んでる話なのにその部分がすっごくふわっとしたのがかなりモヤッとしました。南を救う、に主眼を置きすぎたせいか隕石斬りをしっかり描きたかった弊害か、本当の悪辣であるはずの黒幕先生の扱いが極めて軽く適当に終わったので一切スッキリしない。快進も結構怒ってたと思うんですけどね、作中の扱いとして実質放置で良かったんだろうか。良い話っぽく締めてましたがもやもやが残った読後感でしたね。
作品として崩壊はしておらず上手く纏めてもいますが、やりたい事やりたい要素やりたいシーンを流れよりも優先させて描いて積み重ねていた気がしたので、楽しむ為の没入に至れず。連載化は容易でしょう、けど単純に面白く思えず好きになれませんでした。
【悪霊のナイトサファリ/支持しない】
特に面白くない。
ひとまず、最初の数ページですっ飛ばしたくなりました。でも飛ばすのもなんだしと最後まで読みましたが、面白くなることは無かったです。
色々な事を台詞ばかりで装飾して説明して、割と普通の内容を語ってどうにかしようとし過ぎて盛り上がりや没入にとことん欠ける。感情や情景の起伏変化なく喋るだけで世界観の構築にも寄与してない感じで、しかもその台詞が微妙に腑に落ちず引っ掛かる。
例えば依頼人のカナホは半信半疑でも藁をも掴む気持ちで天堂に電話をして会ったはずなのに、頭おかしいとか思いますかね……本気で依頼したいなら本当に本物かもとむしろ思うのでは。そこから貴方しか頼れないといきなり涙を流されても、特に天堂を見直す明確な何かが会話の中であった訳でもないのでどれだけ真剣なものかイマイチ伝わってこないし悲しさも何もない。
んで本人も言っている通り画力……描写力が足りないからか怪異が全然怖くないし体が抉れても驚きも何もない。しかもすぐに治るとか言っちゃうしより台無し。怪異とか化け物は鬼滅が最近まで連載していて今も呪術仄見えるがあって、比べたくなくても無意識に比べてしまう。まあそれ抜きでも化け物に怖さがなく拙さ物足りなさが物凄く目につきちゃちく見えて、題材としてはかなり致命的では。
更に憑依しても格好良くもなければおどろおどろしさもなく、劇的なカタルシスも生まないし小物が弱い物苛めしているだけに映る。切り裂きジャックってありがち過ぎる分デザインや演出が問われると思うんですが、ただの二重人格程度にしか見えませんでした。画面から凄さ強さも伝わらないし。肝腎な場面や見せたそうな場面の悉くが迫力不足。
総じて言えばまだまだ。年齢なんてのは内容の前では些事も些事、金未来という舞台に相応しいとは全く思えませんでした。
【逆襲シャトル/支持しない】
バドミントン漫画でした。
これだけだと何言ってんだって感じですが、読んだ感想というか感覚をまとめてみるとこの言葉に行き着きました。
プレイの描写はかなり良く出来ていたと思うんですよ。バドミントンは最速のスピードと緩急、目まぐるしい状況変化が面白味だと思うんですが、その勢いや一瞬の動きを上手く切り取りまたそれ任せでなく静寂すべき場面もキチンと描きと「競技が面白そう格好良さそう」と思わせられるだけのコマ割や絵などの画面がしっかり作られていたと思います。
また攻防の切り替えの大事さや如何に攻防を切り替えるかをちゃんと分かりやすく説明していて、遊びではない競技としてのバドミントンとはというのを分かりやすくしているなあというのが第一の感想。
反面、キャラクターが結構弱くて少年漫画としてはどうなんでしょう。百瀬と五十嵐の主人公ペアは悪い意味で二人で一人という感じで、ペアにしたいから一人の人間を二人に割った感じがするというか。特に五十嵐の印象が相当薄く、如何にも優れた選手っぽいのは王者ペアに手も足も出ないために嫌な言い方をすれば井の中の蛙感があって魅力とはならず、主人公への理解度は解説役の坊主頭が殆ど説明してしまったからそっちの方がある感じがする。
だから「お互いの無いものをお互いが持っている」としたいが為に上述通りわざわざ二人になっているようで、欠点がありつつそれぞれの魅力ある者同士が組んでいるというバディ物の面白味は特に残らなかったです。百瀬一人である程度決める力があって……だと色々齟齬が出るのは分かるのですが、せっかく二人なのですからもうちょいどうにかしてほしかったなと。百瀬はベタながら割と良い味を出していた為にかなり勿体無い。
だから最終印象としてはバドミントン漫画……バドミントン推進漫画であって、1話読めば満足出来る感じに。捻り過ぎダメテンプレ踏襲し過ぎな昨今のスポーツ連載を考えるとベタ過ぎるベタな内容は一周回って充分ありだと個人的に思うんですけど、これからはこいつらの活躍を見たいなという肝腎な少年漫画としての引きを欠いているのが連載で読みたいなになりきれていないんです。
バドミントンを教えるとか説明する漫画としてはよく出来ているんですけど、そういうのは別に連載で読みたい訳ではなく……。ただここまでしっかり試合を描けるのは結構な掘り出し物だと思います。キャラクターの印象強さを身に付けられれば、連載になっても良い線狙えるんじゃないでしょうかね。
ただ今はまだ、という話。
【ポポ/支持しない】
これは少年漫画なんだろうか。
一つの読み切りとしてはよく出来ています。カヲルとポポの信頼や宇宙人が既知として存在する不可思議なる世界観、人間模様が淡々と描かれていて、なのに読んでいて退屈さはない。紡がれている物語の舞台がしっかりしており、それなりに興味を引くだろう部分はしっかり立ち止まってくれる。かつ過不足なく言葉で説明しつつも描くべきは絵で描かれているからでしょう。
ただ本当に冒頭に書いた通り、少年漫画を読んでいる気分は全くしなかったです。ジャンプ漫画じゃないではありません、少年漫画ではないんです。
雰囲気はチェンソーマン的な物も感じるのですが、活発で心引かれるデンジはいないし血生臭くテンション高い部分もなし。ポポが化ける所すらどこか絵画的で、山自体はあるのですが終始淡々としていてなんで此処に載ってるんだろうと思ってしまいました。最初は少年エースやGファンタジーかと思いましたが、それどころではない。月刊ASUKAとかのコミックが大判の少女漫画と言うか女性向け漫画に近しいものを感じました。
せめてカヲルが男とかで無理にでも少年漫画に寄っていこうとしていたらまだしも、少年側に近付こうとした様子がない。本当に描きたいもの描いたんだろあなあと、良くも悪くも考えてしまいましたね。
作品としてはよく出来ていましたが、これが連載としてまた載られても……。なんか感想を言葉にしにくい作品なのですが、何より言いたいのが冒頭でしかもそれが大きすぎました。
【総評】
支持しないだけになりました。
出来の良いのは連載に向いておらず、連載に向いてそうなのは出来としては荒削り過ぎたり未完成的であったり。5連続読み切りとしては割と満足出来るラインナップでしたが、金未来で来てますからこう見ざるをえません。
連載向けと言える作品はとっとと電子版限定などで連載にしてしまえるからでしょうか、今までと比べても金未来ではない読み切りの集合体だった印象が強いです。
順位付けをしてみると、
1.レッドフード
1.逆襲シャトル
3.ポポ
4.BLADE KID
5.悪霊のナイトサファリ
こうなりますかね。
出来としてはレッドフードが突出していましたが、全く連載向けではない(来られても困るという点では上には上がいたけど)。連載プロトタイプとすれば逆襲シャトルが抜けていますが、読み切りとしては明らかに劣る(レッドフードとポポからかなり離れての3位)。両方連載に向けて手を加える箇所も労力も別方向に山積みに思えて、甲乙つけ難く同率に。
でも、何が優勝しようがこのまま来たらぶっ倒れるのは目に見えています。事前の期待感は満たされなかったかなあというのが、正直な感想です。
- 2020/11/16(月) 16:54:51|
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新年おめでとうございます。2日ですが。
2019年度に始まった新連載を2019年4・5合併号までの掲載順やセンター獲得話数と共に振り返ってみましょう。
あくまでも、ただの個人的感想推測ですのでご了承を。
チェンソーネオヒグマは2018年版と見比べると……あまり面白くないです。
【チェンソーマン・現在52話】
(C:2・15・23・29・33・38・46)
(
*1 *4 *7 11 *7 13 12 *9 14 14 15 14 17 13
16 13 13 14 15 *9 *9 *8
14 17 16 *3 *7 12
11 *9 *8 10
10 *8 11 10 11
*6 13 *9 13 12
*1 13 10
*6 11 10
*9 10 *7 13)
一年経っても合わないままです。
何分そこまで印象が変わっていないので、何を以て上がれたのか巻頭を取れるまでに至ったのかよく分かりません。登場人物が増えてデンジの性格の起伏が出来たかなとは思いますが。
上がってるなあ当たってるなあ2019年組の希望だなあとはちゃんと思いますしそんなとこまで腐したりはしませんが、好きになる切っ掛けは果たして現れるのだろうか。
【ne0;lation-ネオレイション-・全19話】
(C:2)
(
*1 *6 13 *8 12 10 13 15 17 17 17 19 18 20 17 18 19 20 17)
最後の過去編は良くはありましたが、スーパークラッカーではなく一人の少年として終わった感じもします。
偽悪的であるなら最初からそうすべきでしたし、過去をとっとと見せていたらそれはそれで性格から微妙に変わってきそうだしと、組み立て方を根本的に間違えていた気もしますね。
ひたすら専門用語飛び交う未知の世界への招待状くらい内容を思い切った方が、新しい形として一目置けたかも知れません。
【獄丁ヒグマ・全19話】
(C:2)
(
*1 *7 12 *9 12 10 13 16 13 16 18 19 19 16 17 18 18 19 18)
最初は好きでしたが、なーんか小ぢんまりとしていった、薄ーくなっていったんですよね。
見せたいシーンを繋ぎ合わせて画面に表してくれるのですが、それがカッケーに繋がっていたかと言われると……。結局それは後日談でも変わりませんでした。
格好良い絵が無いとヒグマの青臭さ説教臭さは響くものにならないと思うんですよ、そのメリハリがどうにも足らなかったなあと。残念です。
【最後の西遊記・全23話】
(C:2)
(
*1 *5 *9 10 11 11 *9 *8 14 17 17 20 20 21 18 17 18 19 18 18 17 13 15)
正直この年度で2番目に好きでした。単行本は買っていないけど。
龍之介の背伸びして頑張る姿とかコハルに対する兄としての背中、怪異を巡る謎にコハルを始めとした各人がどう関わるかなど。特に戦闘シーンは格好良く描けていたと思うんですよ。
まあその一番の見せ場まで長過ぎるとか分かりやすい部分が最初から薄かったとか、何より龍之介にある程度好感を持てたり寄り添えないと付いていけないとか、欠点も一杯あるんですけどね。打ち切りは何一つ不思議ではない。
最大の欠点は編集との連携不足が見られる所でしょうか。しつこいですが何あのコラボ絵。
【神緒ゆいは髪を結い・全36話】
(C:2)
(
*1 *6 *6 *9 14 11 13 *8 11 15 19 19 20 19 18 16 17 16 16 15 15 14 13 16 14 15 15 17 15 14 16 15 15 13 16 16)
途中からガラッと変わりましたね。いつものノリに戻ったと言うべきかも知れませんけど。最後なんか完全にぬらりの延長線上の世界観になっていましたし。
ただ個人的には最初の不思議なドタバタ路線の方が好きでした。そのくらい振れ幅が凄かったのが、結果的に敗因になったのかもなと。
微妙な方針転換だと元いたファンから増やす形になると思うんですが、ここまでだと前のファン振り切って新たなファンを作ってた感じすらします。結果母数増えずみたいな。
【サムライ8 八丸伝・現在32話】
(C:2・7・9)
(
*1 *4 *3 *5 *4 *2
*6 *7
*6 11 11
*1 14 13 15 15 15 17 14 15 16 15 13 17 14 16 15 14 15 16 17 16)
物凄く大上段に振りかぶった作品ですね。
色んな所で言われている程嫌いになるかなあとは思いつつ、段々付いていけなくなってきたのも事実でして。
世界は広がるしそれに伴う説明もドンドン積み重なるし、とにかく落ち着き所が無い。与えられる情報量が凄いのにそれを整理する間もなく新しい要素や用語が出てくるから、これは果たして前に出てきた単語だったか説明だったか考える暇もない。
もうちょい地に足着けてくれないと、いい加減振り切られるかも知れない。
【ふたりの太星・全27話】
(C:2)
(
*1 10 12 11 10 *8 17 16 17 17 14 17 18 17 17 18 16 16 16 17 16 18 16 16 15 17 18)
何だったんだろ、この作品。
真面目に読めばいいのかギャグと取ればいいのか、それのハイブリッドを目指してはいたんでしょうけどその配分が何せチグハグで。
ふざけないで欲しい所で茶化してくるのは、将棋漫画として楽しむにはかなり不要だった。最終的に変人大集合の非日常な日常になったけど、最初からそれだとまた見方も変わったんだろうか?
【ビーストチルドレン・全27話】
(C:2)
(
*1 *9 *7 14 10 15 18 15 19 18 18 17 18 19 16 18 18 18 19 17 17 19 17 18 18 15 16)
もっと真面目にラグビーを「教える」べきでしたかね。終盤スクラムで終わりましたけど、それくらい教材的に丁寧に序盤を進めて良かったのかも。後出しですけどね。
ただ教え役として最適でコンビ組みそうだった雪兎と学校別になるとか典型的打ち切り漫画みたいな変な先輩大集合とか、そういうガッカリの積み重ねよりはまだ読んでもらえた気もします。
てかチームスポーツって、対抗馬と言うか切磋琢磨しそうなキャラは同じチームの方が良いと思うんですよね。こいついいなと思ったら別チームって、なんかガッカリだし。
【トーキョー忍スクワッド・全27話】
(C:2)
(
*1 *9 *7 13 *9 12 13 15 16 16 16 16 18 17 19 17 19 18 18 15 18 18 17 19 17 17 17)
最初は画面は良くて台詞がなんかズレた微妙さがあって。そこから画面が弱くなってズレがどんどん大きくなって、おまけに好感持てそうなキャラは誰一人いないとか、付いていく方が無理です。
サイバーパンクっぽさはどこかに消し飛んでたし近未来感は0になったし、後には何にも残らなかったなと思います。
言っちゃ悪いけど来年内容を覚えているか怪しい。
【夜桜さんちの大作戦・現在18話】
(C:2・14)
(
*1 *8 *5 *7 *8 11 10 *7 12 12 11 12 13
*9 13 15 16 17)
一番好きです。「日本語としてのスパイ」を土台とした世界観が楽しいです。太陽と六美が好感を持てるのが何よりも強いですね。周りを固める兄弟もバリエーション豊かで面白い。
ただ恋愛面のヘイトは、あくまでも性格以外完璧超人の凶一郎に集めていいんじゃないかなあ……。殺香にしても鳩田にしても、それが持ってくるノリも含めて「入ってきて欲しくない」感じがするし、これからそれが増えそうに思えるのが大変な不安。
【ミタマセキュ霊ティ・現在17話】
(C:2)
(
*1 *7 *5 10 *8 12 10 *9 *9 13 14 14 13 14 14 10 14)
ミタマが最初は変な奴枠だった気がしますが、程無くハゼレナの方が変な奴になっていって、今では号泣覚醒なんかほんのアクセントなくらいミタマが常識枠に収まりましたね。
その上でミタマがどれだけ存在感を発揮出来るかがこれからの勝負でしょうか。
2話掲載があったりして成功してるかよく分からない部分がありますが、少なくともこの方向に光明を見出だしている気はします。
【Dr.STONE reboot:百夜・全9話】
(C:無し)
(*2 19 19 20 19 18 18 18 18)
百夜っていうか、レイリブート?
てっきり本編では描かれなかった百夜のあれこれが繰り広げられるかと思っていたんですが。最初からその方向で見ればもっと面白かったんだろうか……。
レイの頑張り自体は良かったんですが、最後まで百夜に戻らずに終わってしまったのは正直拍子抜けでした。期待の肩透かし?
- 2020/01/02(木) 19:11:06|
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明けましておめでとうございます。
2018年度に始まった新連載を2019年4・5合併号までの掲載順やセンター獲得話数と共に振り返ってみましょう。
あくまでも、ただの個人的感想推測ですのでご了承を。
風邪引いたので今年の正月はこれだけです。
チェンソーマン、ne0;lation-ネオレイション-、獄丁ヒグマは2019年度ですが、書いちゃったしこのままで。来年も書くと思うのでその時に感想の変遷っぷりを指差して笑って下さい。
【BOZEBEATS・全14話】
(C:2)
(
*1 13 *3 10 14 11 11 13 14 18 20 19 17 18)
とにかく見辛いに尽きる。画風も作風も見開きなどでカッケーして票を勝ち取るタイプだと思うんですが、そこで何が起こっているかや何をやっているか伝えられないってのは相当致命的だったと思います。
環の武器が一見地味な数珠だったのも、視覚的に何をしているかの分かりにくさを助長してしまっていました。
キャラクターも詰め込まざるを得なかった分だけ引っ掛かりにも乏しく、画面の濃度に反してかなり薄味の印象しか残っていません。
【アクタージュ・現在47話】
(C:2・22・30・35・36・40)
(
*1 *9 *7 11 13 10 10 11 14 13 18 15 17 16 15 16 11 16 16 11 13
12 13 17 *8 *6 *7 13 10
10 *6 *5 10 *6
*4 *6 *3 11 16
*6 10 *5 *8
*4 13 *4 *8)
化けてみた1号。
序盤はどこを見渡しても人間味が薄く、「人間」を描写する題材からすると結構やってしまっていたと思います。
そこから千世子の登場以降夜凪に人間味や近さが現れ、されど役に入った時の隔絶っぷりは失われる事なく、結果としてキャラクター夜凪景の魅力と女優夜凪景の凄みの両面が遺憾無く発揮されるまでになりました。
この変化なく1話からのままで来ていたら舞台編に周りとの違いと言う説得力が生まれる事は無かったと思いますし、これからの武器となってくれるでしょう。
【呪術廻戦・現在41話】
(C:2・16・23・31・32・37)
(
*1 *9 13 *8 *7 *9 *8 *9 14 13 14 14 18 16 *7
*7 14 15 *6 *2 *3 *5
*4 *4 *5 *2 *5
*1 *6 10
*5 *4 14 12 *7 *2
*6 *7
*7 13 *5)
化けてみた2号。現状は2018年度一番手でしょうか。
序盤はまあ正直、今見てもあんまり面白くありません。虎杖がピカピカ輝く良い奴なだけに、余りに逆境に置かれたり認めてもらえなかったりは気持ちの良いものではありませんでした。
それから一度死んで、メインとして前に出張るようになると当然として作品全体が魅力的に映える。吉野と親しくなる様は一切の不自然さを感じさせず理不尽な展開も痛々しくも目が離せない物へと。
今の対抗戦も虎杖を巡るいざこざがあるからこそ見覚えがないキャラがズラリという部分が、虎杖を殺す側vs殺させない側というシンプルに分かりやすくかつ東京校をすんなり応援し易くなっている。
主人公属性万歳、キャラ力万歳です。少年漫画には何が大事かをまざまざと見せつけてくれています。
【ノアズノーツ・全22話】
(C:2)
(
*1 *9 10 12 11 13 10 10 12 15 15 17 17 16 15 19 18 17 18 17 17 19)
冒険パートで突っ走ってくれると思ったんですがね……。
ノアと未来のコンビが困難な謎と未知に向かっていく!が当初期待した流れだったんですが、ハイノーツ登場からはどんどんバトル重視へと。
バトルなんて期待してませんでしたし、スーパーアイテム同士の超バトルなんてもっと見る気がなかった。何よりノアも未来も全くバトル向けじゃなかったのに、そんな舞台で輝ける訳もなく。
好きだったんですがね、残念です。
【ジガ-ZIGA-・全14話】
(C:2)
(
*1 12 13 *8 11 12 *9 16 18 18 20 19 19 18)
視点から題材からあっちゃこっちゃ行きまくった作品です。
化け物倒すぞ→化け物として倒される話だったぞ→化け物として化け物倒すぞ……僅か14話でどんだけ読者を篩に掛けて付いていこうとした読者を振り回した事でしょう。
話の順番も明らかにおかしい部分があったり、読者を根付かせるのを完全放棄していましたね。本当に何がしたかったんだか。
【紅葉の棋節・全16話】
(C:2)
(
*1 *7 10 10 *8 10 11 11 11 18 19 18 19 17 17 18)
多分熱い話でした、多分としか表現出来ませんが。
将棋を知っている人からすると展開や台詞に引っ掛かりを覚え、知らない人からすると知りたいであろう部分の説明を殆どしてくれなかったり、没入させてくれる要素があまりありませんでした。
その上で作品内でキャラ達が過剰なまでに感情表現したり燃えたりされても、対岸の出来事なんですよね。上滑りを読者に強いると言うのはなかなか体験出来るものでもありませんでしたね。
【キミを侵略せよ!・全16話】
(C:2)
(
*1 *9 13 10 12 13 12 16 19 16 15 16 20 18 10 16)
ゆるく始まりゆるく終わりました。
フックとか爆発力にとことん乏しかったので、しっかり興味を持ってくれた人以外が楽しめるようには作られていなかったかなと。
ハジメと相場ののほほんとしたやり取りは微笑ましくはありましたが、もう少しこいつら見てみたい!と思わせて欲しかったです。好きな人は好き、があまりに狭いと生き残りは難しいものです。
【総合時間事業会社代表取締役社長専属秘書田中誠司・全20話】
(C:2)
(
*1 *9 10 10 10 *9 *9 14 16 17 14 17 19 17 17 17 18 19 19 19)
真面目変人未来人田中を巡るコメディがしたかったのか未来を救うシリアスがしたかったのか右往左往、結局なんのジャンルだったかすら掴めないまま進んでしまいました。
最終的にはシリアスでしたけど、どんな姿勢で読めばいいか分からないまま真面目シリアスを続けられたとして、誰がどこまで入り込めたでしょうか。
設定にそこまで特徴はなくキャラの誰も魅力的に映りもせず、関係性に面白さがある訳でもなく。何を目的に読めば楽しめば良かったんでしょうね。
田中のキャラクター一点突破だった金未来からここまで引っ掛かりを取っ払うって、かなり凄いと思います。
【アリスと太陽・全20話】
(C:2)
(
*1 *9 12 11 10 10 11 11 16 15 16 18 16 16 16 17 18 18 18 17)
太陽にもっと頑張って欲しかったかなあと。結局の所1話からアリスばかりが目立っていたのに太陽の引き抜き話が来たとして、読者に何故引き抜くかの説得力を伝えられてませんでしたね。読者には分かる太陽の実力!みたいなのも表現されていませんでしたし。
コンビとして割と成功続きの中でメンバー集めと言うのもややちぐはぐで、しかも最初が歌声が魅力のアイドルをドラムにという不自然さ。メンバー集めに必然性が伝わらずとどめになってしまった感があります。
【思春期ルネサンス!ダビデ君・現在15話】
(C:2・8)
(
*1 10 11 18 11 19 13
10 20 11 19 *9 17 10 19)
キャラだけで突っ走っていると思います。
最初はひたすら下ネタしかなくこれはダメだろと思いましたが、モナさん登場以降はそれぞれのキャラにスポットを当てたスタイルに変更、少なくとも眉を顰めながら読むような事は無くなりました。
まあその分だけ果たしてこれはギャグなのか?とも思い始めていますが……ダビデもだんだん普通になり始めてますし。この懸念が当たっているか杞憂かはこれから分かるでしょう。
【ジモトがジャパン・現在15話】
(C:2・9)
(
18 *7 18 *9 18 12 20 20
*9 18 12 16 10 17 12)
キャラで突っ走っている点は此方も似たようなものだと思います。
ただマスラオ天丼からは地元にスポットを強める事でテーマを各話で用意し、ジャパンが掻き回して他キャラがアクセントになりトキオが突っ込んでというコメディとしての定番を早くも確立しつつあるなとも思います。
それぞれで登場させる「地元」も変に貶めたりはないためジモリティーにある程度の説得力があり、このブレなさがある種の安心感も生み出している。
果たしてどれだけこれを保てるでしょうか。
【チェンソーマン・現在4話】
(C:2)
(
*1 *4 *7 11)
やっぱり合わないですね。
この淡々っぷりと色々掬い集めてみるのを魅力と見る向きもあるのでしょうが、それはまず一読目から惹き付けてくれないと駄目だと思うんですよ。個人的にはそれがどうにも見当たらない。
少年漫画って分かりやすさなり何なりが必要な筈で、それが話からもキャラからもどんどん無くなっていっているように思えてしまう。好きになれそうな部分がデンジからすら失せていっている。
熱のある題材だけに、それをもっとバシッと伝えて欲しいなあと思っています。
【ne0;lation-ネオレイション-・現在3話】
(C:2)
(
*1 *6 13)
不快かはよく分かりません。ただスーパークラッカーならスーパークラッカーらしい凄みや超然さを見せつけて欲しいなと。
今の所のネオは設定上は作中頂点に立ちかねないくらいのスーパーマンの筈なんですが、描写は普段の小物然とした部分をギャップとも出来ていない程度にしかクラッカーぶりを発揮していない。
ようやく世間に根付く悪を相手とするようですが、そこでダークヒーローなりダーティーキングなりの「凄まじさ」を見せ付けて欲しいです。それが出来ないと、ちょっと厳しそう。そもそもこの3話が2話で良かったんじゃね?がまだあるくらいですし。
【獄丁ヒグマ・現在2話】
(C:2)
(
*1 *7)
あれこれに先行する形になりますが、3つの中では一番好きですよ。好みが本当に分かりやすいこと。
裁く者としての苛烈さと普段の緩さはギャップとして生きていますし、そもそものヒグマも親しみ易さと格好良さが同居出来ている。
絵も見易く大ゴマも効果的に使われていますし、凄く見せつつカッケー重視で決めた1話で残った疑問も2話でちゃんと始末を付けていたり展開も◯。あとは強い敵に如何に立ち向かうかを見せ付けるバトル王道展開でしょうか。
このまま進んでくれるなら単行本買おうかなと言う気にもなりますが、さてさてどうなる。不安と期待が入り交じります。
私の分かりやすい「好き」ってなかなか生き残りませんしねー……。
- 2019/01/01(火) 00:00:00|
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残暑見舞いにやってまいりました。
私の判断基準は、読み切りとして一定水準以上は最低条件、金未来杯ですから連載のプロトタイプとしてどうかでも判断します。
あくまでも個人の感想です、何の参考にもなりません。
一個人の戯れ言としてお気軽にお目通し下さい。
この記事は更新の度に上がります。
【仄見える少年/支持する】
最後まで読んだら面白かったかなと。
霊怪という異質を孕んだ世界観が画面全体からよく現れていますし、猫も轆轤首も上手い具合に気持ちが悪い。景は相談になんだかんだ付き合う様やしっかりと人を助ける姿がちゃんと主人公していますから、恐怖と王道を両立出来ていると思います。
比較的簡易な絵とおどろおどろしさが良いバランスを取れているのも好材料。この手の題材でメリハリと見易さが備わるのは良い武器です。
話の運びも猫と轆轤首のミスリード、景が只者ではないという全体の流れ、それ自体は最後まで読ませるだけのものはあったのではないでしょうか。
難を挙げるとすると、まずは中盤の不必要なコメディのノリ。延々重苦しいままだと最後まで持たないから入れたいのは分かるんですが、それが挟まるタイミングがシリアスな流れを切る作用を狙ったように発揮してしまっている。
具体的に言えばコメディは姉の電話で霊怪が本物であると判明するまでにして、電話をキッカケに空気がピリピリする感じを途切れさせないで欲しかったかなあと。実際その辺りでしつこさを感じ、これは駄目かも知れないと思ったもので。
もう一つは七瀬が引きずり込まれようとする中で姉が景に見捨ててもいいと促す所。対処すべきと景を乗っからせたのに、挑発的な意味であろうと盛り上がる中では違和感として引っ掛かってしまいました。ちゃんとクライマックスへ向けて上手に持っていっていただけに、これは残念。
でも繰り返しになりますが、最後まで読んだら面白かったかなと。何より怪異を描く上での説得力とバランスが必要最低限以上に備わっていますから、少年漫画の怪奇物としてしっかり完成されていたと思いました。
決めゴマが惜しい感じで物足りなかったなとかこのままだとちょっと呪術と被るかなとか思いはしましたが、その辺は連載化に向けて修正したり力を付ける中で乗り越えてもらわないといけない範囲で、明確なマイナス材料とまでは言えないのではないかなと。
取り敢えずトップバッターに相応しい作品だったのは間違いないです。キャッチーさが足りてませんけど、優勝しても特に不満は無い出来でした。
【血液ヌル/支持しない】
のっぺりという言葉がよく似合う作品でした。
話はまあ寄生物としてはスタンダードな部類だったと思います。ヌル型に寄生の理由を求めたのが個性と言えば個性なのでしょうか。
しかし運びの大体を台詞に任せてしまっているので特に何も盛り上がらないし、引かれない。これが奇抜な発想の元に積み上がった話ならば説明が丁寧な方が親切で引き込まれやすいのでしょうが、悪く言えば想像の範囲に収まりがちな話なのでそれを台詞で回されても退屈と言ってしまえるかも知れません。
加えて絵と言うか画面に起伏が乏しい。特に表情が、とにかくどの場面でも皆似たような顔で感情の高ぶりや静まりが読み取れない。刀磨の貧血とそれによるローテンションも、周りも似た調子なので表情を描けないのを逃げた言い訳にしか見えない始末。
その中でデフォルメ調に描かれたミルだけが変に感情豊かに描写されているので、異物感として変に浮いてしまっていました。
コマも決めゴマすらそこまで目を引かれず演出や効果で拙さ乏しさを補うような事もない。派手さもない。命の危険も地球の危険も緊張感が伝わらないので擬似体験的な実感がない。これでは楽しもうとしても乗り切れません。
話は盛り上がらない、絵で盛り上げてもくれない。これはちょっと支持するには出来ません。寧ろ削られたという暗くなりそうな部分が気になってしまいました。削った結果薄くなるなら削らない方が良かったのでは……と。
【恋は戦争/支持しない】
かなり悩みました。まさに紙一重。
序盤は面白くないような、主人公が悪ノリしてどうこうみたいなよくあるギャグ読み切りに見えましたが、読み進めると成る程成る程。
ギャグではあるのに目的が終始一貫していて、テンポ良く話やアイディアが途切れる事なく畳み掛けてくる。そして馬鹿馬鹿しい目的へ一心不乱に知恵と手段を振り絞っていくので、まるでストーリー漫画みたいに最後まで読めました。
特に計画実行からラストへの流れや進め方は見事。基本的に生徒側は画面、校長側は台詞と掛け合いで知恵比べを表現していて対比が漫画としてしっかり出来ているし、全力で目的達成に邁進しているのが伝わってきます。
絵に若干のクドさはあるものの過度のしつこさは回避しているので手を止めるには至らない、例えばこの絵で変顔連発とかされていたら眉を顰めながら読む事になっていたでしょうし。
キャラクターも格好良い可愛い得体が知れないと取り揃えていて、それで真面目に馬鹿馬鹿しく突き進んでいる楽しさがあり、もう少しだけ磨き上げればそこまで人を選ばずに済むのではないでしょうか。
……ここまで誉めておいて支持しないとした理由はただ一点。これ、連載出来るんですかね。
目的が女子との交流一点だけなので早々にネタが枯渇しかねない事、ギャグはギャグなので変にシリアスを織り混ぜたり複数話構成を連発するとこの持ち味が損なわれてしまうのではないかと言う事。
勿論発想が素晴らしくネタは簡単には枯渇しないとか連載となれば上手くコメディに仕立てあげてくるとかあるかも知れないですが、どうしてもそのハードルが高く見えてしまう。
もしもこれで一年連載してまだまだ続けられるぞとか出来たら、結構な天才だと思います。それぐらいに思えます。
支持はしないけどアンケには入れる、そんな難しい作品でした。一先ず合う合わないは最終結論として読んではみる事を勧めます。
一番面白くはありましたし、もし優勝しても何一つ文句はありません。それで案の定連載無理でしたなら文句言うけど。
【Apollo -アポロ-/支持する】
これまた難しい作品が……。
何度も本誌に読み切りを載せているだけあって絵も設定もかなりキャッチー、完成度はかなり高いと思います。
設定は魂の21gやマイナス感情からのゴーストが複雑過ぎずストンと受け止めやすい。連載作品となると些かシンプルですが、それはもう少し深化するなり明確な敵を作るなりでカバー出来る範囲です。
登場人物は分かりやすく絞られているので視点が拡散せず話に入りやすく、万人受けし易いデザインながら絵の特色も顕れていて、好印象を抱きやすいですね。アポロは格好いいしウィリアムは取っ付きやすい、デザインもキャラも上手く役割分担が出来ています。
画面のお洒落さはかなり抜きん出ていますから、これだけでも訴えるものはあるレベルです。
ただ完成度が高いだけに難点もかなり際立って見えます。
まず受け止めやすいのは良いんですが、裏を返せば浅かったりあっさりしている所が目に見えて多い。
表情が弱いからなのか演出が弱いからなのか、ウィリアムの幽霊恐怖症があってもなくてもいいような薄いキャラ付けになってしまっている。パイドパイパーという如何にも特色ある別名が笛っぽい武器にしか共通点がない(笛の音のようにはピンと来ませんでした)、童話なぞらえもNo.9もその瞬間だけ。
いずれもキャッチーな設定ではあるんですが、それらを表面しか触れないので一瞬引っ掛かるだけで気付くくらい浅く映ってしまう。一言加えれば、一コマ加えれば違って映る部分が多く、受け入れやすさの代償に省略し倒した感はあります。
そしてキャラクターデザインはかなり上手いし動きも描けているのに、肝腎のバトルの見せ場が惜しい所で弱い。アポロの武器が一体どういう物なのか掴みきれないから何をしているか、かなり分かり辛い。例えば「なんてラッキーなんだ……!!」の代わりに「魂を刃に……!!」とするだけで具体的に何でとどめを差したかが伝わるのに。
そして大ボス戦は、ボスゴーストが他のゴーストと殆ど同じデザインなのでボス感が全然無い。アポロにとって雑魚でも読み切りとしてはラスボスなんですから、何かしら違いが欲しかった。そして倒した場面はアポロが奥側から攻撃していて小さいから迫力に著しく欠ける。多分アポロを手前にするだけで解決したと思うんですが、お陰でかなりあっさりした見せ場になってしまっていて、スッキリ感に欠けたラストとなりました。
あとはウィリアムは紛いなりにゴーストバスターを目指しているならもうちょい見せ場があっても……逃げるだけは流石に拍子抜けです。
正直、魅力となる部分はちょっと調整するだけで連載に来てもおかしくないくらいのレベルです。なのにと言うかだからと言うか、完成度に比例して欠点も凄くクッキリ色濃く見えてしまう。どちらを強く持つかでかなり印象が変わってくるのではないでしょうか。
ただ、それらの欠点は指摘されれば何とか直る、連載するにあたり何とか修正出来る範囲に思えました。それだけ、魅力的な部分で作者のポテンシャルが伝わってくるのも確かでして。
支持するしないはかなり悩みましたし駄目な理由もこれでもかと見えるし分かるんですが、それでも一回くらいこの作品で連載していいんじゃないかと言うのが強く上回りました。
その際はどうか、どうか欠点を直すだけで済ませて下さい。このままだと完全な未知数ですが、大幅に変えようとしたら全て壊れて100%失敗しますから。
【ミストの怪剖録/支持する】
また怪異かと思いましたが面白かったです。
まずは絵がいいですね。特徴的なのに黒と白のバランスがしっかり取れていてかなり見易い、それぞれのキャラに重複が少ないので混乱も少ない、それでいて不気味な所は不気味で強調したい所は此処と受け止め易い。結構気持ち悪い描写なのにかなりスイスイ読めたのは、これらの調和がキチンとしていたからでしょう。
強いて言えばヒロインと変屍体のデザインはどうしても被ってしまうので、魂官摘出の2ページで一瞬混乱したぐらい……ですがこればっかりはどうしようも無いので。手を差し伸べる所を昔の姿に戻すくらい?これも良いかは分かりませんし。ここにしても右ページの黒と左ページの白がまさに明白で「救われた」と一目で分かるように計算された良いシーンです。
話も単に相手を薙ぎ倒すでなく怪異医療とでも言うのでしょうか、あくまでもちゃんと相手を救う方向に重点が取られていて題材とキャラ描写に一貫性がある。特にミストが変屍体として変屍体に寄り添う姿は一見特異な筈なのに善悪の判断を迷いなく描いていて、その様に何の違和感も無く且つヒーローとしても成立している。
両親の異様性や呵責や同情の不要さを冒頭から容赦なく描けてこその流れですから、この取り上げるべきを取り上げる作り方はこれまた絶妙なバランス能力を評価すべきと思います。
難点は散々ミストの大人姿を匂わせたせいでそれになった時のインパクトが薄く「やっぱりな感」が出てしまった所。小さい理由も「楽」で済ませてしまい必要感が伝わらなかったので、これなら最初からずっと大人姿の方がヒーローとしての格好良さが際立っていたのでは。或いは
用途に応じて伸び縮みを繰り返し使い分け、常人じゃない印象作りに寄与させてしまうか。
あとは第一印象から連想してしまうバトル物では無くあくまでも医療物であり、大ゴマも特に強く使っていない(使わなくていいから)ので、そちらを期待してしまうとやや物足りなさが出てしまう……これは最後まで読むか読み返せばどうという事は無いですが。
この作品は特にバランス感覚やメリハリに特化していたと思います。お陰で地味になりがちな医療物を怪異を盛り込む事での少年漫画化に成功していますし、読み切りとしてもかなりの出来映えとなっていたのではないでしょうか。
無論連載としても題材を描き易いし長期を見据えた敵も作り易い。完成度という点に置いて、5作品中1番と言ってしまっても過言では無かったです。
1号分の隙間が金未来のお祭りな流れを断ってしまったんじゃないかと心配しましたがどうしてどうして、杞憂となったのはこの作品がしっかりとした力を持った物だったからと思います。
【総評】
重ねてになりますが
怪異物多いわ!ただ、一定以上の水準を備えた作品が多く、近年の中では一番レベルが高かった年だと思います。個人的感想ですが支持するが5作品中3作品に面白かったと言えるのがプラス1作品と、開催判明時とは印象が打って変わって金未来杯をやって良かったと言えるくらいの作品が並んでくれました。
怪異被りは流石にどうかとも思いはしますが、変に回避して描きたい物が描けず良さを消してしまうよりは、結果としては良かったのではないのでしょうかね。
順位付けをするとしたらこうなりますか。
1.Apollo -アポロ-
2.ミストの怪剖録
3.恋は戦争
3.仄見える少年
5.血液ヌル
アポロの抜き出た部分が完成度のミストを上回ったかなと思いこの並びですが、好みの範囲です。4つの内ならばどれが優勝となっても納得の出来映え、良い意味で悩ませていただきました。
正直に言えば、久し振りに優勝作品以外からも連載作品が出ても良いのではないでしょうか。結果どれも失敗するかも知れませんしそうなれば残念とか何やってんだとかになりはしますが、このまま優勝作品以外を捨ててしまうにはあまりに惜しい。そのくらい粒が揃った面々でありました。
これなら来年以降の開催も、期待出来るのではないでしょうかね。良い物見れました。
- 2018/10/03(水) 20:52:30|
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新年おめでとうございます、週刊少年ジャンプ50周年たる2018年です。
一気に追加の3つ目として、2017年度に始まった新連載を2018年4・5合併号までの掲載順やセンター獲得話数と共に振り返ってみましょう。
あくまでも、ただの個人の感想推測に過ぎません。
【ぼくたちは勉強ができない・現在44話】
(C:2・10・17・22・27・32・34・42)
(
*1 *7 11 13 12 *9 11 *6 12
*9 16 15 14 15 14 12
*9 14 15 15 17
11 15 13 *8 *8
11 12 *8 *7 *7
*6 *7
10 12 *3 13
*1 10 *2 *7
10 *6 *6)
一度下がってからの切り返しは拍手を送るしかありません。
生徒3人までは規定路線に見えますが、そこからメインの流れを阻害しない形でのヒロイン追加、それぞれの掘り下げ、恋愛面の微妙な距離感とバランス、どれもこれも上手くいったように思えます。
当初からの唯我の好感度の高さにヒロイン達の人間味ある個性が加わった形の、ちょっと珍しい後天性ラブコメ。
あとはこのバランスを如何に崩さずメインストーリーを進められるか。少なくとも傍流については今は隙がありません。
【U19・全17話】
(C:2)
(
*1 *7 11 14 14 14 17 19 18 19 19 20 19 17 19 20 18)
ディストピアを描いている割には甘さがあり、レジスタンス的な主人公側には寧ろ非が目立つ。
別に世の少年少女は全ての大人の一挙手一投足に反発する存在では無いんですが、これで支持を得られると何故思ったのやら。
しかも描きたいだろう「反発する子供達」が出てくるまで随分悠長な始末。ここまでエンターテイメントの部分で興味を抱かせる気が無い作品はなかなかありません。
【ポロの留学記・全17話】
(C:2)
(
*1 *7 *8 12 17 15 15 16 18 18 19 18 18 17 19 17 19)
無味無臭に近い存在でした。
人外コメディなのですから異能性を発揮するならもっと思い切りが欲しかったですし、もっと悪魔のバリエーションが毎週違うのが出てくるくらいでも良かった。或いは現世カルチャーに徹底的にスポットを当てるとか。
尖った部分が無いので読む分には何の欠点も無いですが、読み終わったらそこで終わり。何も残らない。
これでいくならいっそショート枠の方が良かったのでは?そうなるとジャンプではないと思いますけど。
【腹ペコのマリー・全32話】
(C:2・8)
(
*1 *4 *3 16 *8 13 *7
*7 17 17 17 15 18 17 16 18 18 18 20 19 19 18 19 20 19 20 15 17 16 18 19 20)
最後はすっごく生き生きしていましたね。逆に言えばそれまでは物凄く息苦しく足掻いていたんですが。
盛られた設定に囚われてそれを説明したり都度都度場面を用意したり、ひたすら足踏みをしながら新しい要素が出て来て話の範囲ばかり広がるばかり。
ストーリーメインなら一つのキャラや話題に集中してみる、コメディメインなら単発の爆発力に賭ける。どちらかでも出来れば後半での巻き返しもあったかも知れませんが。
迷走に迷走を重ねた結果が10連続ドベ1でしょう。
【Dr.STONE・現在40話】
(C:2・9・13・17・22・30・38)
(
*1 *4 *3 11 16 11 11 10
*8 *5 *5 14
*4 12 11 *8
10 15 *5 *5 *5
*7 *2 *2
*1 *3 *3 *7 *4
*4 *4 *7 *3 *5 *2 *4 *3
*5 *4
*1)
押しも押されぬ現2017年組筆頭です。
そこそこのスタートダッシュからあれよあれよと主力候補へ。絵の濃さ話の濃さが良い意味でマイルドと言うか絶妙な塩梅になるにつれて磐石となっていった印象。
特に村に到着してからは豊富な登場人物とある種の安心感を得て、単純に楽しめる作品として成立したのでは。
不安を挙げるとしたらシリアス確定の司との絡み、楽しげな空気が醸成された村面子と大樹・杠がちゃんと混じれるか。変化が不可避な以上、躍進も失速も有り得ます。
【ROBOT×LASERBEAM・現在38話】
(C:2・8・12・17・22・35・37)
(
*1 *4 *7 *5 *5 *4 12
10 12 *5 15
13 17 17 15 19
*8 *6 17 11 *7
*7 *2
*1 *4 11 *8 16 15 14 19 15 14 16
13 16
11 15)
世の中にはあばたもえくぼと言う言葉があります。好きな物の欠点は見えない、むしろ長所にすら映るという意味です。
私はロボが好きなので、何故ここまで不安定なのかを客観的に分析は出来ません。
最初から沈みっぱなし、上がりっぱなしなら一面的に評せますが、こうも動かれるともっと細かく変化を見極めなければならず、そしてそれはサッパリ分からない。
本当に、なんでなんでしょ。他の方に説明されても間違いなく腑には落ちないですが。
【シューダン!・現在27話】
(C:2・7・23)
(
*1 *7 *5 13 12 14
*7 15 14 17 18 17 17 16 15 16 17 17 17 18 18 20
15 19 19 18 18)
落ち方からすると1話そこそこ、2話3話で失速したのでしょうか。
恐らく期待されていたのは活躍出来る主人公ソウシのサッカー、或いはソウシとナナセのダブル体制だと思うんですが、出てきたのはナナセ中心のサッカーや人間関係。加えて横田先生では初めての不快になるネームドキャラ。
こう振り返ると、築いてきたものや期待を序盤でかなりかなぐり捨ててしまったのかなと思います。
肝心の試合もミニゲームでは粗は目立ちませんでしたが、話数を掛けると場面の切り取りが過ぎたから流れになっておらず、強みにはなり得ず。
今の位置も已む無しとしか。
【クロスアカウント・現在26話】
(C:2)
(
*1 *7 11 14 10 16 12 18 19 16 19 16 19 17 17 18 18 19 20 19 19 18 17 17 19 17)
個人的には当初の不快感はそれほどでも。
ただ特に応援したくない主人公にあまりにも距離が遠いメインヒロイン、好感度は高くない舞台装置じみたサブヒロインと、ドキドキさせる気が全く無かったとしか思えません。
恋愛漫画は特にキャラが大事なジャンルなのにそれがあまりに浅いので、表面だけ王道をなぞっても何の深みも親しみも無い。見た目だけ豪華な氷のみで出来た定食なんて食べたくない。
【トマトイプーのリコピン・現在11話】
(C:2)
(
*1 *6 10 10 *6 *7 12 12 20 20 21)
いぬまるはたま子先生が緩衝材でしたが、これはめめが緩衝材です。
内容はやはり胃もたれする黒さだと思いますが、世界観や内容に共感したり冷静に突っ込んでくれる存在が助けになっているかなと。
ただその緩衝材に頼るせいか黒さに遠慮が見えないのは少ーし気になります。ツッコミが入る前に嫌気が刺すリスクが常に付きまとっていますが、どうなるやら。
【フルドライブ・現在9話】
(C:2)
(
*1 *4 10 13 14 11 12 17 19)
不遜と抜けた部分がメリハリにならずややちらかった性格の主人公、やや遅い展開、少しだけ分かりにくい卓球描写。
個人的にはあまり欠点は見当たりませんが、強みになれそうな部分が特に際立っていないので振り返ってみると埋もれてしまいがち。となるとアンケという戦場ではかなり致命的に映ります。
加えてここにきての性格の修正は悪手に見えます。弾の個性が無くなってしまったような……。
【ゴーレムハーツ・現在8話】
(C:2)
(
*1 *7 11 11 *9 *8 14 20 )
ドキドキワクワクしなかったりカッケーが薄いと失敗する、これ去年も書きませんでしたっけ。
敢えて修正出来ない所を指摘しますが、なんで読み切りからノアは縮んだんでしょう。
プラス版はそうだったとしても、本誌版は大きくなってアンケを取った筈なのでそれでいくべきだったのでは?お陰でノアがすぐに活躍出来ず頼りにもならない存在に。
或いは小さい所から始めたければプラス版のブラッシュアップで充分だったのでは?あれが良かったから本誌に来れた筈ですし。
ノアが出来ない子過ぎて見せ場を作れず、成長物語としても取っ掛かりがない。
わざわざ変えた結果がこれでは、あまりにキャラが可哀想です。まさに、どうしてこうなった。
- 2018/01/01(月) 00:00:32|
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やって参りましたこの季節。
私の判断基準は、読み切りとして一定水準以上は最低限とし、金未来なので実際連載化してどうかも考えます。
あくまで個人の感想、何の参考にもなりません。
2回連続で優勝を外してますし、ゆったり軽く読んで下さい。
この記事は更新の度に上がります。
【ジキルの使い魔/支持しない】
一読み切りとしては、まあよく出来ていると思います。
キャラクター配置も物語の進め方も、一度金未来に出ただけあって手堅く作られており、トップバッターとしては及第点では無いでしょうか。
ただこれは金未来、連載に明確に繋がる場と考えると特にキャラクターがどうにもこうにも中途半端で足りていない感じがします。
まず主人公の此之宮、酷い性格にしたいならもっと容赦なくしても良いでしょう。フォローじみた過去説明は寧ろ蛇足、非情な性格という持ち味を弱められてガッカリです。
強さもちゃんと強いままでヒロインにはどうしても手を出せないだけに留め、ボロボロにする必要が無い。お陰で前半で見せた魅力に繋がる個性が後半で丸々台無しです。
ジキルもへっぽこが血を得たら強くなるのは期待通りなのに、強さの描写は遠慮があるのかカタルシスまでは至らない。見せ場なんだしもっと滅茶苦茶な強さにしたってやり過ぎにはならなかったでしょう。
ヒロイン?の環に至っては同級生の思わせ振りな台詞があったにも関わらず実際は浚われヒロインポジションだけ。高めたハードルを飛び越えるどころかそこに向かいもしない肩透かしっぷり。
とにかく抱いた期待が全て尻すぼみしていく小ささ。
ただの読み切りならば次に期待しようかなとなる出来ですが、連載を目指していると言われるとその役割はとても背負わせられないという印象しか残らない。
ベタは本来は悪とはなりませんが、小さく纏まるのでは食傷感しか生みません。もっと弾けた強みが見たかった、それが出来る方だろうに凄く残念です。
【除冷師煉太郎の約束/支持しない】
絵は上手いですね、魅せゴマもちゃんと描けていますし表情も上手い事表現出来ていると思います。
ただキャラデザはそこまで映える感じでは無く、見せ場の一つである筈の封印されていた鬼の何が強そうなのか全く伝わらないのは流石にどうかなと。
また話の進め方がやや強引で、没入が場面場面で途切れてしまったのも駄目でしょうか。
特に後半、主人公がヒロインに付いていた理由明かしや封印が解けるまでの流れがちょっと唐突で、ハイライトなのにイマイチ入り込めない。
最強の除冷師が倒せなかった鬼を、封印が僅かに解けたら尻込みする奴一人で始末しようとするのもよく分からない。端からヒロインごと封印を始末する指令ならまだ分かりますが、それならわざわざ邪魔するだろう主人公がいる中で丁寧に名乗るのも意味不明。
考えてみた最終盤に行きたいからか、それまでが読み止まるくらいチグハグ続きなんですよね。
そして最大の失点は上記とも被りますが、もう一人の除冷師の亀坂でしょうか。
わざわざ最強の除冷師がいる所に乱入したのに特に強くなく、性格もヒロイン殺害に躊躇せず任務に忠実かつ冷徹かと思ったらあっさり任務を放り投げ、あとはただの蛇足気味な説明係。
終盤のあれこれを説明するだけの為に置きたかったからか終始キャラとして中途半端で、話の中では基本的には邪魔者でしかありません。読み返せば読み返す程、存在が目障りになります。別に悪役でも無いのに鬼の恐ろしさまで薄めてますし、なんでいるの君。
端々に光るものは見え隠れするのですが、まだ「期待の新人読み切り」の枠から抜け出てはいないと思います。
年齢も若いですし、師匠からコマだけの引き付け方を学びながら精進して下さい。連載はまだ早いです。
【レイブンブライ/支持しない】
うーん、話の筋はそれなりに出来ていると思います。
骨幹としては主人公が凄い人に弟子入りして強くなって人助けする、と王道ですし、そこに格闘技の知識がエッセンスが加わってオリジナリティには繋がっています。
でも何ででしょう、読んでも何かワクワクしてこない。特に主人公に惹かれません。
パルクール擬きは凄そうな期待値だけ上げて運動神経の良さを見せる為なので主人公そのものの印象を弱くし、宅配すらマトモに出来なかったり1ヶ月の特訓後に一旦実力をsageられたり、ガッカリ要素の積み上げが少々過ぎると思います。
実戦の成果でそことのギャップを出したかったのかも知れませんが、イマイチの強さだった主人公が説明だけで強い事にさせられているように見えて、戦いでも燃えません。
てか最後の急降下パンチと雑食性って特に繋がりは無いような……。パンチそのものも完全に不意を突いた訳でもなく敵が完全に主人公が階段上にいるのを認識してから飛び降りて殴ってるから、凄いではなく流石に避けろよと思ってしまいます。元ボクサーなにしてんの。
少年漫画は主人公が大事というのが持論ですが、その主人公に魅力を感じる要素が全編通して不足していたので、何ともパンチに欠けた印象の弱い作品との感想になってしまいます。
しかも何故だか読めば読む程薄味に感じる。これも主人公の魅力の弱さが作品全体をぼやかせている為かなと。
取り敢えず読み切りとしてもイマイチ、金未来としては落第点というのが結論です。
【超加速人間レオ/支持しない】
凄まじく単調な作品でした。
主人公及び世界観の特徴はレッドスプライトと被る……と言うかありがちなので、特に独特の強みやオリジナリティは無く。
バトルやアクションがハイライトなのに場面場面での印象的な画面が特に見当たらない上に、コメディパートとシリアスパートの明確に分かり易い変化も無いので、どこまでいっても熱が沸き起こりません。
絵が上手い必要は無いですがコマ毎の濃淡を表現出来ていない上に均一な割り方だからか単調さに拍車が掛かり、キャラ毎の記号を描き分けきれていないので誰が誰か分かりにくい場面があるせいで没入が出来ない。
話も言葉で語り過ぎているからか妙に冷めていて、特に住民を説得する所の薄っぺらさは積み重ねを感じられないから主人公側につく流れが普通の筈なのに凄く不自然に見えました。
王道の流れに違和感を覚えさせるって、逆に難しくないですかね。
これを読んだ後に今までの3つを思い出したら、どれも実は支持するで良かったんじゃね?と錯覚させるくらいの逆方向に凄い出来。
なんで金未来なんでしょう。本誌どころか、増刊号の後ろの方が関の山では無いでしょうか。新人漫画賞佳作か奨励賞レベルを読まされても当惑します。
【魔法少年X/支持しない】
かなり読みにくかったです。
台詞量はゲップどころか吐き気が起きそうな程密になっていって、これが後半になるにつれて更に増すので顔を顰めながら読む状態に。
コマ割も細かい上にメリハリ無し。枠線の太さも常に目についてずーっと一定のリズムで読まされている凪の感覚に陥ります。言うなれば、句読点が全く無い文を読む気分。
内容は良いとは思いますよ。怪奇と母親を知るにつれ、最終的に魔法使いとなって生きる事になった少年の話。暗い感じが世界観として際立ち、しかしヒーローとなる様は捻りの効いたしっかりとした少年漫画でかなり魅力的です。
ただセリフもコマも重要な部分とそうでもない部分の違いをつけていないので、読む側で重要な要素を拾い集めてパズルのように概要を作ってあげる必要があります。
つまり作品を普通に評価するのにただ読むのではなく一手間加える必要がある……これは結構キツいのではないでしょうか。
深く読み込むのは作品を「より」楽しむ為にやる事であって、ただ読んで楽しむ段階からそれを要求するのはあまりにハードルが高い。初見からそれをちゃんとやってくれる方が一体どれ程いるのでしょうか。
才能があるのは分かります。磨けば光りそうなのも分かります。ただ今の段階ではあまりに原石過ぎる。
本当に磨かれるのかも光るかも分からないのに、その可能性の為だけに連載の場を与えてしまうのは流石にリスキーだと思います。
あと複数回読み切りを発表するか誰かのアシスタントとして暫く働くかして、個性は殺さず少年漫画の魅せ方を勉強して、それでやっと連載の成否を問うべきではないでしょうか。
【総評】
まさかの全部支持しない。
しかし5作品全てを読み終えた今読み返しても、この感想は特に間違っているとは思いません。全作品がNEXTかGIGAに載るべき物でした。精々許されて、普段の読み切り枠でしょう。
金未来は明言していないとはいえ、優勝した作品ないし作者に連載権が与えられる場と認識されている事は、編集部も分かっている筈で。
もしも満足な作品が集まらないのであれば、2007年や2013年のように開催しない選択肢もあったのでは無いでしょうか。
敢えて順位付けをするならば。
1.除冷師煉太郎の約束
2.ジキルの使い魔
2.魔法少年X
4.レイブンブライ
5.超加速人間レオ
となりますか。
しかし正直どれも連載には来て欲しくない。もしどうしても連載するならば、それまでの間にみっちり勉強して修行して漫画家として何段かレベルアップしてからにして下さい。
- 2017/10/03(火) 15:21:29|
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新年おめでとうございます、2017年です。
2017年最初の記事として、2016年度に始まった新連載を2017年4・5合併号までの掲載順やセンター獲得話数と共に振り返ってみましょう。
あくまでも、ただの個人的感想推測です。
デモンズプランとオレゴラッソは補正期間が切れていませんので 完 全 に ただの感想になります。
【ゆらぎ荘の幽奈さん・現在44話】
(C:2・7・18・22・32・33・39)
(*1 *4 *9 10 12 10 10 14 *8 *7 *8 10 10 *9 11 13 14 10 15 12 10 11 *2 *5 10 *8 12 *5 13 *5 *7 11 *4 11 *5 14 *9 12 *8 16 13 *7 12 15)
バッと上位に来る事こそ少ないですが、比較的安定した動きを見せているのではないでしょうか。
今までのラブコメと違って主人公周りの好感度が高いこと、シリアス寄りとコメディの2本軸が上手くいった印象。
ラブコメならではのマンネリ化を如何にこの軸の使い分けで乗り切るかが、周年以降を左右しそうです。
【鬼滅の刃・現在43話】
(C:2・7・16・35・40・42)
(*1 *4 13 *9 14 14 12 13 15 14 13 13 *8 *5 12 *6 *5 *9 11 11 *6 *5 *9 11 16 11 14 14 11 15 15 *7 12 *8 *9 13 13 15 14 *4 *5 11 *9)
1年経たない内に打ち切り候補と新鋭候補を二往復する忙しなさ。
当初からの非少年漫画要素に話数を重ねる毎に少年漫画らしさが混じる非常に強い個性、これが爆発力の要因となっているように思います。
何より、段々と「少年漫画」が上手くなっているのが良いですね。
ただ強い癖が不安定さにも繋がっているので、そこに地力がつくかが当面の課題でしょうか。
【たくあんとバツの日常閻魔帳・全20話】
(C:2)
(*1 *6 *8 12 12 11 10 13 15 17 14 13 19 16 19 19 19 19 18 17)
絵のキャッチーさは間違いなく武器でしたが、構成力は伴わなかったようです。
九十九のローテンションが作品全体に伝播したかのように、盛り上がりが見当たらなかったのは致命的。
おまけにギャグは大人しいしシリアスはシリアスとして貫き通さないしと、漫画としての魅力もイマイチ欠いていてはこの結果も致し方なしかと。
ただ読み切りは間違いなく面白かったんで、力配分さえ誤らなければ次回作の期待はしたいです。
【約束のネバーランド・現在20話】
(C:2・10・16・18)
(*1 *7 *6 11 12 14 16 *6 *8 10 *6 *6 11 *7 14 *7 *3 *9 *8 *4)
今の所絶好調、このままなら2016年度筆頭となれるでしょう。
最初はエマが主人公をしきれていない点、脱出までが思いの外長い点が引っ掛かりましたが、その辺の視点を修正すれば何の事は無し。
初っ端に最悪の結果を提示した事、短いスパンで展開をひっくり返している事が週刊連載内での緊張の継続に非常に上手く作用しています。
あとはこういう作品全てに共通する壁、脱出中と脱出後も緊張を保てるか。
失速と隣り合わせの題材だけに、斜め視点でもドキドキです。
【ラブラッシュ!・全13話】
(C:2)
(*1 *7 10 12 12 14 13 16 12 20 19 19 17)
いきなり告白はいけない、その告白を満更でもない状態で保留したのはもっといけない。
結果、あれだけ選択肢になりそうだった亜人が全員即刻当て馬化したのは、この上なく悪手だったでしょう。
ラブコメ主人公が何故恋愛朴念仁でないと駄目か、この作品は反面教師として教えてくれました。
終わり方も含め、ココロが可哀想過ぎました。とてもラブコメの感想ではありません。
【レッドスプライト・全14話】
(C:2)
(*1 *4 10 *8 *9 12 13 16 18 20 18 16 19 18)
個人的に好きでした。好きだからこそ、冷静に見ての欠陥が非常に悲しいです。
主人公の分かり易い見せ場、カッケーが出来る要素。少年漫画でこれらがどれだけ大切かを身を以て体現してくれました。
タツがどう凄いか、どう格好良いか、世界観がどれだけ魅力的か。最初から前のめりに読んでくれた人達以外にこれらをちゃんと提供出来たかと言うと、疑問視するしかありません。
材料が幾ら良くても調理次第で誰も寄り付かなくなる……ラブラッシュ同様、漫画教材にピッタリです。
【歪のアマルガム・現在11話】
(C:2)
(*1 *4 13 *7 *5 *6 *5 16 17 17 17)
上記レッドスプライトが見せ場で失敗したのに、これです。
ここまでの話で主人公はマトモに戦っていません、凄さも大して見せていません。掲載順はまさに案の定としか。
何より、確かに絵は上手くなり世界観にも合わせてきましたが、バトル描写が下手になっていませんか?
コンドルの時はもう少し格好良い場面があったように思いますが……残念。
【青春兵器ナンバーワン・現在10話】
(C:2)
(*1 *4 *6 *8 12 13 17 13 16 18)
個人的には当初から良かったんですが、アンケ的にはそうでもなかったようで。
構図としては日常に混じる異物という、ギャグの王道とも斉木左門と被っているとも言える中、この2つに比べて優れた点や差別点があるかと言うと……。
結構ぶっ飛んだ設定は盛られているんですが、思い切りが足りないんでしょうかね?
【デモンズプラン・現在5話】
(C:2)
(*1 *8 11 *5 *8)
完全主観のコーナーその1。
初っ端にバトルしたのはいいんですが、それだけ。
ボロを始めとして登場人物全員が妙に冷めて見えるからか、感情移入が非常に困難です。心中が全く見えないと言いますか。
加えて描写が場面場面で瞬間移動していて、何故こうなったかが引っ掛かり素直に読めません。
今の所は楽しむ取っ掛かりが個人的に無いんですが、どうなるのやら。
【オレゴラッソ・現在4話】
(C:2)
(*1 *6 *7 10)
完全主観のコーナーその2。
面白いんだか面白くないんだか、1話毎に掌を返しています。
幡場がゴラッソを決めた1話、明確なパートナーと強みを見付けた3話はお?と思えたんですが……。
部員全員が1話からリセットされて意味が分からなかった2話、真剣勝負の筈なのにイチイチおふざけを挟んでメリハリが出来ていない4話は逆に頭を抱えたくなる。
なんでしょう、読む側を試しているんでしょうか?
この作品についていけばいいか、未だにハッキリ出来ません。
当初は数が少なかったですが、終わってみれば平均的な作品数。
それだけに先行きが見えた作品もやや少ないんですが、当たり候補が3つ出てきているのは良傾向でしょう。
それぞれ不安は抱えていますが、今後も目は離せません。
他方、如何に基本が大事かを教えてくれた年でもあります。
たくバツ、ラブラッシュ、レッド、アマルガムとここまで基本を欠いた場合の例が並ぶのはある意味爽快です。
見せ場はちゃんと作りましょう、期待を奪わないようにしましょう……上記作品はいずれも可能性を感じる物ばかりだっただけに、こう言った基本を押さえていればと溜め息しか出ません。
勿論鬼滅のように短い猶予で修正したり成長出来れば踏みとどまれたり首が繋がりますが、出来ればスタートダッシュを決めるにこした事は無いんですからね。
それでは、本年も宜しくお願いします。
- 2017/01/01(日) 04:33:22|
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今年もやって参りました。
私の判断基準は、読み切りとして一定水準以上は最低限とし、実際連載化してどうかも考えます。
あくまで個人の感想、何の参考にもなりません。
ゆったり軽く読んで下さい。
【Legacy/支持しない】
うーん、グロい。
でもテンポは比較的良く、グロかったり画面がゴチャゴチャ気味の割には特に止まることなく読めました。
また主人公の人柄がよく不快感も無かったので、事件や犯人の不愉快さともバランスが取れていたので読後感も悪くありません。
ただどうも、もうちょっと勢いがあるとか、メリハリが効いているとか、気持ちの良い方向に突き抜けた物が目立たないせいか起伏不足な印象をどうしても拭い去れず。
せめて最後近くの犯人をブッ飛ばす場面の構図が良ければある程度チャラだったんですが、あれだとジャブにしか見えない……。
すんでを助けた場面のように、閻魔の動きと防人の動きを一致させれば良かったのに。
そして死者の声を伝える部分はもう少し短くならなかったか。
シーンとしてはいいんですが、犯人を倒した時点で意識は終わりに向かっていたので、やや冗長の感が否めませんでした。
要素要素はあと一歩なんですが、その一歩が積み上がり過ぎて、結果やっぱり足りていない作品に仕上がっています。
【BOY THE GOLD/支持する】
登場人物に過不足はなく、かつ3人が3人とも物語で必要なキャラクターになっている為に話自体が追いやすかったです。
まあアイマスクで演技は演出にしても突飛過ぎて、真詩の指導が上手いってだけで納得しきれたかは疑問ですが……。
渉が「出来る奴」という説明、「今は出来ない奴」という説明、「出来るようになった奴」という説明、これらを画面をしっかり使って視覚的に出来ていたのは好印象。
それにはちゃんと体操を演技をしているという説得力が必要ですが、その辺りの構図や画力は及第点以上なので上手くいっていたと思います。
いらない部分でギャグ顔を使うのがクドい所はありましたが、全体的に爽やかな印象で纏まっていて、渉の物語を追いたくなる。
この作りで更にブラッシュアップされるならば、連載で来ても大丈夫では無いでしょうか?
【特別国家公務員改造者対策課田中誠司/支持しない】
題名にもある田中誠司、このキャラクター性については一線級です。
固い人物像に分かり易く突き抜けた強さ、見た目の微妙に人間味の無さも設定と上手く噛み合っていて、公務員特化の1つのキャラクターとしては完璧に近いでしょう。
世界観も頭に入り易い簡便さ、いちいち見返したり確認を取らなくても物語には入り込めるでしょう。
ただ、ただ何より文字が非常に多い。
説明は必要かも知れませんが、設定の簡便さや田中の固さが埋もれてしまうくらい息苦しく、読み飛ばす動機としては充分な取っ付きにくさを醸し出しています。
金未来杯独自の気になる点としては、読み切り向きであっても連載向きでは無さそうな作りなのがどうしても引っ掛かります。
非常にバイオレンスな世界観ながら公務員という自由の利かない立場なので、読み切りや短編ならともかく連載として幅を持たせきれるのかなあと……。
世界を飛び回ったら飛び回ったでキャラクターの定着化に難儀しそうで、完成度の割には連載化はかなり困難を極めそうです。
平たく言えば、金未来だから支持しないです。
ただの読み切りなら喜んで支持します。ただ出来るなら、連載を見据えた読み切りをもう一度読みたいです。
アイアンナイトの例もありますが、どうなんでしょう。
【竹取憑き物語/支持しない】
まずは一言。これは酷い。
この感想を書くにあたって全作品を読み返していますが、これだけは読み返したくない。
そのくらいの拒否感があります。
まずは絵。悪い意味で少年漫画とは思えない筆致に一見上手そうですが凄まじくバランスが取れていない人体を始めとした気持ち悪さ。
簡易な絵も描ける筈なのに(14ページ目の最後のコマが分かり易い)この胃もたれしそうな濃い絵、わざと読者を逃がしているんでしょうか?
そして内容はただただ拙速、描きたい物をとっ散らかしつつ目的のシーンに急ぎ過ぎていて、場面場面の移動の仕方が誘導しきれず独り善がり。
展開は早いんですがこれはテンポが良いのではなく、ただの継ぎ接ぎです。
その割りに主人公の過去は無駄に重いのに完全に不必要で、この紙幅を誘導に当てれば良かったのにとしか思えず。
バトルも結局刀がどう凄くてどうして敵を倒せたのか全く描けておらず、カタルシスが一切無くて敵のこれでもかという不快さとの釣り合いが取れていません。
てかなんで傷は塞がったのに敵を倒した後に血を流してんでしょう。最後のコマ含めて「描きたかったから描いた」感が酷すぎます。
これのどこが金未来なんでしょうか?
独善の塊みたいなこれを載せるくらいならGIGAに行った新人のどれかに連載チャンスを与えた方が、よっぽど良かったと思います。
【二界梵骸バラバルジュラ/支持しない】
太い。
はさておき、画面はかなり見易かったです。読ませる画面構成という点では一番でしょう。
鈍間の人柄もテンプレチックながらも嫌味や引っ掛かりはそこまでないので、これも及第点。
ただ悲しいかな、致命的なレベルで華が無い。
絵柄も確かに見易いですが達者とは真逆のボテッとした感じ、コマ割りも構図も嫌な視線誘導は無い代わりにそこまで印象に残る所が見当たらない。
決めゴマあったっけ?と探していてジャーマンスープレックスの所を普通に通り過ぎてしまいました。
そもそも覆面(マスクマン)のデザイン、どこをどう見ても敵です。設定上仕方無いかも知れませんが、連載化したとしてこれを応援出来るかと言うと……。
そしていきなり出てくる神とか、何故操れているのかサッパリ分からない副神とかどう乗っているのか全然分からない内部とか、投げっ放しにも程がある。
細かい所は説明せずとも、という強引な納得感すら足りませんでした。何故でしょう、必要最低限すら無かったせいでしょうか。
最終的に纏めると、これは原案です。
これからブラッシュアップすれば形になるかも知れませんが、原石かも分からない状態で金未来に出されても困ります。
力はありそうですから、もっと嫌な意味ではなく商業的に、読者がどう見るかを考えた上での次を見てみたいです。
これはまあ、残念でしたとしてね。
【総評】
今回はハッキリ言って残念でした。
確かに光りそうな作者、磨かれそうな作品はありましたが、それでもどれも金未来作品と考えると力不足としか言えません。
去年が多少なりに粒揃いだっただけに、増刊レベルから脱しきれていない印象ばかりが目立つ今回は果たして連載化のステップとして相応しい面子だったか疑問が浮かびます。
ただその中でもブラッシュアップされればもしかしたらという点でBOY THE GOLD、読み切りの完成度という点で田中が少し抜けていたとは思います。
面白かった順としては
1.BOY THE GOLD
2.特別国家公務員改造者対策課田中誠司
3.Legacy
4.二界梵骸バラバルジュラ
5.竹取憑き物語
となりますか。
辛うじてLegacyまでは優勝しても納得出来ます。
ただどれもこれも、もう少し磨いてからにしないとそもそも連載枠が勿体無いと思います。
せっかくの金未来、やるならやるなりの面子を揃えて欲しかったです。
- 2016/10/06(木) 22:26:20|
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通常の私は展開読みには否定的です。
但しそれは通常であって、改編が近い時には考慮の余地がある事はコメントでも幾つか触れた限りです。
また、単なる読者として作品を読みながら、何だか急いでいるなとか進め方に違和感を覚えるなとかは過ったりします。
そんな感じの作品が目に付いたんで、軽い気持ちで書いてみます。
ブログですし、偶にはこんなのもね。
【BLEACH】
終焉宣言や最終巻予告で衝撃が走りましたが、それ抜きでも物凄く巻きましたね。
星十字騎士団の各戦いを全部放り投げるこの展開は、藍染がいきなりハリベルを斬っちゃった時に似ています。
……これ多分円満じゃなく、よくて擬似円満ですよね?
実質センターカラーなのに予告にも表紙にもその旨は無く、一体何があったのやら。
【ニセコイ】
もうやる事がありません。告白して終わりです。
てか、その後に何かをやろうとしても蛇足感が凄まじいでしょう。
あと気になるのは、センター終了かどうかだけ。
【ものの歩】
何となくですが、巻いてませんか?
泰金さんのプロ合格を締めとして「僕らのプロ挑戦はこれからだ!」で終われそうな勢いです。
例え終わらないとしても、相当切羽詰まっているのは間違いありません。
【たくあんとバツの日常閻魔帳】
序盤の山として、閻魔大王殺しの犯人について触れるのは普通です。
但しそれがたくあんの家族ってのは、もう少し後になって判明するのが普通じゃないでしょうか。
と言うより、たくあんとバツの二人がもう少し親密になってから判明してこそ衝撃的なのであって、こんなに早く明かされても……。
そんな拙速を感じるからこそ、危うく見えるのかも知れません。
【トリコ】
基本的にはずーっと巻いています。そして改編で緩めて巻いてを繰り返しています。
四天王や副料理長は瞬殺、GOD調理も見えない所で進んでいたり、着々と省略していっています。
年度内終了は間違いなく視野でしょうね。ただ周り次第でまた緩まる気もします。
【背すじをピン!と】
触れない訳にもいきませんので触れますが、上記作品達に比べると、例えば今期終わりそうな感じとかは特にしません。
部長ペア最後の大会という山場を持ってきてはいるんですが、その描かれ方は比較的丁寧。
ものの歩などのような「巻いている感」はそこまで伝わってきません。
周りの台頭具合からして気を抜けない立場なのは間違いありませんが、そこまで危機感が伝わるかなと言われると、首を縦には振れない。
【他作品】
基本的にマイペースですね。
強いて言えば磯部が終われそうな勢いですが、ジャンルがジャンルだけにまた何気無い日常が始まっても不思議じゃないだけに、考えは放棄せざるを得ない。
銀魂は、円満には進んでますがもう少し先の話でしょう。
あとは終わりの終の字も見えません。
- 2016/07/04(月) 20:14:44|
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2015年も終わりです。
今年最後なんで、2015年度に始まった新連載を3・4合併号までの掲載順と共にザックリ振り返ってみましょう。
平たく言えば、ただの個人的感想です。
厳密に言うとアゲハとEロボは2014年度ですが、同期の法廷が2015年度なんで取り上げます。
【卓上のアゲハ・全22話】
(C:2)
(*1 *4 *9 12 *7 11 13 12 12 14 15 15 18 19 19 18 18 18 19 17 17 20)
突き抜けは逃れましたが、あくまでそれだけ。
卓球の面白さを描けてもいなければキャラは皆揃って特に魅力無しという、典型的打ち切り漫画でした。
特に悪かった点を挙げるなら、盛り上がり無くひたすら地味だった所。そして何やってるか、何が凄いかを読んで分からない描写力の無さ。
スポーツ漫画としては致命傷です。
【E-ROBOT・全11話】
(C:2)
(*1 *4 *8 11 10 15 15 15 17 16 17)
半端なエロネタ下ネタは通用する訳がなく、突き抜けとなりました。
好きな人は好きなのかも知れませんが、ギャグとして面白くないのにエロシモを混ぜられてはただ不快感が増すだけ。
作者はそういうエロシモが好きなのかも知れませんが、描くにあたっては正直向いてませんでした。
【学糾法廷・全21話】
(C:2・7・11)
(*1 *4 *6 *6 *6 *8 *9 *8 12 11 10 16 20 15 17 19 18 18 15 19 18)
実は最初はアンケを入れていました…後半になると話の展開も推理ネタも稚拙具合が酷くなって苦痛になりましたが。
人気の大部分を作画に求める論調には否定的な私も、これについては小畑先生の力が9割だったと思います。
小学校というフィルターを通した法廷劇、は正直最初の事件でしか扱えてなかった印象、完全に持て余していましたね。
原作者の力不足、連載する力を全く持ってなかったのが短期打ち切りの要因です。
【カガミガミ・全39話】
(C:2・11・19)
(*1 *4 *9 11 *9 12 *8 *7 *7 *8 12 10 13 14 15 17 17 19 *7 18 17 14 14 14 14 13 13 18 15 17 19 17 18 15 18 19 18 19 20)
岩代先生に珍しく、迷走に迷走を重ねた結果引き返せない所まで落ちていった感じ。
探偵事務所に入る→学校に通う、までは良かったのに…特にトーナメント展開は誰得の極みな上にストーリー上も必然性無し、打ち切りの主因でしょう。
最後の乱戦展開は生き生きしてましたから、また迷わなければ持ち前の生存力を発揮出来るか…次があれば。
【ブラッククローバー・現在43話】
(C:2・11・12・16・22・25・31・32・40)
(*1 *4 *8 13 *8 10 *4 11 *4 *6 *7 *6 *3 11 *2 *7 *4 *5 *9 10 *6 11 *5 *1 10 *5 12 *5 *8 *7 10 *9 *5 11 *6 *8 13 10 12 *9 11 *3 *8)
間違いなく2015年度作品の筆頭です。
ネットでは色々言われがちですが、王道ファンタジーを突っ走る様が支持を集めているのは確かでしょう。
強さも弱さも併せ持った活発主人公のアスタ、広がりや上下幅がある世界観、魅力的なサブキャラ達と、ハングリージョーカーでの反省点を生かしきっています。
今のままでいけば、来年か再来年にはアニメ化するでしょう。
【改造人間ロギイ・全11話】
(C:2)
(*1 *4 *7 14 *5 15 15 16 16 18 19)
突き抜け第2号。
読み切りは面白かったですし実力もあるのは疑いませんが、何を考えて連載1話から長期連載の中盤みたいなノリで始めてしまったんでしょう。
説明全放棄でひたすら自分勝手に突き進んだ結果、読者が全く付いてこない惨状に。
癖がある主人公と話をしたいならば、進め方は親切にしましょう。
【Ultra Battle Satellite・全17話】
(C:2)
(*1 *4 *6 12 *9 17 12 14 13 15 18 20 19 19 18 21 20)
私は全く受け付けませんでした。印象を一言で表すならば、フープメン再び。
展開は強引、エグさは無駄にあったりなかったり安定せず、欲しい展開にはならない上に肩透かしを繰り返すばかり、キャラは基本的に好感無し。
王道を理解しない者は~のコピペを丸々贈呈致します。
次の作品もまた同じような欠点が並ぶ予感がします。
【背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~・現在32話】
(C:2・8・10・18・23・26・27)
(*1 *4 10 *7 *6 *7 11 *7 *6 *7 *7 *3 *8 *3 10 *9 *9 11 10 14 11 11 *7 13 *6 *5 *9 *7 *7 14 *5 *6)
今の所は今年度二番手でしょうか。
私はこれを読んでいてダンスに興味がかなり湧きました。何より楽しそうなのがいいですね。
更に(今後は出てくるでしょうが)出てくる人達が「優しいキャラ」ばかりなので安心して作品を楽しめるのも好印象。
主人公ペアを応援したくなる、誰にでも勧めやすい作品だと思います。
【レディ・ジャスティス・全15話】
(C:2)
(*1 *4 15 11 *9 14 11 16 18 16 18 19 17 19 20)
何をやりたかったかが最後まで分からなかった作品。
意味ありげに宿敵を出したのに、最終回はぽっと出のキャラと戦って衣装脱がせて御仕舞い。宿敵とその関連話は要らなかったようです。
ヒーロー物としてはワクワクドキドキは無し、脱がせ方は適当でドキドキ無し。独善性が際立って見えた駄作です。
【デビリーマン・全15話】
(C:2)
(*1 *4 *8 12 *9 *5 12 11 18 15 18 18 17 19 18)
肩透かし筆頭、伏線の広げ方だけはまあまあでしたが、収束の仕方がド下手で読んでいて辛かったです。
ラストを見る限り多分エグい展開自体は考えられるんですが、少年漫画というのを意識し過ぎて萎縮しきった詰まらない話ばかりが並んでしまいました。
この人こそ小畑先生のような作画と組んで、伸び伸びやるべきだったかも知れません。
【ベストブルー・全19話】
(C:2)
(*1 *4 10 11 *9 12 14 16 15 17 18 17 18 17 20 17 18 19 18)
ダメテンプレ1号。
突き抜けなかったのは偶然でしょう、それくらいダメさ加減は飛び抜けていました。
何がどう凄いかを描写も説明も出来ていないのは当たり前、漫画的キャラ付けしか出来ないのにリアルに寄せたせいで非常にチグハグな作品に仕上がりました。
水泳を知っていても知らなくても楽しみようがない、奇跡のような存在です。
【ものの歩・現在15話】
(C:2・7・9)
(*1 *5 *9 10 *4 *8 14 *9 11 12 *8 12 10 12 12)
作品の生死はこれからですが、一先ず悪くないスタートを切れました。
クロガネに比べると「頑張る姿を応援出来る主人公」という点が環境含めて改善されていますし、若干説明不足ですが状況描写を明確にする事で優劣などを掴むのは容易と、ハードル下げにも成功しています。
あとは使い捨てキャラが不快キャラばかりになる悪癖を抑えられるか、そこがこれからの分岐点でしょう。
【左門くんはサモナー・現在14話】
(C:2)
(*1 *4 *7 *7 12 *7 14 15 14 15 18 *9 *9 10)
正直に言います。アンケ入れてないしあんまり面白いとも思ってません。でも上がったのは多少納得です。
初期に比べると左門を「絶対的位置の理不尽キャラ」では無くした為、素直にキャラ同士のやり取りを楽しめるようになりました。
理不尽野郎がただ女の子を苛めるだけ、と受け取られる厳しい内容から、コメディとしての幅を広げられるよう変えたのは素直に誉めるべきです。
正念場はこれからですが、軸を変えなければ長期も見えてくるでしょう。
【バディストライク・現在6話】
(C:2)
(*1 *4 *5 10 12 14)
ダメテンプレ2号。
試合をしない、意味なく好戦的、主人公周りを掘り下げず広げないままキャラと新しい世界がどんどん出てくる。
並べるだけでも打ち切りまっしぐらの印象しかありません。
球を投げ込む描写は上手いと思うのに、何故それを生かせる試合をしないのか。完全にクロスマネジの二の舞です。
このままなら突き抜けも有り得ます、そのぐらい厳しい内容と状況と言えます。
残っているのがブラクロダンス、残りそうなのがものの歩左門。
このままいくならば悪くない年にはなれそうです。
一方でスポーツでダメ作品が3つも出る無駄な豊作っぷり。しかもどれも一目でダメと分かる酷さで、担当は何をしてたか問い詰めたいレベル。
取り敢えず黒子やハイキューや火ノ丸と打ち切り作品を比べて、何故受けるか何故受けないかをしっかり分析すべきでしょう。
それでは皆様、よいお年を。
- 2015/12/31(木) 00:23:08|
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題名通りです。
私の基準は、読み切りとして一定水準以上は最低限、実際連載化してどうかが何よりです。
なお、あくまで個人の感想なんで、何の参考にもなりません。
【少女復旧リカバリーQ/支持しない】
特に読み返す気も起きず、笑い所も特に分からず…。
10ページ程読んで、先を読み進めるのがなかなか苦痛に思えるくらいには詰まらなかったです。
多分根本的に合わなかったんでしょうが、ストーリーとしてもコメディとしても非常に半端未満で、何故これがトップバッターなのかと。
別にギャグは過激じゃないといけない、ストーリーはしっかりしていないといけないなんて微塵も思いませんが、台詞回しもコマ割りもキャラも惹かれる点が無く、意味が伝わらない所が多すぎて、漫画としてダメです。
多分NEXTに載っていても低評価だったでしょう。
【DEADMAN KILLER/支持しない】
読み切りとしては楽しく読ませて頂きました。
キャラも世界設定も一読の限りではしっかりしていて、最後まで問題なく読めました。
ただ例えばこれが連載化され、ここから内容が下がらず来たとしても…アンケは入れないかなと。
世界観や設定はともかく、キャラやら周辺やらが渋さに振れていて、ジャンプで読みたいかと言われたら残念ながらNOです。
また渋さの点が格好良さにも悪く反映されているので、完成度はともかく漫画としてグッとくる部分が弱かったかなと…。
例えば地獄の門が開いて頭撃ち抜いて終わり、は欠点は無いですが外連味が無さすぎ、有り体に言えばインパクト不足です。
成長期待を込みにしても、主人公周りを変えるという根本変えに近い話になっちゃうんで、支持しないとしました。
【GALAXY GANGS/支持する】
悩みました。
しかしアンケを入れる段になってみると、あれ?面白かったんじゃね?となりまして。
改めて読み返すと、やっぱりちゃんと少年漫画として面白かったんですよ。
完成度としてはDEADMAN KILLERの方が上ですし、主人公の無軌道ぶりはやり過ぎな部分があります。
ただバラ蒔かれた世界観、主人公としてキャラとしての人間性、コマの進め方やテンポ、そのどれもが楽しそう、ワクワクしそうという要素に満ち溢れていました。
魅せる所は魅せていたんで、実際連載化するとしてもう少し筋道立てて、もう少し纏まりを意識するだけで、ちゃんとこの作品のまま「一作品」として化けられると思ったんです。
金未来出場作品に化けるかどうかは余り関係無いんですが、今回はそこに票を入れても不満は無いかなあ…そんな訳でアンケも入れています。
【クラマの閃/支持しない】
読み切りの完成度としては、流石に歴が長いだけあって高いです。
このまま連載化しても問題は無いんじゃないか、と思える点では読み切りの火ノ丸相撲に通ずるでしょう。
ただ…この主人公は火ノ丸とは違い主人公足りえていません。
キャラとしての出来はまず充分でしょう、造形もちゃんと個性があり実力もあり、性格も一キャラとしてしっかり成り立っています。
しかし実力はかなり分かり辛い肉付けしか無くて「凄い」に欠け、武器も剣道で重要なのは分かりますが作者の中で帰結していて読者への説得力不足、「主人公」としてはかなり弱いです。
このキャラに相応しいのは、主人公と成長を共にするライバルポジションでしょう。主人公ではない。
連載となると主人公が弱いから票を入れるに至らず、じゃあ主人公変えるかとなったら別作品ですし、誉める所は多々あれど支持しないが妥当ですかね。
まあ、そうは言っても優勝しても不思議は無いです。
【幻獣医トテク/支持する】
まず、この作家さんは初期から応援しておりまして、その分評価が甘くなっていると思われます。
で、完成度は高かったと思います。
主人公はグイグイ引っ張るというよりは狂言回しのような感じで、かつ少年漫画らしく当人にも謎要素や話を広げる要素が含まれておりますので、上手い具合に魅力は広げられています。
またあくまで患者は患者として扱い、ふざけた部分もアクセント程度に留まりと、医者としてもハッタリ含めしっかり頼もしく描かれており、主人公のキャラクターの出来は今までで一番だったのではないでしょうか?
反面あくまでも日常に潜む不思議な世界とそれを架空設定で治療しますんで、どうしても絵面はグロくも地味め、医療物らしい身近に迫る故の緊張感も欠け気味と、見栄えを治療面以外で見せざるを得なかった嫌いはあります。
例えば患者を只の人間からにすれば、読者はもう少し近い視点で緊張感を持てたかも知れません…オリジナリティを捨てる事にもなりますが。
連載化は特に問題なく出来る範囲ですが、連載で人気を取れるかと言いますと、どうしてもゲドーやアスクレピオスが過りますんで難しいと言わざるを得ない。
なかなか好みが分かれる作品と感じましたんで、結果発表は楽しみです。
【龍刃伝ガガ丸/支持しない】
べるぜバブ、これが紛れもない第一印象です。
と言うか、本誌連載すら終わったのが去年なのに、何で赤ん坊を拾わせたのか理解に苦しみます。思い出すなって方が無理です。
こういった設定はべるぜ独自の前人未到では勿論ないですが、それとしても消化出来ていません。
没個性で悪い意味で優等生的と言いますか、漫画としてはキチンと出来ていますが、作者独自の魅力や作品独自の訴求力に余りにも欠けています。
主人公にも敵にも「コレ」と言った力は無く無難、絵もコマ割も見易いですが尾田真島フォロワーなだけで印象的な面は薄く、設定は言った通りべるぜが過るのみでそれ以上は無い、しかも整合性が弱いのに勢い不足。
誉める部分はありますが、それが支持には一切繋がらないくらいにしかなっていません。
言っては悪いですが、まだまだNEXT止まり。
ストーリー物としては今期金未来の最下位です。これが連載に来られてもリアクションに困ります。
【カーボネーター/支持する】
また悩みました。
支持するとはしましたが、読み直してもするかしないかは非常に紙一重です。
世界観は若干狭いですが、世界的企業にする事で話の幅も広げやすくなりますから良い方でしょう。
主人公はかなり良いですね。見映えもあり設定が落とし込まれていて性格とも噛み合ってますし、能力も応用から弱点まで非常に汎用性があります。
ハガレンのグリードは過りましたが、キャラクター性でその辺りを薄める事にも成功していますね。
難を挙げるなら、まずは何より絵。
不快感こそ無いですが、まだ自分の絵に出来ていない為かダメな方向に安定性が無くバランスが悪い、魅せの画面でようやく及第点…?。
特にギャングをボコボコにする場面と能力説明をする場面は、読む手を止めて凝視してしまうレベルでした。
そして独自感のある設定は、全て台詞だけで説明して終わりました。人体改造の所に至ってたただただ文章を並べるだけなんで、思わず読み飛ばそうかとしてしまうくらい。
もうちょっと画面で説明するか、台詞回しに気を使えればそんな事にはならないんですが…キザな台詞は書けるのに。
正直、難の部分は支持しないにかなり傾くレベルで酷いです。
酷いですが、連載までの間にある程度克服するなり成長するなりで何とかなるかなあ、ここで終わらせるのは少し勿体ないかもなあ…と最終的には支持するに。
【総評】
レベルは概ね高かったです。
近頃よくある「消去法でこれが1位かな…」にはなっていないだけでも、久し振りに金未来をやる意味のある金未来だったと思います。
ただ、べるぜやぬらりのような圧倒的に力の抜きん出た作品も無かったのも事実、どれが実際の1位になるかはちょっと読めません。
最大の問題は、題材やら主人公やら世界観やらの理由で、どれもこれもこのままでは短期打ち切りの未来しか見えない事。
優勝=連載確定が実質決定事項の金未来なんで、もう少し連載化を意識した作品にして欲しかったですね。
その点だけで言えば、広がりのあるカーボネーターか、未知数の塊たるGALAXY GANGSが期待出来るでしょうか。
個人的な面白さの順位は
1.GALAXY GANGS
2.幻獣医トテク
3.クラマの閃
4.カーボネーター
5.DEADMAN KILLER
6.龍刃伝ガガ丸
7.少女復旧リカバリーQ
となります。
金未来としてはクラマとカーボネーターが入れ替わりますが。
優勝は上4つのどれが来ても納得です、逆に下2つが優勝したら物凄くガッカリします(フラグ)。
さて、結果発表を待ちましょう。
- 2015/09/08(火) 16:03:41|
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今日は掲載順バレは来ない模様です。
合併号の次のバレがいつ来るかは結構流動的なので、来週の水曜日以前に来るか来ないかも、ちょっと分かりません。
そんな訳で閑話もとい、週一定期に近いものを無視するのもなんなんで、今回の新連載の個人的な感想でも書いてみます。
あくまで個人的感想であり、これから各作品がどんな立場になるかには何の関係もありません。
そこまで目利きな訳でも、ありませんし。
長い感想が嫌な方は一番下までどうぞ。
●僕のヒーローアカデミア
なんか惜しい、なんか足りないというのが今までの印象です。
例えば1話は、オールマイトが「君に力を授けようor君の師匠になろう」で引きで良かった。
結局2話でその話をしているんだから、そこは引っ張る必要なく1話で片付けとけば良かったと思うんですよ。
今週号だと、教官が一体何故に出久だけにそこまで食って掛かるかしっくり来ない…。
てっきりソーマのシャペルみたいに皆に厳しいもんだと思ったら、単に自分の選り好みでガシガシ落としてるだけ…?と思ったが最後、能力のコツを掴めてもカタルシスに至れなかったという。
こんな感じでウケる要素はありつつもピントが悉く合っていない印象ばかりで、どうも芯まで楽しめません。
●三つ首コンドル
他では多分色々言われたりしているでしょうが、私は好きです。個人的趣向に非常に合うと言いますか…。
確かに絵はまだまだ拙い、話運びもまだ慣れていない。まさしく新人の新連載です。
でもちゃんと主人公のマシマロが立っている上に、他に視点がブレる事無く話の中心に常にいて活躍もしてくれます。
やって欲しい事やってくれるし、決めゴマも用意している…少年漫画のツボは押さえてる。
粗を指摘する意見もあるでしょうが、勢いはちゃんとあるんで無視出来る範囲だと個人的には思います。
作画ミスなんてぶっちゃけ、無い作品の方が少ないんでどうでも良かったり。
そんなこんなで、新連載で唯一アンケ入れてます。
ただし2話、結果的に必要な話だったがお前はダメだ(唯一アンケ入れてない回)。
●ヨアケモノ
まずお断りしておくと、読み切り時のモロパクリの印象がどうしても強かったんでマイナススタートで読み始めてます。
そこから読み始めて…1話はまあ、アンケこそ入れてませんが悪くはありませんでした。幼なじみが死ぬので鬱屈した気分になりましたが。
しかし2話、頬を掠めて傷をつけたのに不合格?…「組長相手に初めて手にした得物で」傷をつけたのに?と非常に納得いかない展開で、決壊。
史実に沿ってる訳でも無いし即戦力以外要らないとか言ってないし、不慣れを理由に不合格にするなら傷をつける必要無いし…と楽しめない「澱」が溜まりまして。
んで3話でいきなり一本…いやいやそんなすぐに追い付いちゃダメでしょ…、と突き放した視点になっちゃいました。
そんなこんな、一番楽しめてません。てか、スカッとしない少年漫画はイヤです。
まとめると、コンドル>ヒーロー>ヨアケモノです。
コンドルだけ残れば満足です。
さて、どうなる事やら。きっと当たるまい。
- 2014/08/13(水) 22:39:43|
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速報を書かないと感想を書く気力が湧かなくなってきました。困った困った。
●暗殺教室
いかにも怪しい奴が出て来ました。松井作品でこういう顔は、大体胡散臭いと相場が決まっています。
烏間が自衛隊時代と違うのは環境が違うからで、まさか防衛省は中学生相手にも鬼教官役でも求めたんでしょうかね。無理だ。
あとは鷹岡がどう異常者かですが…異常者を殺せんせーが認める訳がありませんが。
●黒子のバスケ
虹村がかなり頼りになり、赤司が現時点で比べれば非常に普通の中学生、灰崎は相変わらずと色々と人間模様が見えています。
黒子の鼻血のシーンの転け方が綺麗過ぎて笑えましたが、初試合に空回りするのは当然じゃないでしょうか。マトモなゲーム方式の練習もしてないでしょうし。
その分コーチの冷たさが目立ちますが、青峰か虹村が思いとどまらせるんですかね。
●ONE PIECE
チンジャオファミリーはなかなか面白い奴ですが、あとは何だか雑魚臭がします。あと、ベラミー生きてたんですね。
他にキャベンディッシュ、レベッカとそれなりに裏やエピソードがありそうなのも出て来ましたが、何よりバージェス参戦が意外でした。
メラメラの実を変に渡すとバランスが崩れますからドフラミンゴが斡旋したとは思いにくく、独自に来たんでしょうか。噛ませにはならないでしょうし…。
●ジェダの通学路
これまた語りにくい…。エピソードは特に無く、ファンタジー世界の通学を描いただけという…。
やはり読み切りという形式ではページ数が少な過ぎるのでしょうか。それにしても、もう少し何か読み応えが欲しかったです。
●食戟のソーマ
まあ、予想通り。とは言え卵の素や、おかき揚げが日本料理にちゃんとある事など、興味を引く知識はちゃんと散りばめてましたが。
どちらかと言えば来週、勝負の行方をどうするかが気になります。引き分けが妥当ですが、それをどうありきたりにし過ぎないか…。
●べるぜバブ
男鹿の言う通り誰かの力を借りてるんでしょうが、誰なのかは気に…多分コマじゃないですかね。紋章が表れるのは、当然の流れ。
それよりは、寧々達が伸されちゃってるのがどうも。彼女達も多少鍛えた筈で、またぞろ紋章の力を…じゃない限りはしっくり来ないです。
●ワールドトリガー
成る程、引きずり降ろせばバレない訳ですね。ベタですが、正しい落とし所でもあります。
そして迅が出て来ました。読み切りから知る人はニヤリ、1話の冒頭を覚えている人はようやくと言う感じでしょう。
しかしS級か…木虎の上がいたのはいいですが、それならやっぱり木虎がB、最上位がAで良かったような。
お陰で、嵐山のAもショボく感じます。
●NARUTO
一気に進みました。回想の冒頭の戦いは、完全な終盤だったんですね。
この場合はマダラが柱間を信じられなかったのが悪い感じで、イタチ云々や現在のうちは云々に比べれば、そこまで「里」に落ち度があったようにも思い辛いです。
で、次に語るのは二代目でしょうかね。まだまだ続きそう。
●ニセコイ
お互いに隠し合い、渡し合い、一見引き分けです。でも想いの微妙な伝わり方って点では、微妙に勇気を出した小野寺に軍配が上がりそうです。
結果ヒロインそれぞれがそれぞれなりに渡せた訳で、良いエピソードだったと思います。マリーは少し自重しないと楽が死にそうですが。
●ハイキュー!!
スポーツ漫画してますねえ。各キャラが光っていて、チームの雰囲気空気がしっかりと伝わってきます。
縁下のアドバイスが影山に確実に届いていますし、何より対及川サーブのシーンは戦略面、プレイヤー面、対峙の緊迫感、プレイの重さがビシビシと描かれていました。
黒子と違いプレイプレイがセット毎プレイ毎に切り分けられている強みを、しっかりと生かせていますね。
●BLEACH
真咲強っ!こうなると、何故あんな奴程度に殺されたのかが果てしなく謎です。例えば、子供を産んだら力が著しく落ちるとかあるんですかね。
しかしこのままだと、一心が現世に留まるまではいかないような。藍染がまだ何かするんですかね。
●斉木楠雄のΨ難
元妻が燃堂似なのは予想してましたが、母親が元妻か…性格は悪くないみたいですが、選べよ。
切断を回避する13の方法も気になりますが、燃堂切断を回避する4の方法はより気になります。あと人間はそんなに伸びない。
蝶野は今後も出て来るでしょうが、緑も今後出て来ると。イケさん同様いいキャラですがね。
●SKET DANCE
得意のチューさん回だったんですが、個人的には愉快さが薄かったかなあという感じです。
大人になったりボッスンが見る見るうちに老けていくのは面白かったですが、多分大人の二人が想像と違ったせいかも知れません。
しかしスイッチ、髪伸びただけなんだから落ち着け。
●銀魂
うーん、流石に銀さん…はまだしも真選組が頼りなさ過ぎやしませんかね。男共が強いのは、まあ納得。
ただこの展開は予想外で、いつもの皆が皆取り残されるとは。
結局は治るんでしょうが、その過程でどう盛り上げてくれるんでしょう。特に、九ちゃんの気持ちの落とし所が。
●こちら葛飾区亀有公園前派出所
さり気なく残念が凄過ぎます。計3種類も新品種を作り上げるとか、こんな時の両さんのパートナーとして最適です。
あと、両さんが逃げ切るパターンはちょっと珍しいかも。ちゃんと研究資金は返してますし、追い掛けられる理由は無かったりしますし。
●HUNGRY JOKER
一言で言えば格好良い!やはりこの作者、決めゴマの描き方や使い方が非常に上手いです。
更に台詞回しが秀逸で、この作品の中でも一番良かったかも知れません。パートナーの力を借りての主人公のパワーアップ、やはり良いですね。
それにしても任意性があるブラックホールとは、ぶっ飛び級のレベルアップです。任意ワープ持ちを倒すんですから、当然っちゃ当然必然ですが。
●恋するエジソン
今回は今までの中で一番マシだったと思います。下ネタもさして濃くなく、スピカと秤のライバル関係や明星の寮長らしさも出ていて話としてちゃんとしていました。
2話構成も前夜と当日で上手く生かされていましたし、今更ながらコツを掴んだんなら良い事です。…来週元通りとか、充分有り得そうですが。
●めだかボックス
やはり雑なキャラの扱いが続きましたが、旧生徒会面子すら一纏めってのは流石に酷過ぎるように思いました。
一方で鍋島は単独で登場と、本当に何とかならなかったんでしょうか。
或いは、何とかならないくらいに時間が無いのか…それにしても楽しめない進め方です。
●クロス・マネジ
失敗続き、練習を重ねている所から完成、成功と作りとして良い流れから当日を迎えました。松夢市はまあ、当然のように撃破と。
そして蝶蘭戦なんですが、作風からしてミラクル起こせても勝てるとは思えません。なので試合中のドラマをどう見せてくれるか…。
詳細な試合描写は今まで無かったですが、流石に楽しみにしたいです。
●新米婦警キルコさん
大変正直な意見ですが、この作者に心の折り合い、自首を納得いく形で認めさせるって流れを描ける気はしません。
なので随分とハードルを上げたものだなってのが、改めての印象。実際見ないと分かりませんが。
で、双子は勝てませんよね、やっぱり。
もっと早く書きたい。
- 2013/04/11(木) 19:12:14|
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時間がかかり過ぎた…。
●ONE PIECE
成る程、食う食わないではなくエースの物だから他の奴には渡したくないか。これならルフィらしい。
その他、ヴァイオレットや片足の兵隊など、今後に関わりそうな人物が出て来ました。同じくそれっぽく出て来たスパルタンは…、相手が悪かったと言う事で。
●NARUTO
一応仲直り?したのにあっという間に仲違い。もうちょっと葛藤も見てみたかった気はする。
時間自体はかなり経っているし本筋とも確かに違うけど、せっかくの木の葉の里が出来るまでなんだし。
しかしこうなると、あとは直接対決まで一直線なのかな。
●暗殺教室
完全な息抜き回+キャラ単独の掘り下げ回。期末テストが迫ってますし、ここいらで一息ですかね。
ドロォ…が油断していたとは言えかなり笑いました。しかも、粉末の対せんせー弾でどうにかすれば?の疑問にも答える隙の無さ。
このバランス具合やテンポ、暗殺をあくまで忘れない所が良いですよね。
●べるぜバブ
魔女はやっぱりショボい印象が強いですが、べる坊が興味を示したんだからそれなりの実力はあるんでしょう。
ただ葵と一騎打ちとなりますと、流石に最低でも紋章使いぐらいの裏付けが無いと、納得いかないでしょうね。
●さくらん(仮)
うーむ、何と言っていいやら。何せ読み切りなのに21ページしか無いですから、どうしてもこじんまりしています。
主人公の葛藤や吐露は確かに岩代さんらしくはありましたが、さくらんの正体に付いては読める範囲。
何より名前を当てたとされる部分が非常に適当な感じで、ページに合わせた感が強くて引っ掛かったまま読み終えてしまいましたね。
●黒子のバスケ
主将のキャラがかなり立っています。今後の話にもそれなりに関わってきそうです。一方灰崎は、この段階ではまだ普通の範囲。
黒子にはひたすら試練が続きますが、これを乗り切っていると分かっている分安心感はあります。
しかし、うん。一年だけってハンデでも何でも無いですよね。
●トリコ
あれ、ユルグだったと思うんですが、エルグですか。しかし何でこれが支部長なんでしょう。反則じみてますが。
ブランチが此処であっさり捕まるとブランチの格も、直前に死んだトミーの印象も下がりかねません。
でも簡単に負けさせたら、それはそれでお前は一体なんだったんだになりますし…どうするのやら。
●食戟のソーマ
絵の上手さが非常に発揮された回でした。本来ならそこまで際立った技術はない調理に、凄い事をしていると言う説得力を加えています。
タクミの紹介も簡潔にしながら本筋も進め、原作と作画のお互いに良い所が非常に出ていました。
で、あれは柿ピーですよね、やっぱ。
●ワールドトリガー
三雲がちゃんと役に立っているのが描かれるのが良かったです。力が足りないなりに、見ていられる存在じゃないといけませんから。
空閑がどう立ち回ってバレずに助けるかは気になりますが、やはり木虎はB級トリガーで良かったような…と思わずにはいられません。
●斉木楠雄のΨ難
テレビにも出られるイリュージョニストになったんだし、アシスタント無しでもそれなりに立ち回れそうなものですが、残念ながら人望が無い。
緑の正体も気になりますが、人体切断って超能力でどうにかなるんでしょうか?流石の斉木もバラバラにはなれないでしょう。
●BLEACH
実力的には一心が上、されど藍染の邪魔が入り、ピンチの所で出会いがある…という流れなんでしょう。
ただこれだけだと一心が現世に留まる=死神を辞める理由としてはかなり弱いので、まだ何かしらあるんでしょう。
●ハイキュー!!
サーブの重要さをこれでもかと説明していますから、フローサーブが生きる展開がやはり出てきそうです。
菅原の活躍が上手くいってはいますが、実直な分及川の修正も効きそうですからいつか対抗されるでしょう。
その時影山と変わるでしょうが、どういう変化を見せてくれるか。先の展開がかなり楽しみになりました。
●ニセコイ
楽らしい行動が一貫されていたと思います。あと、集がチョコを貰えるのが意外なようなそうでないような。
しかし本筋は意外な展開。簡単に明かすとは思えませんが、どう矢印が拗れるかが見ものです。
まあ、ニセコイだから悪い意味でドロドロはしないでしょ。
●SKET DANCE
被るのを嫌がる割に、あくまでも畳の上からは動こうとしないタクトが何か笑えます。
ポケット団は頭先行の嫌いがありましたから、これをキッカケにもっと人に頼られる集団になって欲しいですね。
しかしまあ、着々と外堀内堀が埋まっていきますなあ。
●銀魂
土方がカロリーが吹き出したってなら、銀さんも吹き出さないとおかしいような。あと、2人は何やってんだか。
こんな調子で進んでいくと、話は進まずに話数は重ねていきそうです。あとどれくらい出て来るでしょうか。
●HUNGRY JOKER
最後のコマが全てを持っていった感じ。そのくらい、流れが非常に良かったです。
相棒が戦いの意味でも相棒になる、とっても盛り上がりますよね。
あと、あんたの2つのエウレカの由来は、それぞれ何と何なんでしょう。その辺りも、この作品の醍醐味ですし。
●こちら葛飾区亀有公園前派出所
珍しく?部長が最先端を最後まで投げ出さず、自分なりの結論を出しましたね。これからの都合の為に壊してしまったのはご愁傷様。
しかし、ガラケーは最早差別用語ではなく一種のブランド化してるような。
●めだかボックス
端折り過ぎの一言に尽きます。
キャラクター総出演の感慨など欠片も無く、ただ描いて貰ってそれで終わり。こんなんでいいんでしょうか。
流石に生徒会の面々はそれなりに描きますよね?でも、十三組も酷い扱いでしたしね…。
●新米婦警キルコさん
ここでハルにこういう役回りをさせるには、今までをゲスに描き過ぎたように思います。
署長をこういう大物っぽく描くには、今までを置物にし過ぎてきたように思います。
描きたい事なんでしょうが、運びが如何にもマズいですよね。
●恋するエジソン
えーと、私もそれなりの年齢ですが、プールのネタはさっぱり分かりませんでした。
こういうネタは恐らく限定的な読者にしか伝わりませんし、それならそういう風に描くべき。扱い方が中途半端です。
全体の笑いもやはり薄っぺらだし、もっと工夫が欲しいです。
●クロス・マネジ
今回の茅原の描き方は良かったと思いました。不思議な感じと、超然的な感じの調和が取れていました。
その分負けたくないとの盛り上がりもしっかり表現出来たので、試合の良い前振りになっていましたね。
しかし兄貴、過去に何あったの。
今度はもっと早くあげたい。
- 2013/04/05(金) 10:43:29|
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それでは、打ち切りの展望や諸々と照らし合わせながら掲載順を見ていきましょう。
●ONE PIECE(巻頭カラー)
●NARUTO
●暗殺教室
●べるぜバブ
(突然の浮上。この手の動きはスケットなどでも起きています。恐らくは、打ち切り候補とデータ的にも視覚的にも一線を画する為なのでしょう。)
●さくらん(仮)(センターカラー)
●黒子のバスケ
●トリコ
●食戟のソーマ(センターカラー)
●ワールドトリガー
●斉木楠雄のΨ難
●BLEACH
●ハイキュー!!
●ニセコイ(センターカラー)
●SKET DANCE
●銀魂
●HUNGRY JOKER
(固定状態から脱し、こち亀の上に現れました。勿論これだけで候補からは外れませんが、全く動きが無いよりはマシです。)
●こちら葛飾区亀有公園前派出所
●めだかボックス
●新米婦警キルコさん
●恋するエジソン
(他方、固定面子すらも貫いてのドベ2。正直言って、会議時点で打ち切り対象になっていたか否かだけで生死が決まりそうな程に酷い状態です。)
●クロス・マネジ
19号
表紙&巻頭カラー/暗殺教室
センターカラー/斉木楠雄のΨ難、ワールドトリガー、ジエダの通学路(読切・岩本直輝)
休載/トリコ
(2週前に巻頭表紙があったばかりなのにまたしてもと、暗殺は絶好調です。こうなると、合併号での集合表紙が気になります。
ワールドトリガーは第一ハードルである2度目センター獲得。此処から安定するか否か、真価が問われます。)
- 2013/03/29(金) 18:59:47|
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今回は肩透かしが多かったような。
●黒子のバスケ
ミスディレ誕生の真実は、赤司がヒントを示して黒子が自ら辿り着くものでした。
手取り足取り赤司が教えるのも黒子が自分から何もしないのも違和感はありますから、ある種の落ちるべき所に落ちた感じです。
この段階でも黒子を認めているのは赤司と青峰だけなので、此処からは実力を示していく段ですね。
●暗殺教室
勝てて良かったです。しかも勝ち方が、実にE組らしくて良かったです。特に「近い!!」が非常にらしかった。
実力では明確に上でも、此処までの変化球をされればどうしようも無いという。代わりに締めは爽やかでした。
しかし磯貝、こんなにハイスペックなのに何でE組にいるんでしょうか。
●ONE PIECE
ルフィはコロシアムに出場するんでしょうか。…いや、流石に出るか。そして藤虎?は、どう関わるんでしょうか。
あとゾロが先頭切って追い掛けたので迷うのは確定ですが、工場か同心か両方を見付ける棚牡丹展開になりそうです。
●食戟のソーマ
良いライバルです。食堂で働いていた創真に対し、トラットリアで働いていたタクミとイサミ。実に王道且つ相応しき対立構造です。
キャラとしても取っ付き易さがあり、実力もしっかりしている。益々話として面白くなりました。
確かな相手と切磋琢磨する事で、創真の工夫も益々生きる事でしょう。
●トリコ
…はい?トミーロッドがこれだけで退場?何か非常に物足りないし、納得いかないんですけど。
散々今まで持ち上げ描いてきた副料理長の最期とは到底思えないんですが、また出て来るんですよね?
そのぐらい酷い肩透かしです。
あと第3勢力が、何かショボいです。IGOや美食會の面々のような魅力が、何も無い。
思惑がアッサリ外れてケチョンケチョンにされる役割がピッタリな感じで、急激に盛り下がってます。
●ワールドトリガー
こうして空閑を持ち上げる事によって、A級ボーダーの格が若干下がっている気がします。嵐山はA級、他はB級でも良かったかも。
ただ、来週木虎の名誉挽回が来るみたいなんで、其方に期待します。…挽回しますよね?
●Sporting Salt
面白くなかったです。一見整った絵なんですが、その実迫力や動きが何も無く、漫画なのにひたすら静止したマネキンを見ているようでした。
話も知識は確かなようですが盛り上がりが無く、キャラの魅力も薄っぺらい。爽快感もカタルシスも無かったので、楽しめませんでした。
もうちょっと、絵ではなく漫画を描く練習が必要かも。
●NARUTO
これだけで物別れですか。せっかく回想に入ったのに、ナルトとサスケとは言わずとも、カカシとオビトぐらいの何かしらがあるかと思っていたんですが。
言っちゃ悪いですが、柱間とマダラの友情が子供のお遊びレベルの印象になってしまいました。
ひょっとしたらそれを狙ったかも知れないですが、ガッカリ感は否めません。
●ハイキュー!!
いいですねえ、影山とは違う菅谷ならではのやり方で追い上げています。
スペックとして烏野は低くありませんから、ちゃんと導ければちゃんと食い下がれるんですよね。
田中の時もそうですが、各キャラへのスポットの当て方が巧いように感じました。
●ニセコイ
バレンタイン話ですが、またドタバタに1話で終わるかと思いきや続きました。やはりバレンタインは重要です。
こういう時にマリーの積極性は肝腎ですが、果たして小野寺はこの状況を覆せるんでしょうか。そして千棘はチョコを渡せるのか。
でも今回は、小野寺主流の話なのかな?
●斉木楠雄のΨ難
3人は本当に仲が良いですよね。読心以外はロクに超能力が無かった回でしたが、ちゃんと話は成立していました。
何故か起きたゲーセンでの対決にも、何故かやる事になったプリクラにもちゃんと付き合う斉木は実に優しい。
そもそも、2号店が休みなら1号店に行けば良かった話ですが。
●銀魂
予想通り他の面々の紹介でしたが、土方は大体オチ要因ですよね。何でだろう。あとは四天王の面々も気になりますが、出て来ないでしょうね。
妙がそのままなのは話の性質上仕方が無く、結果的に志村姉弟には変化無し。九兵衛はこんな調子で気持ちの踏ん切りがつくんでしょうか。
●SKET DANCE
校長バースデー第2弾。以前とは違い、今の生徒会らしい和気藹々感が出ていました。
パズルみたいに色々組み合わせれば答えはアッサリ出た筈ですが、慌て易い今の生徒会に求めるのは酷です。
あと椿、料理出来るんだ。
●こちら葛飾区亀有公園前派出所
眼鏡のキャラは以前も出て来た気がしますが、気のせいでしょうか。
賞金を越えた友情を見せたのはあくまでも周りだけ、両さんには賞金しか見えてなかった点はさり気なく貫かれていましたね。
しかし、落ちたラジコンはどうなるんだろう。そこはちょいと気になりました。
●べるぜバブ
要するに、皆が尾行していた奴らはドッペルゲンガーだったんですね。そりゃあ裏もかけますわ。
鳳城は留年してると言われてましたが、20歳いってもおかしくない外見です。紋章使いや悪魔憑きだったりするのかな?
しかし色仕掛けは男鹿にもべる坊にも無駄そうなんで、恥をかきそうです。
●めだかボックス
だーかーらー、何故今生の別れみたいになってんですか。二人の関係は、片方が学校を出たら無くなるくらい細く薄いものだったようで。
そして、答えへの過程を作中で説明しないのは大変悪い癖です。これは少年漫画なんですがね。
この分だと、盛り上がりそうなキャラ総出演っぽいこの展開も見事に裏切られそうです。
●恋するエジソン
またしても1話構成。しかしネタもキャラも変態な割に薄味で、グリムの時から何も変わっていません。
ポンポン新キャラを出すんなら、それを生かす努力をすればいいのにネタが思い付くのに波がある為出来ていない印象。
そもそも連載化出来る程、練り込まれてなかったのかな…?
●クロス・マネジ
作戦自体は、弱小が強豪に挑む上でのオーソドックスで、サッカーが引き合いに出る辺りは櫻井らしいかなと。
理屈の説明の仕方も丁寧で、実際に上手くいくかはともかく期待感は持てる印象です。
出来ればもう少し練習風景を描いて欲しいですが、その余裕はあるのか無いのか。
●新米婦警キルコさん
一部しか受けないとかキルコが婦警じゃなくなったらとか、自虐か何かでしょうか?
署長がキレ者なのは予想通り、キルコの覚悟も決まりましたしこれからは真面目な展開も増えるでしょう。多分。
やれる事をやり始めて、面白くなればいいんですが…。
●HUNGRY JOKER
鳥居大路がようやく根幹に関わってきました。恐らく本来ならもう少し溜めたかった設定でしょうが、出し惜しみ出来ませんからね。
ハイジが貯めた金額が少ない気はしますが、研究にも使っていたからこんなもんですかね。全部はたきましたが。
ブロブは落札とかはせずに奪いそうだから、今回接触してくる相手は競売参加者では無いか、ブロブと関係無いかのどちらかと予想。
読み切りは全員期待します。藍本さんも、出来る人の筈。
- 2013/03/27(水) 18:27:15|
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ワンピースとナルトが無かったので、読み終わっても何か物足りなかった。
●銀魂
入りは2~3話程度の不可思議ドタバタって感じだったのに、いきなり影響が町全体に広がったのでどうなるやら。
しかしこのままだと各キャラの性別逆転を楽しむのがせいぜいなので、更に広がるかはちょっと分かりません。
まあ今のところ入りも入りなので、じっくり待ちましょう…次週はキャラ総出演でしょうから、次々週待ち。
●トリコ
ふーむ、腕が飛んでも動かせるってのはトリコと戦った後に身に付けたんでしょうか。あの時それが出来たなら、トリコを倒せたでしょうし。
同じ事をサニーも出来たのは、両者のインパクトに欠けちゃったように感じました。
んで、今回(全体的に)探り合いみたいにして終わると思ったのに、この状況だとどっちかが死なないと終わらないような…。
●BLEACH
話自体は動きませんでした。真咲がどういう状況に置かれていたか、は分かりましたけど。
最後に出て来た奴の見た目は、破面や仮面の軍勢と言うよりは一護のそれに近く見えます(一護のそれは仮面の軍勢に近いですけど)。
藍染がどの程度関わってくるやら。
●暗殺教室
理事長がした事は一応普通でした。進藤にはまあ、刷り込みと言うか洗脳みたいな事をしていますが。
カーブを投げさせてどうにかするかと思っていましたが、確かにこれの方がプライドは保てますよね。
しかしこのままは終わりませんよね、流石に。業にわざわざ挑発させた意味が、まだ出て来ていませんし。
●斉木楠雄のΨ難
六神透再登場は予期していましたが、照橋の兄パターンは考えていませんでした。だって照橋ならあり得そうでしたし。
残念な肉親は得意パターンですけど、斉木にその気が全く無い分空回り感が強まっています。
糞扱いと死肉扱いは、冷静なツッコミ過ぎて吹き出してしまいました。
●食戟のソーマ
丸井いたのか…先週関わってなかったから、2年生だと思い込んだじゃないか。
ひょっとして、忘れられていて途中から加えたのかな?感動するまで、影も形も無かったですから。
そして最後に出て来た彼は、入学式の時に居た金髪の彼でしょうか。いがみ合う相手が出るのは良い事です。
●ワールドトリガー
ペースが遅い。とにかく遅い。面白くはあるけど、それが気になり過ぎます。今回の話は内容としては半話分に思えました。
上位ボーダー…と言うより他のボーダーとの絡みは有り難いですが、見えてない事が多過ぎるのでイマイチ楽しみきれません。
この遅さは余裕がある故か、よくある失敗パターンなのか。
●明るい人(代原)
代原とは思えない面白さでした。後で半見開き漫画(NEXT!掲載)の作者だと知り、納得。
4コマとして最後以外は起承転結を4コマ内で常に取りつつ、ストーリーを進める。正しい意味でのストーリー4コマが出来ていました。
キャラクターにも不快感が無い上に自然で、すんなり受け入れられる物でしたし、頭一つ抜けていますね。
●縁結びの神!?マッケイ
明るい人が先に載った事で、結果的に割を食った形になったように思います。
NEXT!から早い段階で来ましたが、何かしらの成長は見られず逆に退化した印象。
恐らくは以前には無かった不快感の増大ですが、今何が受けているかをちゃんと考えないといけないと思います。
●ニセコイ
今更席替えです。実に無理矢理ですが、キャラの増大や想いの方向のある程度の確立があった今こそやって良かったと思います。
しかし教科書は何故そうなった、机の中は移動していなかったのか。
そして後ろじゃないと死んでしまうと言ったのは誰だ、マリーか。
●黒子のバスケ
黒子の絶望が非常に伝わってきました。以前あった回想の時よりも、余計に。
努力しても出会いがあっても、届かないものは届かず、退部を勧告される。ある種達観してすらいる今の黒子がどんな体験をしてきたか、明かされるだけあり辛いです。
そして第2の運命の出会い。高校時には景虎すら匙を投げた突然変異の黒子に対し、赤司はどのようにしてこの窮地から救ったのでしょうか。大変楽しみです。
●ハイキュー!!
やはり菅谷が出て来ました。今回は今の影山が如何に未熟か、及川が如何に優れているかを丹念に描いてきていました。
その分説明は多かったですが、絵だけでは紹介し辛い部分なので必要な説明だったと思います。
さて、及川始め青葉城西は碌に菅谷を知らない訳ですが、どのような対応をするでしょう。
●SKET DANCE
最後さえ無ければ…。
話自体は非常に良かったです。このクラスらしい祝い方ですし、この学校らしい協力の仕方です。
チュウさんが本人にしては素直に感謝を述べ、涙を見せたのも非常に良かった部分です。
それだけに、最後さえ無ければ…。それまでが良かっただけに、直視が厳しい程に痛々し過ぎました。
●恋するエジソン
また2話構成でしたが、最低レベルの構成でした。
読む限りは1話目のネタを15ページ分考える事が出来ず、ギャグでも何でも無い話で無理矢理ページを埋めただけにしか見えませんでした。
素直に簡単な対決をもう一回やっておけば、まだマシだったでしょう。
●べるぜバブ
男鹿の力を見誤り、自分の力を見誤り、利用されただけでポイ。やはり絵に描いたような前座でした。
増えたから何だと言う感じの相手を、ちゃんとあっさり返り討ちにする。このスピード感がべるぜの良い所です。
●こちら葛飾区亀有公園前派出所
最近ボカロネタが多いですね。好評なんでしょうか、それともネタが考え易いんでしょうか。
ネタ自体は以前の艶歌ロイドコンサートの焼き直しでしたので、特に目新しさは無く。強いて言えば、勘兵衛が関わったのに両さんが痛い目を見なかったのは少し珍しいくらい。
●めだかボックス
教師初登場がこのような形とは。彼らは小説版からの出張ですし、ファンサービスに近いですからまあいいでしょう。13組の13人の無理矢理な登場よりは自然でしたし。
しかしその後、善吉がめだかの申し出を断ったのを「振られた」と表現するのは釈然としませんし、「さよなら」に至っては意味が分かりません。
めだかなら自分なりに今やりたい事を見付けた善吉を喜びそうだし、「さよなら」ではなく「またな」と言いそうな物です。
何なんでしょうね、このどうしようも無い違和感は。
●新米婦警キルコさん
またしてもファントム登場、しかもシリアスな方向に舵を切ってきました。
この作者はそもそもバトル漫画を描きたかった人ですし、設定上はこの方向は寧ろ自然なんですが…このタイミングでのこれは、色々考えてしまいますね。
●HUNGRY JOKER
正直な話、男だと言うのは一目見た段階で分かってしまいました。女装の理由が趣味趣向ではなくプロフェッショナルだったのは、良かったです。
ただ、キャラクターとしては芝居がかっているを過ぎてワザとらしいのは引っ掛かります。
あと、混血が純血を上回るのは些かありきたりです。ハイジはハイジらしく、頭の良さで乗り切って欲しいです。
●クロス・マネジ
良い展開でした。しっかりとチームとして纏まっていた点も、練習試合後の回想として豊口と茅原の会話を持ってきた点も、話の構成として上手かったです。
この爽やかさをこの作品の置かれた状況でも失っていないのは、長所だと思います。
さて、矛盾って何なんでしょう。正直単語だけではサッパリ分かりません。
ジャンプVSを買うかは未だに悩んでいます。
- 2013/03/20(水) 20:06:32|
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黒子が楽しみ過ぎます。
●暗殺教室
バント戦法ですか。まあ振りにいくより当てていけ、は定番です。作戦がこれだけ、とは思いませんので二の矢三の矢を期待します。
そして理事長、まさかの即刻参加。取り敢えずカーブを投げさせれば凌げるでしょうが、何を仕掛けるやら。
しかしまあ、悪役としての存在感抜群です。
●ONE PIECE
サンジがナミもロビンもいない組に入るとは、珍しい。
玩具が動き妖精がいるとはメルヘンですが、裏があってこうなのか土地の特性かはまだ分かりません。
この勝新と言うか座頭市と言うかが、多分藤虎なんでしょう。動物の名前が入っていますが、新三将なんですかね。
●NARUTO
必然と言える流れですが、これだけで柱間とマダラの関係が壊れるようでは、些か弱い信念と受け止めざるを得なくなります。
なので、これに加えた何かが起きる必要があるんですが…肉親が死ぬ以上の何か?なかなか難しいです。
●SKET DANCE
小柳も決して悪い奴では無いんでしょうが、実にイラつく言動でした(この辺りは流石です)。
そのせいで、やや過激なスケット団+結城さんの仕返しが、スイッチの当て付け含め笑える物となっていました。
結城さんが理系に進むのは、まあらしい判断だと思います。そういうのから逃げないのが結城さんですし。
●斉木楠雄のΨ難
斉木ご愁傷様に尽きます。燃堂の成績が意外に?伸びなかったお陰で、斉木が一番バカを見る結果になりましたとさ。
灰呂は予想以上に文武両道、海藤は意外に出来る子、燃堂は完全なる予想範囲内でした。
しかし、留年描写が妙に生々しい気がしたのは気のせいですかね。
●ニセコイ
酔っ払いネタ自体は定番ですが、るり以外の4人が4人とも同じ方向に暴走するのは少し珍しいような。
酔うと気持ちに正直になる、というのが如実に内容に現れた感じです。
楽は人によっては羨ましい目にあったんでしょうが…実に災難。と言いつつも、組員がいる家でそこまでの事は流石に無い筈…ですよね。
●トリコ
要するに、溢れ出る食欲を如何に制御するかが肝腎かつ大変なんでしょうか。
カタログスペックだけなら非常にとんでもないので、サニーには他の四天王には無い何かしらがあるんでしょう。
しかしトミー、どうするんでしょ。あの凶暴な髪に触れたら終わりだと思うんですが。
●ワールドトリガー
うーん…、空閑と三雲に絶対的な差がある事は今までの話で散々明示されていただけに、もうちょっと劇的な違いを見たかったんですが。
しかし三雲のトリガーが訓練用とは驚き。ランクが低いどころか、見習い程度だったんですね。
次でようやく新しいキャラが出るんでしょうか。長かった。
●ハイキュー!!
田中ナイスです。キャラクターの長所や短所がしっかりと出た、センターらしい良回でした。
普段はお調子者でもやる時は…と書けば簡単ですが、積み重ねとキャラ自身の個性魅力が無いと成立しない流れを、最後のアタックに至るまでにしっかり描かれていました。
及川のターンで1セット目はすんなり終わるかも、と言う予想を良い意味で裏切ってくれましたね。
●黒子のバスケ
ガッツリとした過去編に突入しました。恐らくは期待が非常に大きい、核心に迫りうるエピソードだけにかなり長くなる事でしょう。
そして此処で、一人の存在が示されました。彼の存在が、黒子の考えを変えるキッカケになったのでしょうか?
今まで隠されてきた話やあれこれが判明するのですから、新しく出て来た情報を楽しみたい所です。
●食戟のソーマ
合宿…と言っても創真が壁にぶつかる事はほぼ無いでしょうから、同じ寮の面々に期待したい所。
伊武崎の片鱗は飲み会で僅かですが見えましたが、吉野や榊は料理人としての腕は今回が実質初お目見えですから、どんな個性を発揮してくれるか(何が得意かは分かってますが)。
そして田所はやはり生徒の端くれ、ちゃんと実力はあるようで。合宿で苦手克服なるでしょうか。
一色は…もう完全にこの方向が固まったようで。
●めだかボックス
いい卒業式…だったのかな。名前があるキャラクターが何人も卒業するんですから、もう少し其方にスポットが当たって欲しかったんですが。
そして言彦は、何で里で寛いでるんですか。これでは先週のめだかへの激励が、また微妙に薄っぺらになってしまってます。
何より…後は何をするんでしょうか。新しい敵を出してもどっちらけですし。
●恋するエジソン
2話構成はやめたんでしょうかね。賢明な判断だと思いますが、しれっと戻りそうでもあります。
天川秤という一見ダダ被りの新キャラが出てきましたが、変態なスピカとは充分違いが出せそうですがね。金儲けは普通と言えば普通ですから。
さて、次からは発明対決になるんでしょうが、どんなものになるやら。下ネタ無しを期待します。…無理か。
●BLEACH
つまり、二枚屋にも出所が分からない斬魄刀の持ち主たる一護…或いは二枚屋だからこそ分かる特殊な出所の斬魄刀の持ち主たる一護、だと。分かってたっちゃ分かってたけど。
一心が志波の分家とはね。そりゃ一護が海燕と似ている訳です。
そして一心がいなくなったのは比較的最近だと言う事、即ち日番谷が隊長になったのも比較的最近と。そりゃあ方々からこれから扱いされますわな。
で、またまた出ました藍染。どんだけ黒幕なんだか。
●こちら葛飾区亀有公園前派出所
檸檬の話は結構好きなのですが、今回は何かスッキリしない読後感となりました。
多分檸檬の行動でも、塾を辞める流れでもなく、話の方向性を掴みきれなかったからだと思われます。
前半部分をもっとスッキリさせていれば、檸檬の体験談に乗り易かったように思います。
●銀魂
え、妙は皆が認める四天王級じゃなかったでしたっけ?て感じなのでしっくりきます。
ちゃんとアイディアは出し、邪魔者は潰し、腕も立つし人望も勢力もある。まさに新四天王に相応しいでしょう。
なので勝男も、諦めて受け入れればいいのに。暫くこの両者の諍いは続きそうです。
●べるぜバブ
那須は男鹿を舐め過ぎ。紋章使いだからって、男鹿をそう簡単に見下せる筈が無いのに。
明らかに悪魔が暗躍していますが、同時に那須が何かしらを知っている只の前座である事を物語っています。
来週辺りで決着ですかね。そうすれば、話は更に広がってくれるでしょう。
●HUNGRY JOKER
空間を操るって、ナシャスは一体何のエウレカを所持しているんでしょうか。其処までとんでもない発見、ありましたっけ。
バルシュハイト…ハイジはやはりマブロへの誘いは断りましたが、記憶の手掛かりがあっさりと解消した辺りにこの作品の立場が見え隠れしていますね。
新章だそうですが、今度は誰と手を組むのでしょうか。或いは、単独任務?
●クロス・マネジ
やはり茅原でした。そして兄貴と知り合いのようなので、試合については更に意味合いが増えそうです。
が、天才独特の非人間性や不思議ぶりを表現したかったんでしょうが…掴めなさ過ぎて興味を持ち辛かったです。
此処から更なる味付けが無いと、敵としての魅力に欠けるかなあという印象。
●新米婦警キルコさん
都会に来ても、やっぱりやる事は同じ。ハルが調子に乗り、キルコが暴走して、ハルが痛い目を見る。ただ、署長に別の企みがあった訳ですが。
ストーリー部分を重視する余り、ギャグ部分の練り込みが足りていない感じでした。今までの焼き直しと言うか、何と言うか。
それならそれでストーリー部分を盛り上げてくれればいいんですが、さてさてどうなりますやら。
…この展開で、ワンピース急遽休載か。キツい。
- 2013/03/13(水) 23:00:17|
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今回のアンケートはすんなり決まりました。
●べるぜバブ
よーーーーーやくぶん殴ってくれました。ある意味、それが全てって位にようやくモヤモヤが解けました。
那須は悪魔関連ではなく紋章使いだったんですね。そりゃあ強いし、べる坊と言うか悪魔について知っている訳です。
あと、赤星は大宮ジェットの主人公だったんですね。昔読んだ筈ですが、全く気付きませんでした。
●ONE PIECE
ローが完全に麦わらの一味のペースに乗せられています。ルフィ達と関わると、(シリアスキャラにとって)ロクな事になりません。
バギーはやはり七武海入りしていましたが、派遣組織って事は、あの時従えた海賊とも未だに上手い事やってんでしょうね。
そしてまさかの、メラメラの実…。しかしルフィは本当に飛び付くのか、そこの所よく分かりません。
●暗殺教室
勉強とスポーツは一流みたいですが、見下す対象に面と向かってゲスかったら真の一流とは言えんような。
野球大会っても、単純な能力を考えるとE組が劣るとはちーっとも思わない訳で。おまけに殺せんせー直伝の絡め手もあるでしょうから尚更に。
あとは、また理事長が妨害するでしょうからそれ如何ですかね。
●食戟のソーマ
せっかくの料理対決ですが、もうちょっと創真の料理に目新しさがあれば良かったかなと思います。
特にタレは2週も引っ張ったんですから、もっとアイディアがあるなり演出があるなりを期待したんですが、その辺は当てが外れた感じ。
最後のリアクション以外の良い意味での外連味が今までにはあっただけに、肩透かしは否めません。
まあ、最後が全部持っていきましたが。入る気無いのに入部させるとか、創真酷いw
●トリコ
実質的に睨み合いだけで終わり。ガッツリと戦い合う気なのか、なかなかジリジリした展開が続きます。
サニーの髪を切った鋏持ちがトミーロッドの新奥の手かと思いきや、量産してるって事は違うようで。しかし気持ち悪い。
●NARUTO
お互い一族として殺し合いをしながら、同じ思いを抱いている点はあり、しかし互いの名前は隠したまま。実に複雑。
少年漫画的に言えば両者は和解に向かってチャンチャンですが、未来では伝説の一騎打ちをやっている訳でして。結構気になる展開かも。
●黒子のバスケ
二人…?赤司は散々色々言われてきましたが、いよいよ謎が極まってきております。
まさか言葉通りな訳はありませんから、プレイスタイルなり秀徳戦で見せた極端さなりを比喩したと思いたい所。
そして、恐らく多くの人が待っていたであろう帝光過去話が来ました。このまま長編語りとなるのか、まだならないのか。
●目を見張るほどの未成年
ギャグですから当然として当たり外れはあるものの、以前までよりは笑わせ方を工夫してきていました。更にその工夫が、良い方向に向かっていると思います。
個人的には街角、職員室、系統が面白かったですが、複数本当たりを選べるのはギャグが成長、生き残る為に必須だと思うので今後が更に楽しみです。
●ワールドトリガー
三雲の腕が飛んだ時は結構キツい描写もやるんだなと思いましたが、そういうエネルギー的な物になって戦ってたんですね。なかなか便利な設定です。
さて、今回は最後のコマが全てだと、ある意味思います。
そもそもネイバーとして超常的な力の持ち主たる空閑がトリガーを手にすると、どうなるか。
展開の遅さが気になり続けていましたが、この引きはワクワク感を新たに引き出すに足る物だったと思います。
●ニセコイ
読み切りのキャラはこの神主なんだろうか…?此方もやはり、覚えていない…。
長めの話が終わって一呼吸、という事で定番の巫女バイトwith大晦日。楽の女難は半端では御座いません。
気になったのは、集はあくまでるりにはこういう態度なんでしょうか?あからさまな分、実に怪しい。
そして早くも年が明けましたが、このまま年を重ねるのか、はたまたサザエ時空なのか。
●恋するエジソン
スピカがただの便利キャラになってますね。顔がエジソンになるのを上手く生かす気は無いみたいですし、ただの記号。
2本目に至っては明らかにとっ散らかっていて、ショートギャグとしての纏まりすらありませんでした。早くも形式に行き詰まってる?
●ハイキュー!!
予想に反し、及川の読みはおおよそ当たっていたようです。此処で動揺してしまうのが、影山がまだまだ未熟という感じです。
続いて田中が狙われますが、この流れだとミスりそうなので怖いですね。このセットは取られそうと言いますか。
及川が研究を重ねてきてる分、今まで出てない選手の活躍で打破、がありそう。
●激辛カレー王子
うーん…、この手はどうしても受け付けません。せめて、全部カレー王子のギャグをを読みたかったかな。
せっかくの出張なんでそれなりのページ数で来るかと思いきや、すぐに終わり。あくまで普段通りなんでしょうが…いいんでしょうかね。
●斉木楠雄のΨ難
ゲルマニウムでテレパシーを失うとは、科学が超能力にどう作用するかは分かりませんね。
今回は「超人が凡人の生活を体験したら」みたいで、小市民的な斉木に笑えました。本来なら苦労じゃないのを苦労に感じる、まさに選ばれし者です。
それにしても、取り敢えず燃堂にしたがる辺り、如何に燃堂が斉木にとって脅威かが分かります。
●SKET DANCE
スイッチが頭良いのは今更、ヒメコが今の所駄目なのも予想の範囲。ボッスンが適当に決めた志望校はどこなのやら。
今回はスケットらしく依頼話…ダンテの歌詞依頼でしたが、よくもまあこんな話が浮かぶもんです。
ボケも唐突だしツッコミは的確だし、ヒメコの気持ちはよく分かると来た。ボッスンスイッチの暴走具合が、ヒメコによって如何にブレーキが掛けられてるかが伝わります。
それでいて最後はちゃんと綺麗に纏めるのが、まさにスケット。確かにありますよね、こんな歌詞。
●銀魂
真選組と見廻組と片栗虎が関わるからどんなドタバタかと思いきや、終始静かな感じに。
互いにボケ合いながらも最後はどちらも得しないお馴染みの展開ではありますが、読み返して気になったのが一つ。
土方に検死結果を聞かれた時にちゃんと答えてたら、一発解決だったような…。
つまり、本当に惜しかったのに片栗虎に誤魔化されてたんですね。…これじゃ勝負つく訳無い。
●BLEACH
育美さん、まさかの再登場。家と同様、いや死神云々を知らない分、家よりも帰り易い場所なのかも知れません。
一護母がクインシーなのは、まあ予想通りと言いますか、これ以外予想しようが無いと言いますか。
それがどうしてああなったのか…が、これから肝腎なのでしょう。次です次。
●めだかボックス
不可逆で自分を攻撃したのに攻撃された体は無事で言彦は消える、不可逆が言彦が消えた事でリセットされるのをスタイルと似た物扱い、と言ったそばからの死後のスタイル発動。
当初からげんなりする御都合満載ですが、散々チートスキルが出てきていたのに月が落ちてきたぐらいでめだかが特攻を決めなきゃならなくなる…何を言ってるんでしょうか。
ここ最近のブレ振りは余りに酷いです。終了時期でも宣告されたんでしょうか。
●こちら葛飾区亀有公園前派出所
最近は確かにカラオケ採点機能が脚光を浴びていますから、こういう客引きをする店が出てきそうなものです。
しかし中川や麗子で90点台取れないってのは、流石にハードルが高いかと。どうしても細工の疑いを拭えませんし。
最後は両さんがしっぺ返しを食らう、いつものオチでした。
●新米婦警キルコさん
いや、もうそりゃあ引かれるでしょうし、物珍しいでしょう。
しかし定番ネタだけに、もうちょっと面白おかしくして欲しかったです。どうにも、キルコが可愛そうという印象が先行してしまいます。
ありがちな展開としては署長がただ者じゃなく、キルコが派遣された理由もある、て所ですかね。
●HUNGRY JOKER
共同戦術自体には、かなりワクワク出来ました。科学者たるハイジらしい理に叶った合わせ技で、倒せるのもそりゃそうだと納得でしたし。
ただ、うーん、兄ってのは…。どうしても、どうしてもNARUTOがよぎって仕方ありません。
好きな作品なだけに、この先も楽しめるか大変に不安です。
●クロス・マネジ
テストは無事通過、蝶蘭との再戦もほぼ決まりと、着々と舞台は整ってますね。
最後に出て来たのは、十中八九茅原でしょう。しかし櫻井とどう関わるんでしょうかね。
変になれ合ってもおかしいですから、それなりの緊張感を保って欲しいです。
トリコの映画は…、アニメの出来からして、期待はし辛いです。
- 2013/03/06(水) 23:26:53|
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速報と感想の順序が逆になるのがデフォになりそうです。
●ONE PIECE
青キジは正義絶対主義では無い以上、何かしらに関わっているのは間違いないでしょう。同時に、正義に背く事もしませんが。
ドフラに直接会いに行くんでしょうか?それでは殺されかねないですが、ルフィが約束を違えるのを許すとも思えないんで、ローがどうするやら。
●暗殺教室
イトナは休学ですか…。馴染めそうな分、残念です。繊維は多少想定内だったようなリアクションに見えました。
重大告白が重大じゃないのは、その通り。そんな外見してりゃ誰だって想像します。
さて、この教室には何があるんでしょうね。
●斉木楠雄のΨ難
信じ過ぎだ斉木家(楠雄除く)。しかし、息子が超能力者だから多少の事も有り得ると、逆に思えるのかも。
さて偽物の中に有用な本物が、は定番ネタですが、来週にはどう調理してくれるんでしょう。
●黒子のバスケ(センターカラー)
黄瀬を信じたからこそ、残り時間が余るようにラン&ガンを仕掛けていた…何で気付かなかったんだろう、成る程。
練習試合は火神のブザービーター、再戦は黒子のブザービーターで決着となりました。
かなり勢いの良い、ページがまだまだあっても良かったくらいの面白い決着でしたね。
●トリコ
ニトロ大暴れ、やっぱり相手出来る料理人なり美食家なりがいませんね。ゼブラはサポートに必死みたいですし。
他方、四天王vs副料理長にもスポットが当たりましたが、まあ此処で決着が付く訳ではなく。
お互いにお互いの存在を意識しあって痛み分け、て所になりそう?
●ワールドトリガー
ひたすら空閑にスポットが当たります。今回の話を、どうにかやりくりして2話でやって欲しかったですかねえ…。
空閑の能力を使う展開になるか、迅(仮称)が現れる展開になるか、どっちになるやら。
●GLASS FEET(読切センターカラー)
NEXT読み切りと骨格は同じでした。最大の違いは、ちゃんと戦闘シーンを描いていた点ですね。今回も端折ってくるんじゃないかとドキドキしましたが。
連載と考えると主人公が強過ぎる点、対抗出来る悪魔の頭数が少な過ぎる点がネックになりそうです。
個人的には画面に見辛さがある≒連載においては致命的、と考えますんで、その辺をもっと研鑽してからにしてもらいたいです。
ただ、力を持ってる新人だとは思います。
●NARUTO
回想に入りました。初代とマダラが旧知の仲なのは知ってますが、予想以上に遡った印象。
何となくですが、カカシとオビトに間柄の雰囲気が似ている気がしますが気のせいでしょうか。
直に、ナルトとサスケと重なるとも思いますが。
●BLEACH(センターカラー)
遂に剣八が刀の名前を知るようですが、此処からどれだけ強くなる、或いは幅が広がるんでしょうかね。
一護が浅打を持たない事、死神は無い事はとっくに分かってるんで、そこを三日三晩かけた末に責められる?のは相当モヤモヤします。
納得のいく展開にしてくれるのを望みます。
●恋するエジソン
面白くない…。毎度言ってる気はしますが、ショートにしている意味も無ければ成長も見受けられません。
この人、グリムから何か変わりましたっけ?2本目を読んで特に思いましたが。
変態主人公の相手として変態が出てくる…上手くしないと笑えないんですがね。
●食戟のソーマ
今回については特に何も無く終わった印象です。
郁魅がただ者では無いのは薙切の刺客という時点で分かっていますし、それでも創真の相手にならないのは流れで分かっていますから。
如何な工夫を実際の料理に持ってきたのか…、来週への完全な前振りでした。
●ハイキュー!!
早くも及川が変人速攻の秘密に気付いた…んですが、何か違和感があります。
もし日向の合図によって使い分けているとしたら、それが成功するか否かを判断しているのも日向という事になります。しかし、そんな器用なあれこれを日向が出来る気はしません。
サインの一環としては多分合ってるんでしょうが、それだけでは留まらないんでしょう。
●ニセコイ
華はやはり気付いていました。そして様々な誤解が解けたのは、まあ良かったです。特に小野寺にとって。
リボンに纏わるエトセトラに、楽と千棘以外が関わるのは意外な展開。ますます過去が気になります。
●銀魂
そう言えば、新八の着物にはバリエーションがありましたね。神楽にももう少し工夫があった気もしますし。
ふざけ倒した挙げ句にいい感じで終わるのがパターンですが、新八がそれを許しませんでした。
まあ、こういう時は我をやたら出したがるキャラですしね。
●べるぜバブ
悪魔?の力が周辺にも影響してるってのは、まあ納得。これぐらい無いと、苦戦に信憑性が無くなりますし。
しかしそれが男鹿も出来るってのは、今の所は唐突感が強過ぎるんで微妙かも。
ただ次が巻頭なんで、それに合わせてちゃんと盛り上げてはくれるでしょう。
●こちら葛飾区亀有公園前派出所
先週の話に比べるとちょっととっちらかった感じでしたが、少し荒唐無稽な感じには懐かしさもあります。
勘違いする残念に、エラい所を見付けた両さんとそれに付き合わされる一行と、よく使われた味付け。
でも銭湯移築は本当にありそうで、確かにそれが知ってる所なら非常に微妙な気持ちになりそう。
●SKET DANCE
チョロッと出すんじゃなくガッツリ絡めてくるだろうなあとは思いましたが、完全な主題として出て来ましたね。
小峠さんの特徴は非常によく出ていて、声は脳内再生される程。ちゃんと話も成立していて、まさに御褒美に相応しい出演でした。
その分、2ページしか出番が無かった西村さんが不憫ですけど。
●めだかボックス
えー…と言うのが大変正直な感想です。
説明が本当ならば攻撃と認識されさえしなければスキルは通じるんですから、攻撃方向を変えるだけでいいならスタイルを覚える必要はありませんでしたね。
しかも最終的には半袖の友情パワーで撃破ですから、本当にスタイルは要りませんでした。
これだけの長い期間を無駄にした展開、感動もへったくれも御座いません。
●クロス・マネジ
テスト勉強を利用しての掘り下げ回。こうして、一人一人のキャラにスポットを当てていくんでしょう。
面白かったかと言われると構成としては少し微妙、しかしやりたかったんだろうなってのは大変伝わります。
最後のコマからしてテストは大丈夫そうですし、次は誰のターンでしょうか。
●HUNGRY JOKER
ニルスがやる気を出しました。このエウレカは、霧だけに蒸気機関に関わる物なんですかね。
毒使いは、重力使い鋼使い霧使いの敵としては大して脅威を感じないんで、気持ち良くのして欲しいです。
●新米婦警キルコさん
またしてもキルコに迫る回。ですがキルコの異常性は面白さの一端ですから、これで良いと思います。
キルコにとっては不本意でしょうが、そりゃあ密着してたら過去が何よりも気になりますって。
改めて考えても、来週の読み切りも連続に組み込んであげるべきだったような。
- 2013/02/27(水) 23:12:36|
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風邪気味で携帯を打つのにも体力を使う有り様なので、感想は少し手短かも。
●ハイキュー!!
セッター同士のやり合いがいいですね。影山と及川には明確な因縁がある分、張り合いに見応えがあるように思います。
何となくですが、ベンチ面子が鍵を握る対決になりそうな気がします。でも菅谷は…、また活躍しにくいかなあ。
●トリコ
第3勢力、でしょうね。政治的、財力的に権力を握るものなんでしょうが、何となくエリア88のプロジェクト4を思い出しました。
ニトロまで投入する事で本気度は窺えますが、やり合う相手が残ってましたっけ。
●暗殺教室
脱皮はまあ、予想通りでした。ピンチを単独で潜り抜けたのは良かったです。
イトナ暴走ですが、決闘ルールの外となれば流石に殺せんせーにも余裕が出来るでしょう。
●ワールドトリガー
空閑に改めてスポットを当てる事で異様感を浮き彫りにした感じ、こういう話は結構好きです。
好きですが、巻頭見開きで4人出て来ていた以上はどちらかの匂いを出すぐらいは出来たんじゃないでしょうか。
SFならではの不可思議雰囲気にも欠ける日常風景でしたし、次からはもうちょっと高揚感が欲しい所かも。
●食戟のソーマ
A5ランクはTVなどではよく出る単語ですが、それが明確に何で区分されているかの説明は初めて聞いた気がします。
ステーキ丼真っ向勝負はなかなかに意外、あとは何の工夫で更に意外性を出すかです。
●恋するエジソン
うーん…、結局下ネタを絡めないと持たないんでしょうか。
この人の下ネタはなかなかにゲスい所があるので、毎度頼られると不快感が増すんですがねえ。
2話構成も勢いを削ぐ形になって逆効果な気がしますし、やはり好きになれません。
●こっくり屋ぁい
この作家さんは妙な味があって好きなんですが、本誌に来るに当たって取っ付き易さを意識したせいかその味が薄まっていました。
犬太にせよ狐三郎にせよ、キッパリ言えば他の作品にも見られる造形キャラで、この人だからこそという話にもなっていたかと言うと…。
確かにこっくり屋とこっくり産という発想は良かったですが、それよりは今までにあった独特の主張感覚が好みなんで、次はそこを生かした作品が読みたいです。
●NARUTO
今までベールに包まれていた初代と二代目火影の実力の切れっ端を表しつつも、回想へと突入。
創設の話自体は確かに気になりますが、そこは次回以降を待ちましょう。それよりは、大蛇丸と二代目のやり取りが引っ掛かりました。
…あれ、まさか歴代火影が参戦?
●銀魂
手短に終わりました。が、全体を見ればペースやテンポは良かったものの、今週の話はもう少し長くても良かったような。
今回は想像に任せる部分が多かった為か、何故こうなったか、こう思ったかを考える必要がある銀魂としては珍しい進め方で、その分もっとちゃんと話を味わいたかったとも言えます。
まあ、かなり綺麗に終われたのは良かったです。
●黒子のバスケ
勢いと熱さが物凄いです。途中までは完全に黄瀬を読み切り、ボールを弾くまでに至った黒子を筆頭とした誠凛。それを上回り、笠松へのパスへと繋げた黄瀬。
来週はセンターカラーですし、このシュートがどうなるか、残り4秒で何が起きるか、楽しみが尽きません。
あと気になったんですが、2ページ目と3ページ目、まさか逆?そのままでも意味は通りますが、ちょっと違和感を覚えたんで。
●斉木楠雄のΨ難
再び現れた燃堂父。守護霊って割にはやたらアクティブですが、それも燃堂(父)だからで説明出来そうなのが凄い。
触れない物に珍しく大苦戦しつつも、ポケモンネタと上手く絡めつつ斉木らしく最強を維持して終わりました。
いやあ、燃堂と関わるとペースが崩れて面白いですね。
●ニセコイ
楽の無茶と、華のそれを上回る無茶で形としては親子水入らずの大団円となりました。
華はどうやらニセコイの関係を知らないようですが、普通に彼氏になっちゃえと言ってしまいそうな。
漫画ですから、自転車は無事に返された、飛行機は大事には至らなかったと思っておきましょう。細かい事は気にしてはいけません。
●SKET DANCE
かなり良かったです。
タクトの振りからボッスンが乗せられて、痛い目にあって終わりかと思いきや今後の転機になるやも知れない出会いをすると言う、ギャグと真面目のバランスが高い位置で取れた話となっていました。
ママチャリで出発しちゃうボッスン、ひたすら災難に見舞われるボッスン、まさかの出会いをするボッスン、鹿児島まで行っちゃうボッスン。
ボッスンの魅力がこれでもかと発揮されていて、非常に楽しく読めました。
しかし、ライアンとは何語で話したんでしょうね。
●こちら葛飾区亀有公園前派出所
スポーツカーの長所や短所を語りつつ、そのスピードだからこそ潜り抜けられるピンチを乗り越え、ロマンを語る。
らしい視点を生かして趣味を語り、後味スッキリ。現代版こち亀の良回ですね。
特に裏無しで人を全力で助ける両さんが良かったです。
●べるぜバブ
明確に悪魔の関わりが描かれました、が、この描き方だとナスビ一択では無さそうです。
他の面子の更なるパワーアップフラグも立ちましたが、噛ませにされないかがやや心配。
殴り合いだけでは正直元聖石矢魔面子に危機感を抱きにくいので、何かしらの味は欲しいかも。
●BLEACH
迫力ある決闘…悲しいです。
卯ノ花の卍解が遂に明かされた…のに、詳細は分かる事無く結末を迎えてしまいました。
このまま死んでしまっては卯ノ花が輝ききれてないと思うんですが、どうなるんでしょう。
●めだかボックス
何故だか善吉が持ち上げられる謎の展開。
こんな風に最強級のスタイルを伝承出来るなら、わざわざ梟に会いに行った理由は全く無かったですね。
正直こんな簡単な事で言彦をどうにか出来ても、色々と嫌なんですがね…。
●クロス・マネジ
恋愛話が何となく進展しつつ、閑話休題兼王道定番であるテスト対策、やりたい事を消化していますね。
前期を乗り切って改編まで間がある中で、最初からこうしていればをどんどん進めています。
テンポも改善されていますから、このままいけば逆転が…厳しいですかね。
●新米婦警キルコさん
正直、どこに気持ちを持っていっていいやら分かりません。
この作品はあくまでコメディギャグなんで、半端にシリアスな面を絡めようとされると読みにくくて仕方がありません。
キルコの隠れた過去が入る話なんですし、シリアスやるならやるでもっと割り切って描写して欲しかったです。
●HUNGRY JOKER
テンポが良いを通り越して、少し拙速な進行の印象。お陰でマブロの恐ろしさも薄味になり、面白みが削げてしまっていました。
エウレカ同士の戦いはあくまで激しく派手にいって欲しいんですが…、期待している分だけ残念な気持ちが一杯です。
巻末目次でキャラクターから周年のお礼を言われたのは、初めての体験かも。
- 2013/02/20(水) 21:46:40|
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代原はいつもなら余り読まないんですが、感想の為に目を通しました。珍しい。
●ワールドトリガー
キャラの配置、性格、世界設定などはかなり好みです。三雲がボーダーというのも、最近の傾向が頭にこびり付き過ぎた為か何故か意外でした。
あとは些細なシーン、日本流のアイサツ返しなどはらしさがあって良かったかと。
ただ、漫画として面白かったかは、正直な所保留と言ってしまいたいですね。
どちらもボーダーに関わりがあるという驚きはあったものの、具体的な話としては目的も展望も見えておらず、何と言えばいいやら状態。
取り敢えず、次号を待ちます。
●暗殺教室
扉絵にギョッとし、触手にギョッとし。とにかくかなり驚かされた回でした。
イトナはやはりE組に馴染み得る存在ではあるんですが、シロや過去、境遇や状況がそれを許さず実にシリアスな展開に。
しかし決闘というシチュエーションを拵えたのに、シロが手を出したのはどう転がるでしょうか。
気になる所はかなりありますので、此方はポジティブに次号を待ちたいです。
●ONE PIECE
青キジです。何は無くとも青キジです。いや、海軍を抜けたんですから、本名のクザン呼びが正しいでしょうか。
子供達を先に出航させた事は結果的にファインプレーとなりましたね。
一時同盟解散でワノ国編に突入かと思いきや、同盟並んでドレスローザに突入と相成るようです。
しかしドフラミンゴは空を飛べる訳で、またしても追いかけっこチキンレースに突入…の所にクザン登場で事態は混沌としました。
これで次号休載とか、何の拷問ですかね…。
●恋するエジソン
…ギャグ漫画、でいいんでしょうか。大変正直に言って、笑えそうな要素すら限り無く薄かったです。
2話に分かれている割には1話毎の勢いや熱量は大して無く、またどこで笑わせようとしているのか迷子になりそうな程に楽しさも無い。
まだグリムの時の方が勢いや、キャラクターを生かした笑わせようという試みが感じられたような。
変に漫画に慣れてしまったのか、こじんまりとした印象で残念です。
●NARUTO
ナルトらしい軽ーいノリを、戦争というシリアスや諍いから離れた場所だからとばかりに発散させていましたね。
そう言えば以前の転生では縛りを加えて傀儡として扱っていたんですから、本来の性格を拝めたのは初めてなんですね。正直ナルトのキャラクターですから、これくらいのノリは織り込み済みだったり。
しかし「真実」を聞き届けたら、サスケは一体どういう風に動くんでしょう。
今の戦争においてはサスケは部外者に近い以上、簡単に参戦とはいかないでしょうし。
●黒子のバスケ
黒子は何に気付いたか、またランガンを敢えて仕掛けさせたのはどういう意図があったかは、次号に持ち越し。考えられるとしたら、とっさに何を使うか見たとか?
しかしラストのマッチアップは黒子が仕掛けていますから、とっさの行動を取らせるような動きはなかなか難しい筈。
個人的には連携による天帝の眼コピー破りをし、意図せずとも赤司に挑戦状を叩き付けるようなのを期待したいですが…、普通に考えれば青峰誘導なんですよね。はてさて。
●トリコ
3話続けて動きは特に無し。灰汁獣程度じゃ料理人達の相手にはならないのは分かり切ってる分、もっとすんなりこのマッチアップを紹介出来なかったものか。
マンサムの過去がチラッと出ましたが其処まで興味はそそられませんし、どちらかといえば死亡フラグ紛いの節乃の方が気になります。
まあ、節乃レベルが死ぬには役者がまだ見ぬ裏切り者しかいない気がしますが。
●べるぜバブ
スッキリしなかったか…。しかし那須がやはり悪魔と関わりがあるような事を言ってくれたお陰で、其方は少しスッキリしました。
しかし今の所はフラストレーションしか溜まらない展開ですし、東邦神姫全員がやられるフラグまでも立っています。
悪魔が人間界に入り込んでいる事はずっと語られているだけに、早く其方を明確に絡めるなりでやられても納得がいくシチュエーションを持ってきて欲しいです。
●斉木楠雄のΨ難
季節柄のバレンタイン話。鳥束回はそんなにダメだったのか…。まあ、斉木に珍しく嫌な思いで終わる話でしたしね。
各キャラクターは期待通りの戦果を得ていました。海藤はもっとモテて良さそうですが、多分普段の厨二振りで打ち消しなんでしょう。
斉木は周りからすれば羨ましい物をゲットしましたが、本人は相変わらず無感動。仲の進展は無さそうです。
無駄に超能力を使う事無く、日常描写におかしみを絡めた良回だったと思います。
●ハイキュー!!
青葉城西の真の実力が見られるかと思ったんですが、そうでもなく。戦い前らしく「溜め回」と言った趣でした。
鵜飼が何に気付いたかは分かりませんが、ポジティブにせよネガティブにせよ監督が試合で実力を発揮する、という展開を期待したいです。
しかし、こう因縁の相手との対決を立て続けに消化して、肝腎要の王者で盛り上がり切れるかどうか…。
●食戟のソーマ
早速食戟の機会が巡ってきました。曰く付きの薙切…の刺客との対戦ですが、勝負の行方自体には余りドキドキしません。
今から料理は考えると言ってもゆきひらは定食屋ですから、丼物となれば創真に一日の長があるでしょう。
となれば、どんな料理が出て来るか、或いは食戟の結果がどういう風に波紋を広げるか、その辺りにこそ期待したい所です。
●ニセコイ
やきもきします。ベタな分、より一層やきもきさせられます。
すれ違いを生んだのは華の方ですから、如何に華が千棘に正面から向き合えるか…実際に会えるかは分かりませんが…で、話の成否自体が決まりそうです。
しかし、千棘には華がかなり大きい存在なのが、この上ない落胆振りから伝わりますね。そしてそれをフォローしようとする、楽の超人振りも。
●SKET DANCE
漫画家あるあるであり、紛う事無き体験談の塊でしょう。面白かったから良かったですけどね。
ロマンがアシスタントじゃ役に立たないだろうってのは予想通りで、ボッスン大車輪も予想通り。そんな感じでキャラを立てつつ良い意味のお決まりで収束、安定しています。
スイッチが完全に巻き込まれましたが、受験大丈夫なんでしょうか。大丈夫でしょうね。
●こちら葛飾区亀有公園前派出所
この出版社が、まさかまた出て来るとは。しかし、うん、そんなに受けますかねこの企画。
その辺りに最初っから引っ掛かりを覚えてしまったので、イマイチ話を楽しめませんでした。
それよりは、各温泉が本当に描写通りにあるのかの方が気になります。
●むこうみず君(代原読切)
いや読みましたが、読まなくて良かったかなと言うのが大変正直な感想です。
笑わせようという意気込みはありますが、むこうみず君が悪い意味でイライラさせられる為、なかなか読み進めるのが大変でした。
しかも穴埋めの都合上でページを飛んでの2本立てでしたので、大変さが倍。
取り敢えず、もっと精進して多数に受けるギャグを描いて下さい。
●HUNGRY JOKER
前話の勢いに比べると、若干の失速。しかしそれぞれがそれぞれの立ち回りをしてくれたので、展開としては良かったです。
特に鳥居大路が存在感を見せたのが良で、これから大ボスの登場となりそうなだけに、らしさをちゃんと見せられたのが面白かったです。
さてさて、霧を出しているのは誰なのやら。
●めだかボックス
うーん…、言っちゃ悪いですが今まで散々チートな面々の所業を見てきただけに、言彦の凄いっぽい描写が非常に貧弱な印象です。
空気を武器にしたって言われても、不完全なファントムすらソニックブームを出してたんですから、だからどうしたと…。
違和感しか残らない展開に、やっととばかりに贄波登場ですが、彼女で締めずにまためだかや善吉、或いは半袖の意志や何かで締めちゃうのかなあ…。
もっと思い切っていいのに。
●新米婦警キルコさん
前回からの続きですが、アニメ化話は完全に脇に追いやられてカジノ話、隊長話となりました。
こっちに移った以上、ケルベロ君は隊長モチーフで結局やっちゃう気がします。
カジノ描写は、負けが込むまではキャラ毎の負け方が立っていてなかなかでしたが、勝ち方がお粗末と言うか何と言うか。
カジノなのに、何でパチスロが置いてあるのかと…。
そこから隊長を絡めるのもやや強引で、後半の失速感が半端なかったです。
●クロス・マネジ
まさか、いきなり二人の恋愛話が始まるとは。やるとは思っていましたが、もう少し後だとばかり。
二人の仲の進展自体は望んでいた事ですし、ニヤニヤ出来るような話で良くはありましたが、ここまでやって大丈夫なんでしょうか。
あとはあの練習試合の相手との再戦をして、二人が明確にくっ付いて…早くも終わりの展開ばかりが浮かびますねえ。
権平ひつじは好きな作家ではありますが、予告絵からは何だか嫌な予感がするんですよね…。
- 2013/02/10(日) 23:24:55|
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早く感想を書かないと、11号が発売されてしまう…。
●恋するエジソン
読み切りの時よりは下ネタを抑えていて、読み易くはなっていました。
しかし面白かった、笑えたかと言われるとまだ力不足なような。
特にオチがかなり弱い上に綺麗に纏めきっている訳でも無いので、読後感が非常に微妙にしかなりません。
毎回2話掲載を謳っていますが、ならば最初からショートギャグとして始めれば良かったような…。
●NARUTO
大蛇丸は完全に毒が抜けきってますね、ただの引率のような穏やかさ。
屍鬼封尽を解く事が出来ると言うのは、人柱が必要とは言え三代目の事を考えるとかなり複雑です。
さて、歴代火影は何を語るのでしょう。あんまり語る事は思い付きませんが。
●ONE PIECE
そりゃあまあ、G5と海賊はウマが合っちゃいますよね。イイ奴集団な麦わらの一味なら尚更です。
一方ドフラミンゴの言う空の道も気になりますが、ローが堂々と交渉という名の恫喝をしています。
如何にシーザーが重要な駒かを表していますが、大丈夫でしょうか?絶対交渉には応じないと思うんですけど。
●斉木楠雄のΨ難
ちょいちょい出て来ていた松崎先生がメインという、ちょっと珍しいテイストでした。
先生にも実は駄目人間な部分が、てのが今までの麻生作品の定番ですが、あくまで出来る教師という部分を崩さなかったのは好印象。
まあそこが守られたって事は、あのトイレの入り方は興奮した訳でなくいつも通りという事になっちゃうんですがね。
●BLEACH
悲しい、一方が最悪の結果を望んでいる決戦ですね。
子供時分の剣八が既に初代剣八たる卯ノ花を上回っていたと言うのは驚きでしたが、同時に剣八の戦いの秘密を覗けました。
だから一護と接戦だった剣八がノイトラとも接戦だったり、負けかける程に強くなったりすると。
だからと言って、卯ノ花が此処で死ぬ必要もねえ…。
●暗殺教室
兄弟と言うのは先週の段階で触れていましたが、今回は血を分けたとまで明言してしまいました。
殺せんせーは人の形をしていた時期はありますから兄弟という事自体は有り得るんですが、二人の推測される境遇からすると、クローンや実験体と見るのが自然だと思いますね。
マッハ20を目で追える、雨粒を避けて移動出来るようですから、肉弾戦での対決が見られそうでワクワクします。
と同時に、クラスに歪なりに馴染むイトナも簡単に想像出来るんですが。
●黒子のバスケ
まさかの1分かっとび。で、遂に逆転シュートを食らいました。
今回の試合では追われつつも逃げ切る誠凛を見てみたかったですが、最後までパフェコピが保つならば逆転されない方が不自然ですから仕方ありません。
あと、日向がいちいち格好良くていいですね。プレイは締まり切りませんが、主将としていい味出しています。
ここにきて黒子と火神が最重要キーパーソンとなってきましたが、さてどうやって二人で黄瀬を止めるんでしょう。
●トリコ
もう少し各戦いが見れると思ったんですが、トリコとスタージュンが殴り合って終わりました。
期待感からすれば若干拍子抜けですが、勢いと迫力があったので読んでいて満足はしました。
光才老の後ろにいるのは栗坊のようですが、そのまんま光才老が裏切り者でそれを止めに来たのか、はたまた裏切り者に備えて光才老に加勢に来たのか。
●食戟のソーマ
遠月学園、十傑、そして題名でもある食戟を上手い具合に紹介していて、説明回ですが面白かったです。
更に最近ちょっと影が薄かった上に実力が霞んでしか見えなかったえりなをちゃんと出して、作品の補強にも繋がっています。
ただ者じゃないオーラ出しまくりの一色もそうですが、味の出た王道はやはり面白いものです。
リアクションは、お色気とアニメ版ミスター味っ子風の両面でいくんでしょうか?
●ニセコイ
華の凄い人っぷりと千棘の切なさっぷりが際立ちあい、承回としてしっかり出来ていました。
遅れがちになりながらも華について行く楽も凄いですけど、最終的には親子で過ごすクリスマスになるよう取り計らうんでしょうかね。
楽の頑張りっぷりに期待したい所です。
●SKET DANCE
此方も切ない、サーヤの失恋話となりました。恐らく告白した時からこの結末は本人にも見えていたでしょうから、より切ないです。
仁の時もそうですが、キッパリ振られた方が吹っ切り易いんですがね。だからと言ってすぐにくっつけとは言えない、もどかしさ。
まあちゃんと天罰を食らった訳ですし、良しとしましょう。
●ハイキュー!!
最初のページを読んだらあそこまでして繋いだのにまた弾かれたのかと錯覚してしまいましたが、先週の続きは2ページからでしたね。ややこしい。
一応東峰と因縁がある相手でしたが、反面そこまで絶対的な敵としても取り上げられていた訳では無い以上、これくらいあっさりしているのは致し方ないのかも。
来週は本調子の青葉城西を見せてくれそうです。因縁は、此方の方が明らかに大きいですから。
●べるぜバブ
スッキリしない展開はまだ続きます。
3人と思ったら実は6人だったんですが、やっぱり強そうに見えないのはどうにかならないんでしょうか。
めり込みされてもそれは同じなんですから、さっさと男鹿にはこいつらを蹴散らして欲しいものです。
今の展開は、流石に楽しめません。
●銀魂
以前のクサナギ編と違い、今回はかなりテンポ良く進んでいます。
前なら2話掛けそうな所を1話で済ませましたから、銀魂ならではの勢いが死ぬ事が無く、らしい運びになっています。
ただ、かみさまが本当に幾松の親父さんかは最後まで油断なりませんがね。
●めだかボックス
分身が先行ってどういう意味でしょう。実体のある分身って事なんでしょうが、それって単にめだか本人ってだけで結局ただじゃ済まないんですが。
何よりめだかファイナルが目新しさの無い技であり、終神モードになった意味が何も無いのはどうかと思います。
半袖が言彦になるのは何故か予想はしてなかったのですが、あまりワクワクはしません。何故なんでしょう。
●こちら葛飾区亀有公園前派出所
こち亀お得意のロボ話、ここまで大受けするかは謎ですが、需要はありそうではあります。
しかもガルパンネタを仕込んでくるとは…。そう言いつつアニメを見ていないから、何でか書かれていたバスケ部が関係あるかも分からないんですが。
しかし何より、ディズニーはアホです。良い意味でアホです。正直それが全てです。
●HUNGRY JOKER
アランの時とは違い、ヴィヴィアンの説明は非常にテンポ良く行われました。
恐らく謎を匂わせる必要が無かったからこそのテンポでしょうが、それだけに話の流れもよく出来ていたように思います。
しかし本当に、お婆さんがエウレカの保有者なんでしょうかね。違う気がかなりするんですが。
●クロス・マネジ
やはりゴーリーの理由は出ていませんでしたよね、記憶違いではなくて良かったです。
改編までは一応時間はありますから、それまでに今まで多少おざなりだったチームの個人個人にスポットを当てていくんでしょうかね。
個人的にはそれなりに気持ちの良い話でした。それぞれがどういう気持ちでラクロスに臨んでいるか、はこういう部活物には必須ですからね。
ただ、こう悠長に構えていて大丈夫なんでしょうか…。
●新米婦警キルコさん
ゆるキャラ制作奮闘記みたいなのは先んじてスケットがやっている分、どうにも見劣りを禁じ得ません。
おまけにその方面での落着が無い内からキルコ周辺話に飛びましたから、若干おざなりな感じも否めません。
この元隊長がどう状況をひっくり返してくれるか。これに全てが掛かっています。
●烈!!!伊達先パイ
よく纏まった良い終わり方でした。
打ち切りを宣告されてから締め方を考えていたような綺麗さで、笑いはともかく各キャラが立った良い話にはなっていました。
この作者はギャグよりはコメディが性に合ってそうなので、次は其方を期待致します。お疲れ様でした。
ネット使用不可って、引っ越しですよね、多分。漫画家は大変です。
- 2013/02/06(水) 23:20:43|
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間が空いた時につくづく思う、毎週読める幸せ。
●トリコ
トリコvsスタージュンの前哨戦になるかと思いきや、四天王vs副料理長の様相となりました。
話は特に前号から進んでいませんが、舞台が着々と整っている感じで楽しみは増えていっています。
ランキングトップのザウスがスタージュン相手とは言えあっさりやられるとも思えませんし、何となくですが、裏切り者とザウスが繋がっているのかなあと考えたり。
●NARUTO
展開が複雑に動いていて良いと思います。ネジの死をキッカケとして、物語としては面白くなっている感じです。
やはり押されっ放しはやきもきしますし、ある程度ナルト側の攻撃も通った方がワクワクしますよね。
九尾のチャクラを皆に…の展開自体は唐突感を否めませんが、そういうのを押し切れる勢いが出てきたかなあと。
●ONE PIECE
取り敢えず一段落ですが、スモーカー達は此処で滞留しない方がいい気もするんですが。ドフラミンゴが来ちゃいますし。
一方、ルフィ達の次の行き先がやはりと言うべきかワノ国となりそうなので、同盟はここらで一時解散でしょうか?それともローはまだ付き合うんでしょうか?
ローの言葉を聞きつつも宴を欠かさなかったり、四皇は全て倒すと宣言したり、ルフィらしさも存分に出た回だったと思います。
●食戟のソーマ
鰆のポワレ自体は定番の調理法ですが、それをお茶漬けに使うというのが創真らしいなと思いました。
そしてそれについての知識が無いというのもらしいですが、今後それが穴になってくるんだろうなと思ったり。
自然に始まった対決、そして創真と一色の腹の探り合いなど、かなり面白く読む事が出来ました。
やはり目線が変わるって大事ですね。
●斉木楠雄のΨ難
斉木の諦感っぷりや冷たさ、普通との違いっぷりがよく出ていて、前後編から日常に戻った感じがちゃんと出ていました。
猫の可愛くなさ、最終的に飼わないというオチなど、この作品らしいなあと思いましたね。
でも、こいつはまた出て来る気もします。
●黒子のバスケ
クサいと言われて初めてそうなのかと気付きました。何せ、この作品はこういう台詞やナレーションがよく出て来ますから。
確かにこういう状況であれば、海常を応援する流れになるのは必然と言えるでしょう。追われている恐怖、しっかり出ていると思います。
黒子と、カントクもかな?気付いたという突破口とはなんでしょう?
火神の台詞から…というのがあるせいで、さっぱり分かりませんけど。
●暗殺教室
日常と見せかけての完全な序章話でした。
殺せんせーの凄さを改めて際立たせつつ、それに付いていけそうな第2の転校生登場、更に殺せんせーの過去と絡みそうなど、見所が多く構成も良かったです。
殺せんせーにそれなりに関わりがあるキャラも付いていけるキャラも碌にいませんでしたから、導入としてかなり良かったと思います。
●新米婦警キルコさん
ギャグとしては珍しく成立していたかなあと思います。笑えは…しませんでしたが。
比較的ベタ、オチもそこまで捻りの無いものでしたが、キルコとハルのキャラクターは良く出ていて作品らしさはあったかなと。
悪く言えば無難ですが、無駄にキャラを貶めたりしない分、この方が楽しめますし。
●ハイキュー!!
いい話ですし、面白くもあったんですが、伊達の凄さは先週だけで試合が終わっちゃうのかなあと思うと、勿体無いようにも感じます。
ともあれ今回の試合は東峰と西谷の話とも言えますから、この二人のプレイで締めになるのは良い流れです。
足レシーブも意外性描写としては定番ですが、見せ方が上手かったですしね。
●SKET DANCE
夏休みって事で海です。ある意味念願の海ですが、元ゲスリング部が絡む事で実に酷い話になりました。
しかもチューさんが絡む事で別方向の酷さが足され、ボッスンが痛い目を見る定番話の味付けになっています。
そもそもボッスンは消えずに、ゲスリング部がいる事を皆に伝えれば良かったのに…言っちゃダメですが。
●HUNGRY JOKER
新章と言いますか、ホワイトジョーカーとしての初任務です。何となくDグレを思いました。
鋼鉄の女と言われるとアイアンメイデンがすぐに浮かびますが、科学的発見とは繋がりませんし…。
霧の発生もどういう何かがあるか分かりませんから、その分が楽しみや面白みに繋がっているように思います。
あと、警戒されているんでしょうか?ハイジは。
●ニセコイ
此方もある意味での鋼鉄の女登場ですが、相変わらずベタですね。期待を裏切らないとも言いますが、ボスの妻ですからこれくらい強い必然はあります。
さて、華さんは楽の事をどれくらい知っているんでしょう?
過去については両家が関わっていますから知っているとして、ニセコイの関係である事も説明されて…ひょっとしたら無いのかな?
●べるぜバブ
うーん、顔出しまで来ましたが、今まで出て来た敵の中で一番魅力に乏しいように思います。
あと先週にも言いましたが、仮にも修行をした神崎をのしてしまえる説明はちゃんと出て来るんでしょうか?
こんな雑魚臭が漂う新キャラに男鹿が苦戦されても、読んでいて困っちゃいそうですが…。
●クロス・マネジ
…終わりませんでしたね。多分ですが。最近面白くなってきたと思っていただけに、嬉しくはあります。
早見再登場で嫌な構え方をしてしまいましたが、話としてはラクロスの詳しい説明を交えて相変わらずの今更良い話でした。
あの子がゴーリーである説明は…しましたっけ?前にした記憶があるんですが、記憶違いでしょうか。
●BLEACH
あれは多分、刺した後に卯ノ花さんが治したんでしょう。しかしそういう鍛え方って事は、やはり最後に卯ノ花さんが死んじゃいそうなんですけど…。
二人が過去に刀を交えて二人とも生きているんですから、今回も二人とも生きている筋がある事を祈ります。
其処まで強いなら、そもそも戦力として申し分ないんですから、欠く意味が無い。
●銀魂
明らかに長編フラグが立っています。幾松は久し振り過ぎて、思い出すのに苦労しましたが。
前のエクスカリバー編と言いますかクサナギ編は個人的に微妙でしたから、今回は作品らしいバランスの取れた話を期待したんです。
それはさて置きホームレスの皆さん、アナタ達も四天王編でしっかり戦ってて武闘派も退けるぐらい出来そうな気がするんですが。
●めだかボックス
だーかーらー、碌に出てきてもなければ説明に人間味も無かった鳩に感動的な展開っぽいのをされても、何にも響いてこないんですが。
更に死に過ぎ生き返り過ぎのこの作品で、予想通りに生き返られても何の感動も無いんですが。
見開きですが、キャラのチョイスがよく分かりません。
何となくですが、ベタやトーンがあるキャラは西尾先生がネームで指定したキャラで、サラッと描かれたキャラはその後に時間の限り暁月先生が描き足したように見えてしまう…。
●こちら葛飾区亀有公園前派出所
ラスト1ページまでは両さんは良い人だったのに…、しかし両さんの良い所も悪い所もちゃんと出ていましたね。
中川に徹底的に念押しをされて売れなくなっても腐る事なく必要な所に配ったり、無くなって終わりではなく新しく在庫を処理したり、現在形両さんの良さがありました。
とは言え勝手に模範的警官にしたり、性格を知っているのに安直に給料を上げてしまったり、今回悪いのは署長達なんですけどね。
●烈!!!伊達先パイ
伊達先パイは殆ど出て来る事無く、恋する乙女二人で進められた前後編?話となっていました。
何となくなんですが、作者はもっとサイドキャラの話を描きたかったのかなあと、最近のその傾向強さから思ってしまいます。
最後の聖戦、ですからね。
●クロガネ(終了)
終わってしまいました…。個人的には非常に残念です。
終の太刀の説明はしてくれましたが、それなら先週の段階でそれっぽい描写は欲しかったです。
纏め方としては心残りがありつつも綺麗でしたし、次回作を期待したいと思います。
今までアンケートは出しつつも単行本は買ってませんでしたが、描き下ろしがありますし買おうかな…。
新連載、個人的にはワールドトリガーに期待します。
- 2013/01/29(火) 18:16:05|
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アンケートの為の、3作品絞りに困るこの頃。それだけ連載陣が好調なのだと思います。
●NARUTO(巻頭カラー)
ようやく何となく、今まで見せてきた「死」に意味があったかなと、思えるような展開でした。
ただ、九尾のチャクラを変換して分け与えて窮地を凌ぐ…は何となく違うような感じで、難しいですね。
あと、サスケが忘れられてなくて何よりでした。もう少し何やっているか見たいですけど。
●ONE PIECE
いつドフラミンゴがやって来るか、飛んでくるかとドキドキしながら読み進めていましたが、一先ずは杞憂でしたね。
そのくらい物事は、ルフィやローにとって順調に進んでいると思います。
流石に此処にドフラミンゴが来たら勝ち目が無さそうなんで、ある程度出し抜いてその点は幕引きでしょうか。
●暗殺教室
思った形とは違いましたが、予想通りイリーナがナイフを当てて勝利となりました。
生徒の協力を得て…と考えていたら、ワイヤートラップを絡めた二重の罠で勝利目前まで肉薄するとは。
烏間同様、私もイリーナを侮っていたようで、面白かったです。
そして殺せんせーの抜け目が無い事…。
●黒子のバスケ
黄瀬が止まりません。全然止まりません。やはり火神のゾーン待ち?
と言いたい所ですが、相手の勢いに呑まれる展開が第1Qにでやりましたから、今度は2年生が面目躍如を見せるのでは無いでしょうか?
それともまだ黄瀬が押すか…、予告からすると、オーバーフローをやる予感がバシバシするんですが。
●トリコ
思いっ切り美食會が攻めてきて、料理勝負が無くなったのが残念と思いつつもやはりトリコはバトル漫画なんでしょう、ワクワクしたのも事実です。
此処に集った面々は美食會のターゲットに違いは無いんですが、明確に反応を描かれた料理人達はバトル描写が見られるんですかね。
まさか小松が浚われるとは思えませんが、トリコvsスタージュンを中途半端にするのも消化不良。
さて、どうするんでしょ。
●食戟のソーマ
前回マンネリを危惧した分、今回は色々と新しい面が見られて面白かったですね。
寮生活や寮生達の端的ながらも愉快な面、学校の今まで明かされなかった特異な面、そして何より十傑。
創真が料理を食べてリアクションをする…それだけの料理を作れる生徒が現れるのは、王道ながらいい展開です。
一条は敵にはならないでしょうが、どういう立ち回りのキャラになるやら。
●BLEACH(センターカラー)
浅打が襲ってきても、此方は此方でどう怒りを受ける謂われがあるやら分からないので置いてけぼり感が否めません。
何より一護、浅打を持った事ありましたっけ…。
対して卯ノ花vs剣八もどう見ればいいやら…。
二人とも好きなキャラだけに、どちらかが倒れる展開はやめて欲しいんですが。
●SKET DANCE
かなりグッと来ました。「がんばった」と書かれているのは読めたんですが…、運びが上手かったと思います。
キャプテンにせよ振蔵にせよ、今まで連載を通して積み重ねを見てきたからこそ、この込み上げてくるエピソードとなりえたんでしょう。
始まり、展開、締めと、スケットらしいかなり良い話であったと言えます。
●ニセコイ
るり回であり、舞子回だったかなと。
話自体はるりの立ち位置(小野寺の恋愛を応援する立場)の再確認と言った感じでしたが、舞子の存在がいい味を出していました。
舞子が好きな人ってるりじゃないのかなあ、お似合いだと思うんですが。
これがもし小野寺だったらイケメン過ぎますけど。
●ハイキュー!!
ようやく、伊達の守備は凄いなあと感じられる描写が出て来ました。
日向に付いていくのは想定通りでしたが、東峰のアタックを誘導で阻止する場面は鉄壁の名に恥じないものですね
このまま終わらないのは当然ですが、東峰だけで3セットいく訳もなく、何となく月島や菅谷のターンもあるんじゃないかと期待しています。
●斉木楠雄のΨ難
今回は笑える回というよりはイタい回という感じでした。
うっかり口を滑らせたのが軽率なだけな分、自分で事態をどうにかする斉木と比べて両親の残念さが際立っちゃったかなと。
その分、4人との仲が(一方的ですが)更に良くなったのは漫画としては良くて、斉木としては残念と、良い締めだったとは思います。
●アルベリーとアワレな悪魔憑き(センターカラー)
最初のコマ割はエグザムライを何故だか思い出しましたが、以降はいつもの洋一漫画という印象でした。
後半になるにつれて格好良いけど分かりにくくなる画面、寿命を失うリスクを余り感じない展開、イマイチ好感を持ち辛いキャラ達と、良くも悪くも個性は消えてないんだなあと実感します。
似たような感じではありましたが、NEXTに載った楽園条例の方が読み切りとしてはよく出来ていたと思います。
これを連載しても二の舞ならぬ三の舞になりそうですし、やはりネームが描ける原作と組んだ方が…。
●銀魂
いつもの暴走回でした。いつもの、と言う割にこうした1話完結は久々な気もしますが。
ゲーム暴走回は大体安定している気はしますが、やはり元ネタがある方が安心して踏み外せるからでしょうかね。
何となく鬱憤晴らしな気もしますし、アニメ化出来るもんならやってみろな感じも受けます。
最終的に銀さん達が関係無くなるのも…、まあ定番ですよね。
●HUNGRY JOKER
神を一人撃破。
ハイジの記憶の限りでは過去に自分を残して皆殺しにあったようですが、それはそれだけをする理由があったという事でしょうかね。
協力技はナイスでしたが、完全な複合技よりは連携技が見たかったかなあと言うのが本音です。
しかしバトルにも迫力がありましたし、面白かったかなあと。それだけに、新章の文字に不安を隠せませんが。
●烈!!!伊達先パイ
またベタと言うか、2~3ページでオチが完全に読めてしまったと言うか…。
分かり易いギャグってのはさり気なく近年は減っている傾向ですからこういうのも有りなんでしょうが、流石に分かり易過ぎないかなあと。
伊達先パイの特異性で引っ張ってはいますが、もう少しくらいは捻ってくれた方が笑えてくるんじゃないかと思います。
●べるぜバブ
今更新興勢力、しかも東邦神姫に匹敵するような強さってのは正直微妙です。
聖石矢魔に集ってる間に…て事なんでしょうが、聖石矢魔の連中はvs悪魔の為に強くなった奴らばかりの筈です。
これで変な苦戦をされても、じゃあ今までの話は何だったのとなりますし…。
やはり無難に、悪魔が富士鷹茄子に関わってるってパターンでしょうか。
●新米婦警キルコさん
おおよそのパターンや定番が決まってきたように思います。
と言うよりは、変にその話の主軸キャラを立てて他を貶めるんではなく、こうしてキルコの変わった所から吹っ切った方が自然な面白みに繋がるんじゃないのかなあと思えました。
そのくらい、今回の話は今までの中では無難に出来ていたと思います。
笑えたかと言われれば、違いますが。
●こちら葛飾区亀有公園前派出所
中川の正当な暴走回でした。
変な方向におかしくなる暴走回は余り好きではありませんが、浮き世離れすら超越するような暴走は結構好きです。
中川の突飛な行い一つ一つに一応の理由があり、ある程度理に叶っているように見えるってのが、面白さに繋がっているように感じました。
最後のオチもまさに誰得の上に冒頭の河合に繋がる所もあり、上手く纏まっていたと思います。
●めだかボックス
大変正直な話として、今まで散々死んだ生き返ったを繰り返してきて今更死なれても、何の感慨もありません。
ひょっとしたら安心院が死んだ事で今までと違うアピールになっていると考えているのかも知れませんが、今回はめだかがこの展開を狙ってやってますから、生き返るんだろう感しか出て来ません。
まさしく、今までの話が完全に足を引っ張っていると思います。
●クロス・マネジ
あと数回ですかね。
試合展開は短い割に上手い事各キャラを生かし、敵も蔑ろにしてなかったりと上手く描けていたように思うので、もっと早くやってればなあと。
あとはもう少し試合を描いて、櫻井と豊口の関係を描いて完でしょうか?
手遅れな時期に持ち味が出てきたのは、余りに悲しいですね。
●クロガネ
前回は良かったと思いましたが、今回は微妙でした。
何より、終の太刀が発動したのかしていないのかが最後のページではサッパリ分からないのが、微妙。
もし打ち終わった場面なら端折り過ぎで残念ですし、打つ前なら分かりにくい構図のせいで盛り上がりに欠けています。
まさに集大成を描くんですから、こういう時こそテンションを高めて欲しいです。
新連載3作品全部増ページの意味が、未だに分かりません。
- 2013/01/22(火) 13:19:08|
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新年明けましておめでとう御座います。本年初更新となります。
●黒子のバスケ(巻頭オールカラー)
黄瀬のイグナイト廻は最早エネルギー弾にしか見えません。
委託ではありますが、それだけオールカラーは迫力があり、見応えがありました。
内容としましても黄瀬の脅威度が跳ね上がってきたので、黒子火神がどう打開を考えるかも楽しみです。
やはりゾーン火神が鍵になるか、或いは一番完成度が低いっぽい赤司コピーから突破するか…。
●ONE PIECE
シーザーの心臓ではなく、モネの心臓でした。
お陰で全滅は免れましたが、代わりにドフラミンゴ自ら乗り込んでくるようです。
しかし普っ通に空飛んでますね…。彼の能力は人を操ったり出来るんであって、こういった芸当は出来そうになかったんですが…。
もし邂逅となれば七武海と直接対面コンプリートですが、あったら殺されますよね多分。
●NARUTO
ヒナタが完全にヒロインです。長門の時以来ヒナタは吹っ切れているので、こういう時には強いですよね。
そもそもこの組み合わせがどうしてもしっくりきますし、上手くいくような。
あと、十尾は表皮は堅いそうですが、内面はそうでもない?だと当たり前過ぎますがどうなんでしょ。
●暗殺教室
烏間カッケー、と思った直後に大笑いさせて頂きました。
こんな相手に1秒を与えたら確実に連載が終わってしまうので、イリーナが勝つ展開は確定のようです。
常々殺せんせーが言っているのはチームワークによる暗殺ですし、師匠にそれは当然ありませんから、帰着点はそこになるんでしょう。
●ニセキュー!!(ニセコイ&ハイキュー!!コラボセンターカラー)
一条を客観的に見たらこうなり、またあのハーレム状態を烏野の男共が見ればこうなるという感じで、上手い事コラボしていたように思います。
絵柄も結構マッチしているし、キャラのノリもいつもと変わらずちゃんと絡んでいたのでページがもっとあればと思える程面白かったです。
強いて難を言えば、影山の影がちょっと薄かったかなーと。
●トリコ
警戒なんてアッサリ突破してくるだろうと思っていたら、案の定。
しかし、スタージュンが真正面から小松をいきなり狙って…と言うか捕まえたのは少し予想外でした。
とは言え此処には手練も揃っていますし、ようやくメインの集団戦に突入です。
ぶっちゃけ、舞台も役者も揃ってたのに料理勝負は描く気なかったみたいですしね。
●ハイキュー!!
かなり良い展開でした。前振りから分かっていたとは言え、良い展開でした。
これは囮以外にも旭の思いの積み重ねを見てきたからこその展開なので、連載作品らしいカタルシスだったと思います。
しかし次からは伊達のターンのようですし、そろそろ強敵らしい所を見せて欲しいですね。
●ニセコイ(センターカラー)
一条の一見鈍感は周りが心配するレベル…な訳はやはり無かったという話。
普段から一条は細かい所に気付く事が出来、これが色んな女の子のハートを射止めているんですから、このくらいは気付いて当然でしょう。
それだけに、オチの為にリボンの変化に気付いていなかったのはイマイチな感じ。
それ以外はニヤニヤ出来ました。
●銀魂
最終的にいい感じで終わるのは銀魂の長所、なんですが、巻きに入ったように急ぎ足だったので感慨が大してありませんでした。
せっかくの銀さんと沖田の決闘というシチュエーションを、生かしきれなかったように思います。
もうちょっと個々を掘り下げてくれた方が、良かったですかねえ。
●斉木楠雄のΨ難
心が読める斉木ならではのエピソード、ですが新年早々から大ピンチです。
しかし本人は気付いてないようですが、斉木は知る人ぞ知るいい奴には落ち着いているので、いつかは来たる道だったように思います。
これで2週間が空くのは狙い通りにやきもきしますが、唯一心を読めない燃堂の願いが鍵になるんでしょう。
●BLEACH
王悦の軽さはどう考えてもあの人です。似てますし。
どういう試練が行われるかはまだ分かりませんが、今までが一護(達)をある程度持ち上げで来たんですから、それなりの苦労は負う筈です。
しかし斬魄刀が直ってしまうと此処にいる意味が無くなる気がしますが…。一筋縄ではいかないのか。
●SKET DANCE
ゆるキャラ談義からボッスン人気で終わる、形を変えた定番ネタでした。
まあ実際に歯に絹着せずに人生相談まで出来るゆるキャラがいたら、結構な人気にはなりそうですが。
しかし作中の進行時間が早い早い。もう夏休みです。
これはもう、それなりの先を見据えたスピードに突入しているんでしょうかね?
●氷上布武(センターカラー)
大石さんなんで期待したんですが、漫画としては成立していましたがギャグ漫画としては成立していなかったように思います。
3人にまつわるエピソードが進行の上手さもあって結構重く、最終的には笑い所は無くなっていました。
じゃあコメディ多めのストーリーとして、とするにはギャグ成分がかなり強く、そんなテンションにはなれません。
話は無駄に良かっただけに、どちらか一方に重点を置いた方が良かったように思います。
●食戟のソーマ
うーん、この「制限された状況を今まで培ってきた技術で補う」パターンが続き過ぎているように思います。
ソーマはそもそも腕がかなりあるんですから、純粋な料理勝負を見せてもいいように思うんですが…。
鯖バーグも今までの料理に比べるとインパクトが薄く、挑む相手もそれ程魅力的ではなく、イマイチだったと言わざるを得ません。
●べるぜバブ
考えたら石矢魔の生徒は全員が全員、聖石矢魔に編入した訳じゃなかったんですよね。
メイン所が粗方揃っているんで、少し忘れていました。
さて、保育が一応のメインながら実際は石矢魔高校復活とそれによる波乱の前振り回だったように感じました。
東邦神姫も大半が3年生である以上、新たな勢力の登場は避けようがなく、また期待したいところです。
●新米婦警キルコさん
ハルが屑に戻っていました。と同時に、完全なドタバタ劇になった上にまたしても釈然としない話に。
別に詰め物したから何だと言う所だし、何故かキルコが救いましたな展開だし、呑み込みにくいと言いますか…。
このチグハグさが、どうも好きにならません。
●HUNGRY JOKER
「神」の面目躍如と言う所ですが、エウレカ持ちの2人だからある程度耐えているのか、ちと説明が多く、敵が攻めてる筈なのに間延びした感がありました。
その分鳥居小路が奮起した部分、ハイジが反撃に出た部分は魅せた感がありましたので、良かったですが。
此処でマブロを倒してしまうのか、どうなのか。
●こちら葛飾区亀有公園前派出所
前半の実質前振りな麗子話は特に面白みがありませんでしたが、メイドロイドやその商売想定ケースについては面白かったです。
現実と虚構が程良く混ざっていると言いますか、故にこち亀は未来予知的な話が出来るんでしょう。
実際売れそうですし、商売として成り立ってますよね。
●クロガネ
かなり面白かったです。
絵にも落ち着きがある故に最後のコマがくっきりと映え、全体を通して楽しく読めました。
色々言われつつも決めゴマは結構上手いと思うんで、試合場面では特にらしさが生きてきています。
ヒロトらしさを出した一本目…の後が多分肝心なんでしょう。
●めだかボックス
鴎も梟も何の見せ場も無し、鶴喰親子いい所無しです。
凄いかどうかよく分からないキャラが1コマで倒されてたり、一瞬で死んだりされた所で、何も感じません。
そもそも巻き過ぎにも程がある訳ですが、宣告でもされたんじゃないかってくらい拙速です。
これはファンすらポカーンとなったんじゃないでしょうか。
●クロス・マネジ
試合で見せるという、とっととやっておけば良かった展開がやっと出て来ました。
チームとしての長所短所、楽しそうな所、色々と描いている分だけ、何だか虚しさも湧き上がります。
豊口の良さも出て来た事ですし、やるべき事も少なくなってきたかな…。
●烈!!!伊達先パイ
真田メイン回でした。やはり人気があるんでしょうか?
SASUKEは何だかんだずっと仕えている訳ですから、それを再確認したような感じです。
と言ってもSASUKEと霧子以外は初めましてですから、ふーんやへーしか言えませんでしたが。
オチもあくまでベタ。最早持ち味の域です。
天野洋一にはネームを描ける原作を付けるべきだと思うんですがねえ。
- 2013/01/05(土) 06:36:11|
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ジャンプ本誌の感想は今年最後となります。
●ONE PIECE(巻頭カラー&表紙)
何となくですが、シーザーが持っている心臓はスモーカーの心臓では無いように思います。
シーザーの…と考えましたが、抜かれているのに気付いてないのは有り得るかが自信無し。
ミサイル女は魚雷ガールが思い切りよぎりました。懐かしい。
そしてモネの覚悟と、ドフラミンゴが冷酷ではなく冷徹なのが凄いなあと。部下が沢山いる訳だ。
●暗殺教室
イリーナを派遣した大元が来ました。と同時に転校生がもうすぐやって来る事も分かりました。次はちゃんと、人の形はしているようで。
一見シリアスなんですが、如何せんターゲットは殺せんせー。ロヴロと言えども「適任者」を判別出来るとは到底思えませんがね。
あんな動き、なーんの役にも立ちませんから。
●斉木楠雄のΨ難
燃堂のいい奴っぷりがこれでもかとばかりに発揮されていました。対して、両親の痛さっぷりも発揮されて楽しかったですが。
うっかり家にまで入り込んでますが、うっかり超能力がバレやしないか両親の口が滑らないかがちょっとドキドキしました。
まあ燃堂ですから、誤魔化すのは容易いでしょうが。
●トリコ
思いっ切り端折りました。
要はブランチが如何に優れているかを示す2週だったんですが、最後尾で他の参加者に比べれば劣る食材で勝負となった小松がどう突破したかもちゃんと見たかったです。
大変正直な意見として、ソーマの連載開始でその辺の詳細は重要場面以外は出さずに通すようにした?と、穿って考えを抱きました。
波乱の兆候も遂に出てきましたが、梅ちゃんはどう関わるんだろう…。
●ニセコイ
続きまして、マリーのターン。
各々の成績は大方予想通りでしたが、舞子の上位っぷりだけは意外でした。
個人的には、ひたすら直球勝負!がマリーらしさだとは思いながらも、17ページ目でもう一度の追試を考えるマリーがかなり良かったです。
Wヒロインに押されながらも独自からアプローチをする感じ、何かしらを抱えている点の改めての明示と、非常に優れた内容だったと思います。
●黒子のバスケ
得てして追う立場ばかりの誠凛が、プラン通りに試合を進められているのは珍しい感じ。
それだけ個人もチームも成長成熟している証なのでしょう。
黄瀬の非常に悲痛な決意、それを見ての黒子の出場と、盛り上がりがキッチリ立て続けとなる辺りが流石です。
そしてこのままオールカラーに繋がるんですから、2週間が待ち遠しくて待ち遠しくて仕方がありません…!
●ハイキュー!!(センターカラー)
日向のクイックの改めての驚異振り、それにより生きるまだ隠された部分をメインとして、烏野の優れた部分と至らない部分がしっかりと筆致されていた良回でした。
バレーボールは当然ながらターン制のスポーツで、ラリーや点数の動く様が静動両面で如実に描写される訳で、その魅力がかなり浮き彫りにされていたと思います。
●HUNGRY JOKER
アランはもう少し補助的や間接的な戦い方かと思ってましたが、正道に音波で戦ってきました。
アランの詳細を軸に各キャラクターの「らしい」立ち回りが敵味方問わずしっかり描かれていて、かなり面白く読めましたね。
エウレカvsエウレカは2回目となりますが、頭の良さそうな(本当に良い必要はなく、あくまで良さそうな)戦いを期待したいです。
●NARUTO
ネジが死んでしまいました…。先週と違い今度は完全に確定ですね…。
しかしあまり悲しく思えないのは、長門との戦いで全員復活をやっちゃったせいだと思います。
あれのせいで、最後にはどうにかなっちゃうんでしょ?という部分が頭に浮かんでしまうんです。
三代目の時は、もっともっと悲しかったのになあ…。
●BLEACH
まさしく食って終わりました。
多分次が肝腎…どちらも斬魄刀が傷付いてますし…ですから、今回は一種の説明兼箸休めの話となっていましたね。
それぞれが何かを開発したりしたとなりますと、麒麟寺は一体何が切欠で零番隊に入ったが気になるんですが…。
●新米婦警キルコさん
ハルが突然頭が良くなり、知秋が突然馬鹿になった印象でした。
特務捜査官って現場を知らないような悪典型的エリートでは無いと思うんですが、何を描きたかったんでしょうねえ。
あっちを立てる為にこっちを貶める、は話のやり方の基本ですが、それには本来それなりの土台や前振りが必要な筈。
3週使ってこれかと思うと、かなり無駄が多かったと言わざるを得ません。
●クロクロク(センターカラー)
かなり面白かった、が第一に来ました。
妖怪物、特に日常に根差した妖怪物と言うのが最近の読み切りのトレンドの様ですが、その中でも抜きん出ていた印象です。
若干見づらい箇所はあったものの、キャラクターの性格容姿、動機付け、話の進め方、変な勧善懲悪では無い点、小ネタなどかなり優れていて大変読み易く楽しめました。
NEXTから知っている身としては作品毎の成長が実感出来て良し、個人的には連載が待ち遠しい存在となっています。
●食戟のソーマ
田所のダメダメっぷりとソーマの実力がちゃんと描かれていました。
話の流れからして今回以外でもコンビを組むようですが、実技面ではソーマが引っ張り、学問面では田所が切欠やヒントとなる、てな感じになるんでしょうかね。
今回もそうですが、トリコとは違い「自分でも試せる知識、触れられる知識」がソーマの話の鍵になりそう。
あと、講師が無駄に厳しい訳じゃないのが妙に好印象でした。
●べるぜバブ
凄くあっさりと、実力通りに決着がついてしまいました。
これでは本当に、何の為にわざわざ哀場を引っ張り出したのやら分かりませんね。
バトルそのものには迫力がありましたが、この一連の話でそれを求めていたかと言うと…。また別の機会にやって欲しかったです。
あと、本物のサンタをそれなりに期待していたので、その点でもガッカリでした。
べるぜお得意の早巻きの結果でしょうか?
●SKET DANCE
何だかいい話っぽい所を随所に挟んでいましたが、やっぱり良い意味でショボいタイムスリップ回に終始しました。
ボッスントラブルの結末はそれなりに予想通りでしたが、変わった未来を突き進んでも何にも影響無さそうな感じが面白かったです。
記憶を残して確実に時間移動を行う。結構重大な事をしている筈なんですが…流石スケット。
●銀魂
この話はシリアス分が強過ぎる印象です。ひょっとしたら映画作業の影響があるんでしょうか?
珍しくギャグとシリアスのバランスが取れていないので、一連で一番どういうテンションで読めばいいか分かりませんでした。
クサナギや鞘子の秘密が明らかになるなどあったので、今回はギャグは極力抑えてくれた方がすんなり読めたり、楽しめたと思います。
●こちら葛飾区亀有公園前派出所
両さんの演説&金儲け話。ですが、今回はイマイチな印象。
日本版サンタに作者自身自信が無かったのが、いつものようにそれで推していく展開が無かったので、何の為に出したかよく分からなかったです。
オチは定番ですが、大ヒットしたってなら新しい商品も巨大人形も日本サンタで良かったような。
●クロガネ
久々に「面白い!」と読後に感じたかなりの良回でした。
引き分けという試合結果自体は予想通りでしたが、アメの剣道の凄さ強さ、お互いや周囲の心情葛藤、盛り上がりに効果、葉桜士道の真の実力と、合併号らしく非常に内容が詰まった試合でした。
特に士道が両手を使ってからの運びが素晴らしく、気持ち良く次に繋がったと思います。
これは次のヒロトの試合が非常に楽しみになりました。
●クロス・マネジ
何故これを早くやらなかった…と、何故先週のような入り方にしてしまったんだ…、2つの意味で残念に思ってしまいました。
話としては二人らしく、また部活動らしく進んでいて面白かったんですが、如何にもな無駄が今までに多かった以上、素直には楽しみきれませんね。
そうは言っても藤丘の実質的な初試合、どう描いてくれるかは気になります。
●めだかボックス
今回は本当に球磨川は悪くないと思います。球磨川だから殴られたり理不尽に襲われても仕方ない、そういうキャラだから…なんでしょうが、半袖はともかく善吉の印象がどんどん悪くなるような。
で、予想通り言彦出撃ですが、何故このタイミング?
梟の真意が伝わってから向かうとか、或いは梟が本当の目的を話した時に何かを察して向かうとかなら分かるんですが。
お陰で64万人のゆずりはが無残な事になるのは確定です。来なくてもめだかに勝てる気は微塵もありませんでしたがね。
●烈!!!伊達先パイ
定番話、クリスマスにイメージ外のサンタ登場と。
伊達カーニバルって、前に記憶を無くした時の原因となったものでしたっけ。
らしさはあったと思いますが面白かった、笑えたかと言われればそんな事は無く。
…高尾って、手紙か何かで言われたんですかね。
ジャン博も展示、グッズ販売無しか…。今でも黒子コーナーを設置していてくれているアニメイトに期待します。
- 2012/12/22(土) 23:09:09|
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ハンターは復帰するのか、しないのか…。
●ONE PIECE(巻頭カラー&表紙)
そう言えば誘拐目的だった事を、ルフィと同じく忘れていました。
取り敢えず同盟関係の情報がどこまで広がっていくか、シーザーの身柄はどちらが確保するかが気になります。
最終的に、海軍が身柄を確保する事になる…は流石に無いか。
●黒子のバスケ
小堀が意地を見せたり、連携が出たり、バスケとしての見所が沢山ありました。
そうなんですよね、練習で勝っても邪推の余地は幾らでもあるんですから、公式試合で勝たなければ意味が無い。
その点でで、再戦となった事に誠凛海常双方に意味があったなと思えました。
さあ後は火神の頑張りと、黄瀬が入ってきた後です。
●トリコ
小松を嫌うキャラが一人ぐらいいてもいい気はしますが、小松の特性の都合上難しいのかも知れませんね。
今のところ充分凄くはあるものの突飛な感じはしませんが、やはり調理で魅せてくれるんでしょう。
●斉木楠雄のΨ難
完全に狙った掲載順に笑ってしまいました。狙ったのが編集部なのか麻生なのかは、分かりませんが。
巻末の方の割に全作品用では無さそうなグッズが出ている辺り、連載期間はそれなりなのかな…?
斉木はジャンプを読んでると思っていたので、本誌卒業しているとは意外でした。
●NARUTO
あっさりし過ぎなので、死んでない気もします…NARUTOだから言い切れませんが。
それなりに出張っていたキャラの死?を淡々と描いたのは、多分狙ってたんでしょうが、何かスッキリしません。
●ニセコイ
いやあ、あんな形でも鶫にしては充分過ぎる頑張りだと思います。
遂に鶫も自覚らしきに至った訳ですが、同時に(このままなら)叶わない事も熟知しているでしょうから、何とも複雑な気分になります。
ポーラはこの先も出て来るんでしょうか?
●暗殺教室(センターカラー)
結構思い切った仕返しでした。
まあ正直、これぐらいされても仕方ない事してましたし、2人以外には損をさせずに事を運んでいましたが。
多数の生徒の明確な連携プレーは、これが初めてでしょうか?
それぞれのキャラの立ったいい仕返しだったと思います。
●食戟のソーマ
やっぱり不合格取り消しと相成りました。
総帥はひょっとして、創真が受験しに来た事を知っていたんでしょうかね?
でなければ、あれだけの舌を持つ孫娘の決定を覆しに来たりはしない気がします。
不遜な宣戦布告は、個人的にはかなり好きです。
●ハイキュー!!
伊達の強さがよく出ていた回でした。
そして相手の無知故に期待が持てる引きと、しっかり構成された内容となっていました。
惜しむらくはもう少し迫力とかが出ていれば良かったかな、と。
音駒戦はその辺がしっかりしていたと思います。
●BLEACH
卯ノ花さんの面目躍如は期待通りでしたが、まさか初代剣八…猛者だったとは意外や意外。
て事は、専門外である筈の回復であそこまで登り詰めた事になるのでしょうか?凄いですねえ。
剣八パワーアップフラグも願ったり叶ったりです。訳も分からない内に負けて終わりじゃ、剣八じゃないですから。
●烈!!!伊達先パイ
またしてもの定番ネタ、銭湯でした。
しかも金持ちの知り合いが奇怪な改造を施しているとか、かなりベタ。
ベタは別にいいんですが、もう少し伊達らしい持ち味が出ていれば良かったかも。
今回の話も捻りも、何か際立ったものは無かったように感じました。
●べるぜバブ(センターカラー)
えー…、というのが正直な感想です。
此処まできて殴り合いだわ、図ったような哀場登場だわで、始まる前に期待していた部分はかなりの肩透かしとなっております。
特に、あくまで石矢魔と聖石矢魔の祭である以上、他校生の哀場はいらなかったと思います。
神崎パー子ペアの健闘とか、あって良かったんですがね。今までの勝負がいきなり消化試合くさくなってしまいました。
●HUNGRY JOKER
展開がなかなか早いのは良いと思います。その分だけ不安は常に過ぎりますが。
エウレカは組み合わせる事で更なる(危険性と表現されていましたが)可能性を生むなど、興味深い一面も出て来ました。
そして早速の敵襲来ですから、その辺りを楽しみにしたい所です。
●SKET DANCE
まさかのタイムトラベル物、と思ったらスケットらしく「しょぼい」タイムトラベル物が始まりました。
短期間でああなる、はスケット団では結構ある気もするんですが、やはり何かの依頼絡みなんでしょうかね。
最終的にはやっぱりボッスンが痛い目を見て終了でしょうが、過程を如何に捻ってくるかに注目したいです。
しかしキャプテンも、よくそんな危ない物を持ち込んだものです。
●新米婦警キルコさん
今回のハルは何も悪い事はしていないように思いますが、日頃の行いのせいなんですかね?
この作品はそういう、イマイチ腑に落ちない運びが多いように思います。
で、立ち直らせたのは頑張ったハルではなく署長と、綺麗に纏めはしましたが何故そうなるのと言う感じ。
署長は別に今まで、そういう大人なや上司な立ち回りはしていませんでしたし。
●クロス・マネジ
恋愛と部活の両面を一挙に話に持ってきたのは良かったと思いましたが、展開はかなり強引の一言。
中原はラクロスにはあくまでシビア…と見せたいんでしょうが、あそこまで豊口を悪し様に言われては只の薄っぺらにしか見えません。
しかもその中原も気付かなかった特性に櫻井が気付くのも、かなり変な話。
恐らくやりたかった展開なんでしょうが、もうちょっとどうにか出来ただろうにと溜め息を禁じ得ませんでした。
●銀魂
結局意識を持っていかれたのか…。やっぱりギャグかと思った所への更なるシリアスへの切り返しに、イマイチ気持ちが付いていきません。
沖田が完全に乗っ取られるとは思いませんが、やはり銀さんとの対決は使い手の意識ありでやってほしかったのが本音です。
クサナギがどう折れた心を奮い立たせてくれるか次第で、このエピソード全体の出来が決まるように思います。
●クロガネ
嫌みな強さですね。しかし、期待に違わずらしい強さでもありました。
雲鶴の面子は他流との経験皆無な以上、朝霧は最悪の相手なんでしょうね。
士道が負けるのは余り見たくないので、中堅戦は引き分けを希望します。
●こちら葛飾区亀有公園前派出所
季節に則ったサンタ話。そこに檸檬が絡む事で、酸いも甘いも交わった形になっていたと思います。
こういう時は空き巣の自首のように、細部まで正しい流れやスッキリ感が生まれるオチになり易い気がします。
色々言われる超神田寿司ですが、こういう話をくれるので結構好きですね。
●めだかボックス
断言出来ますが、あんな太いネジには人間刺さりません。
それは横に置くにしても、球磨川に勝負とは違う明確な目的があったので、期待していたチートvsチートにはならずにあっさりとした決着が付いてしまい、かなり残念です。
また勝てないにしても、もう少し見せ方はあると思いますが。
あと、めだかが幾らピンチ顔を見せようが負ける要素が無い勝負はどうにも燃えません。
ジャンフェス行きたいなあ…。
- 2012/12/17(月) 20:10:20|
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ジャンフェスのお詫びページは、開催されるまで載るんでしょうね…。
●ONE PIECE(表紙&巻頭カラー)
やっとこの展開です。
頭数が揃っている訳でも無い敵だったので、とっととスカッとして欲しかったですが、魚人島同様足場固めの意味合いが強い話ですから致し方ないんでしょうか。
ぶっ飛ばして次週、では無かったのでまだ何かありそうですが、それなりに速やかにいって欲しいです。
●NARUTO
おお、集団戦闘らしくなってますね。やってる事はコンクリ固めですが。
流石に多少なり痛手を与えないとこれだけ集った意味が無いですが、どうなるやら。
オビトとマダラ…特に五影総出でどうにもならなかったマダラが、ただで済む訳はありませんが。
●暗殺教室
ページ開いて噴くのは何度目でしょうか。毎回卑怯です。
珍しく今回は意趣返しの話ですが、E組の立場や理事長の理不尽さが過不足無く描かれていて、「やっちまえ!」と素直に思える展開にはなっていました。
まあ、マッハ20が付いてるんですからバレはしないでしょう。素直に楽しみたいです。
●トリコ
スイムはすぐに終わらず。腕で巻き返せばっても、最下位から優勝は流石にねえ…。
更に新キャラ登場ですが、彼の凄さを見せる為にか紹介された他の料理人のフルコースが如何にもショボいのが気になりました。
其処こそまさに腕で、かも知れませんし、かつて紹介された四天王のフルコースとの兼ね合いもありますが、レベルがインフレしている上に分かり易い作風がありますから、もうちょっとレベルは上げて良かったと思います。
●ニセコイ
鶫を狙う側、というのは新しい切り口です。狙う理由は相変わらず穏やかですが。
昔のデリカシーの無さは恋心を知らない故でしたが、それ故に今は分かり易過ぎて付け込まれてしまいました。
でも楽のキスをどちらに渡しても今後シコリが残りますし、どう落とすかが見物ですね。
●黒子のバスケ(センターカラー)
海常が泥臭くて熱くて良いですね。海常はこういうプレイが似合いますし、桐皇や秀徳、陽泉や洛山では何か違うと思います。
誠凛は今は空いている側から攻めているようですが、ここからは火神から強引にいって点差を付けるのでしょうかね。
あと、一番緩んで舐めてたのはアンタだろとは言ってはいけないでしょうか。
●BLEACH
麒麟寺のフルネームが分かりました。そして施設頼みって事は、個人能力では卯ノ花の方が上なのかな?気になります。
また、霊王が期待に違わず胡散臭さ満点です。
藍染は言ってる事は確かの筈ですから、完全な味方側ともならないでしょう。どう絡んでくるやら。
●新米婦警キルコさん
いつになく微妙。
もうちょっと人気者になったキルコの奮闘を描いた上で今回、ならキルコの心中いかにになるんですが、これだと只の我が儘でらしくないです。
作者は、今まででもキルコが比較的好感度良く映っている事に気付いていないんでしょうか?
そしてハルはかなりいらない子になってますね。
●斉木楠雄のΨ難
斉木の日常話、今回はギャグや笑いというよりはコメディタッチで読めました。
石に躓いてサマーソルト、そこから派生しまくって大惨事、はギャグの定番ですが、最後はしっかり防ぐのは斉木らしかったです。
●HUNGRY JOKER
最後2ページだけが微妙…、せっかくエウレカを持つ者同士が相対したのですから、完全な敵味方とは言わずとも、ちょっとくらいは交えて欲しかったです。
そして何より、こういう序盤での勧誘話は余り良い傾向では無い気がするんですが、ネットの評判通りになってしまうのか…。
●HUNTER×HUNTER読み切り
読後感としては、拍子抜けでした。そして、先週の巻末コメントに思わぬ形で納得しました。
今回の読み切りは、あくまで連載中に間に挟まって掲載され、あくまで来週以降も連載が見られる形や内容で初めて成立するんだと。
だから何か物足りないし、引っ張る感じがするし、読み切りのようで読み切りでない感じがしたんでしょう。
10年遅かったですねえ。
●食戟のソーマ
不合格かい!と思わずツッコミ。
流石に明らかにおかしい裁定ですから、どこかで拾われるとは思いたい所ですが…。
料理は美味しそうでしたね。ふりかけで食べる親子丼って感じで味も良い意味で想像し易かったです。
作るとなると、なかなか大変で意外と難しそうですが。
●ハイキュー!!
試合前の高揚感がそれなりに出ていて、烏野面子の描かれ方は良かったと思います。
ただ伊達工業側の描写はイマイチ足りていない印象で、さして因縁の相手という感じは伝わりきっていません。
これから描いてくれるんでしょうが、それなら青葉城西の方が余程…と思えてしまいます。
●銀魂
シリアスになりませんでした。焦点が一つに定まったのは良かったですが、何だか真剣勝負は期待しにくくなって残念です。
鈍の理由がクサナギの心根ってなら何とかなりそうですが、古傷となるといきなり治っても変ですし、どうするんでしょう。
若干行き当たりばったりな気がしてきます。
●べるぜバブ
多分もっと行き当たりばったりです。巻いてる感が満々で、楽しみな対決が味気ないものになってしまいました。
今回の話はウケがイマイチなんでしょうか?(べるぜはイマイチの話はとっとと巻く傾向がある。)
それとも決勝戦やその後のサンタがあくまでメインディッシュで、ここまではあくのあくまで前座なんでしょうか?
●めだかボックス(センターカラー)
前半極めて微妙、後半はかなり良しと、かなりの両極端。
めだかが直線的とは初耳です(直近だとしりとりでは非常に回りくどい事をしてましたね)。
しかもスタイルが身に付いたかもの感慨無く寿を倒したのに、スキルを使える筈のかけがえ戦は無駄に苦戦しています。とっととマイナススキルを使って倒せばいいじゃないですが、使えると言ってたんだし。
変わって球磨川vs半袖はなかなか楽しみです。
消された善吉はまあ戻ってくるからさて置き、球磨川のこの雰囲気は久々ですし、チートvsチートらしい戦いを期待したいです。乱入が無ければですが。
●SKET DANCE
懐かしい話ですね。そして2年前にも思いましたが、やっぱり弱くないよねこのパーティー。
適当極まりなかったスライムという職業をちゃんと生かした展開、話になっていましたし、ボッスンが貧乏くじを引くのも御約束。
今度こそ倒せるでしょうか。2年後に。
●クロガネ
久々に良い展開です。今度こそ引き分けではなく勝って欲しいですが、後に控える面子を考えると厳しそうです。
しかし相手の強さの理由、青春の強くなったポイントと葛藤、どちらも上手く描けていて楽しめました。
これをコンスタントに出来ていれば…。
●こちら葛飾区亀有公園前派出所
イマイチ回。強引な都合の良さだけは両さんらしい解決法ですが、何か無理矢理昔のノリを持ってきたみたいで痛々しかったです。
最近の両さんはもっと上手く事を運びそうなだけに、違和感を覚えずにはいられませんでした。
●クロス・マネジ
ラクロス話、と思いきや2人の恋愛話に流れてしまいました。
豊口のチーム内における特色が気になったのに、少し肩透かしな印象。
ただまあ、部活描写を疎かにせず恋愛に触れてはいたので、以前までのような嫌な焦燥感は起こりませんでしたが。
●烈!!!伊達先パイ
定番と言えば定番のメカネタ。ただ暴走っても、言う程本物との違いは無くて面白みが生まれていたかは…。
故障してメカは片倉を許すけど本物はそれは認めず…とか、或いはもっとガッツリ共闘とか、何かメリハリを効かせて欲しかったです。
ジャンプヒーロー大集合…誰がどれだけ集まるやら。しかし何もかも未定と。
- 2012/12/10(月) 15:28:18|
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今週号と来週号にHUNTER×HUNTERの読み切りが載ります。
あと、カレー王子はスルーします。アンケートの表側にもありませんし。
●トリコ(巻頭カラー)
またしても、実質の料理人紹介だけで終わりました。
不穏な空気、美食会の影が無いならこれでもまあいいんですが、そういうのをやってきただけに少し物足りなかったかも。
そもそも小松はスイムで食材を穫れるんだろうか…。
●暗殺教室
やはりオーバーホールされてしまいましたね。しかし最後はちゃんと良い話で終わり、暗殺らしかったと思います。
あと、兵器として量産化するなら協調機能はあっても損では無いと思うんですがね。より商品としても優秀になりますし。
そう言えば、刺客はもう1人?1体?いるんですよね。来週出て来るんでしょうか。
●ONE PIECE
ローがスンゲー!!!!
要するに、実質その場で足踏みしていたヴェルゴと、前を見ていたローとの決定的な差が、この一瞬の決着に直結したって事でしょうか。
そして錦えもん、それ息子違う。だけどこの逆走が後々プラスに…てのがワンピースにはよくあるが、さてさて。
●HUNTER×HUNTERクラピカ追憶編(センターカラー)
来週にはぶっ壊されるんだよな、此処…。とか思いながら読んでいると、何かそわそわする読み切りでした。
肝心なのは来週とは言え、クラピカの喋り方のルーツなどが分かって面白かったです。
…でも来週叩き落とされるんですよね。
●黒子のバスケ
火神が非常にエースらしく、冷静でした。対して黄瀬は焦りから食ってかかってましたが、此方は笠松が冷静でした。
サラッと黄瀬の入部時が描かれていましたが、だから黄瀬は負ける以前も笠松にある程度従ってたのかと得心。
黒子もタダでは戻って来ないでしょう。
此処から時間は飛ぶのか、飛ばないのか。リコの不安は大体当たりますが、此方も気になります。
●NARUTO
忍連合が遂に集合しましたが、…八尾の尾獣玉を軽く弾いたのを見たら、来たからってどうにかなるようには思えないんですが。
となると、求められるのは時間稼ぎか突破口の発見までですね。あとは五影がどうなったかが気になりますが、来週ですかね。
●新米婦警キルコさん
今回はまだ良かったと思います。キルコの空回りと、役に立ちたい気持ちに対する報われがそれなりに描かれていましたし。
しかし翻って、ハルの駄目人間さはどうにかならないんでしょうか。正直、面白さに繋がってませんし。
最後に出てきたのはダブルバレットのキャラクターでしたっけね。
●斉木楠雄のΨ難(センターカラー)
珍しくメイン(今回は鳥束)が人助けをしたのに痛い目を見るという、勇者学に近い作風でした。
とは言え最初に鳥束の不届き具合を描いてましたし、本人はそれなりに報われてましたが。
で、犯人誰?斉木がとっちめてそうですが。
●BLEACH
あれは…グリムジョー?
生死不明とされていた以上は出て来るだろうと思っていましたが、何か結構馴染んでますね。
そしてフルブリングの面々も再登場(そういや死んだんだったら出て来れる)し、総力戦の様相を呈してきました。
そう言えば藍染が、霊王は胡散臭いみたいな言い方をしていたと記憶していますが、どんな奴なんでしょうね。
●SKET DANCE
ちと肩透かし。
錚々たる面々が揃っての体育祭ですから何週かに渡って描かれるのを期待しましたが…、1週だけですか。
写真から振り返るという手法は上手くいっていたし、笑えもしましたが、やはり残念な気持ちは消えませんね。
●ニセコイ
小野寺回でしたね。
楽と小野寺のすれ違いがベタながらもおかしく、あくまでポジティブに考える楽とネガティブになりがちな小野寺の良さが出ていたと思います。
しかし楽、何も言わずにリボンを触ったり必要に迫られてお姫様抱っこしたり、乙女心を誑かし過ぎです。
●HUNGRY JOKER
ネットで図らずもチラリと評判を見てしまったし少し構えてましたが、良かったと思いますよ。
よく考えなくても千歳は普通の大学生ですから、逃げますよね。
それを何の感情も表す事無く連れ戻しに来たのもハイジらしいですし、怒涛の流れから一旦落ち着く話として面白かったです。
んで、林檎を齧ってから話をしながら滑走路に家を運ぶとは、早くも自在に操ってますね。
次からはまたバトってくるでしょう。
●食戟のソーマ(センターカラー)
嫌みったらしいのがこれからも絡んでくるのかと思いきや、逃げちゃいました。
お嬢様が神の舌である事、性格、立場を端的に表せていたと思います。
食材が卵って事で読み切りの卵ご飯を持ってくるかと読んでいたら、ふりかけご飯という別の料理。単純に来週が楽しみです。
一つ気になったのは、幸平という珍しそうな名前に引っかからなかったって事は、親父は本当に知る人ぞ知る料理人だったんでしょうか?
それとも来週判明する王道パターンでしょうか?
●銀魂
沖田、鞘子に何してんだよwww
多少気になっていた銀さんvs沖田が、こんな形で実現するとは…。そしてクサナギは本当に鈍だったんですかね。
千兵衛がエクスカリバー星の…は外れてそうですが、本来こっちが本流でしょうから、此方と戦う為に銀さんvs沖田が中座となる予感はします。
●ハイキュー!!
当たり前ですが、あっさり勝ちました。ダラダラ描かれても困りますし、烏野の実力を鑑みればこんなものでしょう。
今回の主眼は勝者と敗者でしたが、作風らしく端的かつ爽やかに描かれていたと思います。ジャンプよりマガジンって感じでしたが、良かったです。
●べるぜバブ
少し楽しみな対戦でしたが、これまたあっさり。
あくまで古市と神崎がメインだったせいで、葵が言った「世界が終わる」の意味が相当にぼやけてしまっていました。
特に花澤は手際がかなり良かっただけに、さしすせそが分からない前半は何だったんだ状態に。
カップル要素も全然でしたし、正直組み合わせの期待感からするとイマイチでしたね。
●こちら葛飾区亀有公園前派出所
毎度恒例、商店街話。
昔の両さんが欲目を出して痛い目を見る話ではなく、近年の両さんが詳細を発揮しきる話でしたね。
比較的無難でしたが敢えて言えば、最初にデパートの例を挙げたんですから、もう少し商店街ならでは古さや独自さの部分で儲けを取って欲しかったです。
●クロス・マネジ
だーかーらー、何でとっととこういう話をしなかったのかと強く言いたいです。
櫻井がちゃんと全部員を見ていた事、豊口の強引ながらも人を惹き付ける面、両方がよく出ていて部活物としての良さも描けていたと思います。
それだけに、恋愛がどうとかをやる前にこれをすべきだったと強く思います。
こうやってラクロス部に櫻井が必要な所を見せてから、部活を抜けてしまうか否かを描けばよかったのに…。
●烈!!!伊達先パイ
メイドは票が取れるんだろうか…。
個人的にはネガティブ妄想があまりにも読み辛いので、面白いとは思えないキャラクターなんですが。
しかし、吹雪の中で暴走する喜多さんに追い付く愛さんは何気に凄いな。
●めだかボックス
えーと、やはりスタイルが何なのかサッパリ分かりません。
そしてめだかに通じれば会った事も無い言彦に通じると思い至るのも、サッパリ分かりません。
更に、例え共感、共鳴、共振のいずれかを満たすのが条件とすれば、乱神モードには効かなかったのと同じく守るべき半袖にすら攻撃をした言彦にも効きそうにないんですが。
不知火不知編に入って、ますます整合性無視や意味不明度が増している印象です。
●クロガネ
雲鶴の良さ…洗練された剣道は、先週見たかったですかね…。
比較的粗暴な所を見せていただけに、あるべき形なのに少し違和感を覚えてしまいました。
ただし盛り上げる所はちゃんと盛り上げてくれたので、純粋に対戦を楽しみにしたいと思います。
…最後の華となりそうですしね。
145ページを見て、改めて涙腺が刺激されたのは秘密です。更に巻末コメントで、別の意味で涙腺が刺激されたのも秘密です。
- 2012/12/03(月) 16:04:08|
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今週はトリコが休載です。
●食戟のソーマ(表紙&巻頭カラー)
NEXTの読み切りよりも主人公・創真の見た目年齢が下がり、悟った感じが減って身近さが増えていました。個人的にはプラス要素。
エロリアクションは…頻度が増すんでしょうか。クドくならないか、少し心配です。
しかし流石に絵も話も上手く、やや強引な展開も含めてしっかりと少年漫画をしていました。
主人公が置かれている立場、実力、目標はちゃんと詰め込まれてましたね。次回も期待します。
●ONE PIECE
改めての状況整理、シーザーの非道さを再確認するような回でした。
いつでもしっかり殴ってくれるルフィには安心?出来ますし、茶髭に助けが入ったのは良かったかなあと。
ただ、此処に入るまでが少し長かったように思っちゃいます。話のデカさからしたら致し方ないんですが。
皆も多分、乗り込んだからには早くブチのめして欲しかった筈。
●ニセコイ
状況整理と言うか矢印整理が終わり、久し振りに日常に舞い戻ってきました。
しかし千棘は正直に言えば、怒りながらもちゃんと教えてくれると思いますよ楽さん。
この辺が微妙な鈍感さに繋がってるんでしょうかね。
あとクロードが関わってきた回のオチは安定してますね。もう威厳など1ミリも無い。
●暗殺教室(センターカラー)
そりゃあ邪魔だったろう…。
とは言え、固定砲台を一旦無力化したのが生徒だったのは、いい意味で裏切られました。
殺せんせーが教師として「廊下に立ってなさい」をすると予想してましたが、確かにこの方が反論の余地が無い。
そして全身表示は予想済みでしたが、その改造を殺せんせーがするとは…。
予想出来た展開の筈なのに笑ってしまったのは、その辺の上手さがあったからですね。
●黒子のバスケ
ファントムが真っ向から破られました。しかもキセキの黄瀬ではなく、笠松単独に。
理屈は「一瞬でも納得がいく理論」が出来ていたと思うんで、素直に感心しました。てっきり左手に秘密があるものとばかり…。
しかし此処でも火神への視線誘導を要素に加えたのは、正直蛇足ですね。理屈上は、そういうのは無しでも成立する筈…残念。
しかし黒子が言う程ショックを受けていない事、その理由が火神の頼もしさにあった事はとても良かったです。
●斉木楠雄のΨ難
照橋さんが痛い目を見る話…で終わり切らないのが、斉木の良さなんでしょうか。
斉木と燃堂&海藤との好感度の違いは、心を読めるからこその違いでした。
照橋さんは斉木のせいで結果的に災難に遭いましたが、目的は果たせたと言っていいのかな?
しかしマジ汚え…。
●NARUTO
十尾が充分強さの描写がされているにも関わらず余り凄そうに見えないのは、他の尾獣に比べて化け物感が強過ぎるせいでしょうか。
あと、最後の所は一体何が起きたのかが数回読み直さないと分からず、スゲー感が相当削られてました。
今回は正直イマイチですね。
●HUNGRY JOKER
ニュートンに限らず、大発見にはエウレカという名の神の介入があった…でいいんでしょうか。
これからは世界を巡りつつ「神」と戦い謎を解いていくんでしょう。
もうちょっと大ゴマを使えばいいのにな…と思いつつも、やっぱり今回も楽しく読めてました。
やっぱりハイジが格好良いからなんだろうか…。こういうキャラは好きですね。
●新米婦警キルコさん
本来なら暴走しがちだけど憎めないキルコさんによるドタバタコメディ…なんでしょうけど、ハルを始めとする周りがダメダメなのがマイナスです。
今回の話にしても、何だかんだ言ってもキルコさんが頑張らないと事件解決とはいかなかったので、暴走よりも周りの情けなさが目立っていて面白さに繋がってないんですよね。
ロケットランチャーは一発だけで、その結果ハルが犯人確保目前だったのに…ならまだ笑えた気がします。
●SKET DANCE
物理的に先週の銀魂を読んでから今週の話は描けないんだが…、この辺は師弟ならではな感じです。
キリの親父はもう少しマトモなのを想像してたのに、これだと中学の話が無くてもいつかグレますよね。
ボッスンが器用さを見せ付け、オチ要員として椿がアクセントになる、と双子ならではの構成になってました。
あと、ヒメコを誘うか一応考えてあっさりやめるボッスンがさり気なく良かったですね。いい関係だ。
●ハイキュー!!
最後のページ、まるで悪役ですな。今回に限らず、烏野のこういう描かれ方は一貫していますね。
まあ今回は会場に烏野メンバーを見せ付ける話なんで、特に目新しい所は無し。
基本的に格上とばかり戦っていただけに、ちゃんと部員が強くなってるのを確認したって感じでした。
●BLEACH
まあ零番隊のこういうノリは予想の範疇か…。
しかし隊長達が悉く格下みたいな扱われ方をするのは、イマイチ零番隊が魅力あるキャラか掴めていないのもあって単純に不満です。
特に、卯ノ花隊長には治せないけどリーゼントなら治せる、てのは個人的にはかなりマイナスでした。
あの卯ノ花隊長すら治しきれないとなっていたからこそ、今回の戦いの絶望感が増幅されていたと思うんで…。
そこすら単純な力不足とされてしまうと、げんなりしてしまいました。
●銀魂
2話くらいの刀探し話になると思いきや、怪しい侍?や沖田が関わってきて長編の匂いがしてきました。
今の所クサナギには共感出来るような出来ないような…な感じなんで、今後に期待したい所。
エクスカリバー星人が流動金属体って事から、刀と思わせてあの侍自身が星人…と予想してみます。
あと、形見の刀は忘れられそうですね。
●こちら葛飾区亀有公園前派出所
漫画大賞から話が始まって両さんの得意なエロ漫画にいったと思ったら専門外のジャンルに…と思いきや、漫画どころか本すら関係無い所に飛んでいきました。
ある種の昔からある御約束みたいな話でしたが、両さんも体を張る以外は損をしないのは少し珍しいかな…?
ウィキペディアはメタネタではなく、本当に載ってるって事でいいんでしょうか。
●クロガネ
絵が加速度的にクドくなってるのが気になるなあ。
馬鹿にされ易いこういう展開ですが、外連味満天な感じなんで結構好きです。
その分、正統派な面々(特に白零)が割を食わなきゃいいんですが、大体食われると言う。
●べるぜバブ
出馬・邦枝ペアは終始らしさが出てるわチグハグさはやっぱりあるわで面白かったです。
特に葵の空回りが笑えましたし、その分腹を据えた時のギャップがいい感じでした。
対して東条・静ペアは、静御前の奮闘ぷりは良かったですが、ページ数の少なさもあって正直無理矢理感が強過ぎました。
それならもうちょっとアッサリ勝てるテーマで良かったような…。
●クロス・マネジ
だからこの展開をとっととやっておけと。
櫻井のマネージャーとしての頑張りや苦悩が最近ようやく出てきましたが、遅過ぎる感が物凄いです。
今までラクロス部が半端にしか描かれてこなかったお陰で、「ラクロス部どうなる?」ってのが薄っぺらく見えてしまってます。
話自体はいい筈なんですが、残念。
●めだかボックス
…一旦廊下を逆走しようという発想が何故出て来ないんだろう。スキルやスタイルを駆使すればいいのに。
例えば時間に追われていて逆走する時間すら惜しく感じる、てならまだ前進をやめない理屈として成立するんですが。
あと、何で人質が成立する前提なんだろうか。
当主たるめだかはともかく、他は手を掛けてはいけない理由が無いような…。
他にもありますが、とにかく引っ掛かる所が沢山あるのがダメですね。いっそ理屈ぶらなきゃいいのに。
●烈!!!伊達先パイ
今回は恋愛要素を推し過ぎて、笑える要素は無かったように思います。
記憶喪失の戻り方も普通ですし、ギャグに繋がる場面が全然無かったような。
伊達先輩は伊達被れな所とシスコンな所以外は案外マトモ、なキャラなんで、記憶喪失で真人間になってもそれ程面白くはならなかった感じですね。
来週はハンターが読み切りで帰って来ます。楽しみで楽しみで仕方無いですねえ。
- 2012/11/27(火) 09:45:09|
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